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2021.5.31 ( UPDATE )

【WiMAX初の5G対応!】注目のモバイルWi-Fiルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」を紹介

次世代の通信技術として注目を集めている「5G(ファイブ・ジー)」が、いよいよ「WiMAX(ワイマックス)」でも利用できるようになりました。

すでにWiMAXを利用中の人はもちろん、モバイルWi-Fi(ワイファイ)をこれから使ってみたいと考えている人にとっても快適なインターネット環境を手に入れるチャンスかもしれません。
そこで、この記事ではWiMAXの5G対応プランや、5G用のルーターについて紹介します。
あわせて、WiMAXが5Gになると何が変わるのかについても解説します。

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新登場の5G対応プラン「WiMAX +5G」とは

2021年4月8日、UQコミュニケーションズは、WiMAXの5G対応版「WiMAX +5G」をスタートさせました。
国内で利用できるWiMAXのプランは同社のものか、プロバイダーなどの事業者が独自のサービスを付加して提供しているもののどちらかです。
ここでは、UQコミュニケーションズの5G向けプラン「ギガ放題プラス」について紹介します。

WiMAXの5G対応プラン「ギガ放題プラス」の特徴

「ギガ放題プラス」は、5Gの高速通信に対応した新プランです。
その通信速度は従来の440Mbpsを大幅に超える、最大2.2Gbpsとなっています。
ベストエフォート値(理論上の最大速度)とはいえ、1Gbpsの光回線を上回る驚きの速さです。

速度に注目が集まりがちですが、これまでの「ギガ放題」プランに比べて制約が少なくなっている点も、「ギガ放題プラス」の嬉しいところです。
従来プランでは、直近3日間の通信量が10GBを超えると、混雑回避のための速度制限がかかっていましたが、この条件は15GBにゆるめられました。
オプションで利用できる「ハイスピードプラスエリアモード」の月間通信容量についても、7GBから15GBに拡充されています。
また、容量超過時の速度制限が「ハイスピードモード」にもかかってしまうという制約は、「ギガ放題プラス」では撤廃されました。

気になる利用料ですが、「ギガ放題プラス」は月額4,818円(税込)と、少々値上がりしています。
ただし、「WiMAX +5G はじめる割」を適用すれば、最初の25ヵ月間は月額4,268円(税込)に割引されます。
従来プランと同額なので、既存ユーザーも乗り換えやすいでしょう。
「プラスエリアモード(LTEオプション)」の料金も、従来の1,105円(税込)とほぼ同じ1,100円(税込)となっています。
とはいえ、あまり確認せずに登場したばかりのプランに飛びつくと、後悔することもあるかもしれません。
このあと5Gについて詳しく説明していきますので、ぜひ最適なタイミングと方法で快適なインターネット環境を手に入れてください。

5G対応ルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」のスペックをチェック!

「ギガ放題プラス」を利用するには、5Gに対応したルーターが必要です。
ここでは、「WiMAX +5G」で利用できる「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」について紹介します。
WiMAXのルーターには、家族で一緒に使える据え置き型もありますが、本機は持ち運んで使えるモバイル型のルーターです。

対応する通信速度は、「WiMAX +5G」で最大2.2Gbpsとなっています。
また、従来の「WiMAX 2+」とauの「4G LTE」にも対応しています。
Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz対応)に準拠し、最大10台までの端末を接続可能です。
Wi-Fi接続しかサポートしていないパソコンやタブレット、ゲーム機などでも、本機と一緒に持って出かければ場所を選ばずインターネットにアクセスできます。
5Gの性能をフル活用するのに十分なスペックといえるでしょう。

モバイルWi-Fiは、持ち運びやすさも重要です。
本機は、重量わずか約203gという軽さで、かばんやポケットに簡単に入ります。
コンパクトサイズながら約5.3インチの大画面を搭載しており、今いる場所の電波状況や、気になる毎月のデータ使用量も一目で確認できます。
バッテリーも5000mAhと大容量なので、外出先でも充電切れを心配する必要がありません。
動画やゲームはもちろん、オンライン授業やテレワーク、ワーケーションなどにもおすすめです。

5G対応ルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」の使い方

「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」をはじめて起動すると、初期設定画面が表示されます。
画面の指示にしたがって通信モードやWi-Fiの設定を進めていけば、すぐに準備が整います。
出荷時にはフル充電されていないので、最初はしっかりと充電しましょう。
別売りのACアダプタを使うか、パソコンのUSBポートにつなげば充電できます。
充電中は、背面に備えられたスタンドで自立させることもできます。
ロック画面に時計とカレンダーを表示させる機能もあるので、見やすい場所に設置すれば卓上カレンダーとしても便利です。

通信モードは、「ギガ放題プラス」で利用できる2つのモードに対応した

  • スタンダード
  • プラスエリア

の2種類が用意されています。
初期状態では「スタンダード」が選択されており、「WiMAX 2+」と同等のエリアで通信が可能です。
より広いエリアに対応するには、「プラスエリア」に切り替えます。
オプション料金が発生しますが、auのサービスと同等のエリアで通信できるようになります。
通信モードの切り替え手順は、ホーム画面のメニューボタンから「通信設定」を選ぶだけなので、迷うことはないでしょう。

15GBの月間通信容量を超えない範囲で「プラスエリア」を使うようにすれば、速度制限を回避しながら常に快適な状態を保てます。

「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」については、下記メディアの記事で詳しく紹介されていましたので参考にしてみてください。

Galaxy 5G mobile Wi-Fiの評判は?スペックやレビュー、おすすめプロバイダーを紹介

WiMAXの5G対応エリアは限定的

WiMAXの5G対応エリアは、まだまだ限定的です。
サービスを提供するUQコミュニケーションズは、2022年秋から「WiMAX 2+」の電波を順次5Gに転用していくことを発表しています。
これにより、従来のWiMAXは今後少しずつ5Gに置き換えられていくことになりますが、当面の間は「WiMAX 2+」が主流の状況が続くと考えられます。

自宅やよく行く場所の対応状況を知りたい場合は、公式サイトのエリアマップをチェックしてみましょう。
調べたい場所をピンポイントで指定して、5Gの対応状況を確認できます。
もしかしたら、運よく5Gを体験できるカフェなどが近くにあるかもしれません。
それ以外の場所では、「ギガ放題プラス」に加入していても、「WiMAX 2+」か「4G LTE」による接続となります。

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よく聞く「5G」ってそもそも何?

5G対応ルーターを説明してきましたが、この「5G」、意味があいまい…という人も多いのでは?
そのため、ここであらためて、5Gについて説明します。

「5G」という用語は、「第5世代移動通信システム」の簡単な呼び方です。
「G」の部分は「世代」を意味する「generation」の頭文字なので、「モバイル通信の5番目の方式」という意味だと考えておけば差し支えありません。
モバイル通信の性能は3Gから4G、4Gから5Gへと世代が変わるたびに劇的に向上してきました。
5Gへの移行が完了すれば、通信速度は現在の20倍にもなるといわれています。
とはいえ、5Gの普及にはもう少し時間がかかりそうです。今のうちに、「5Gとは何か」について理解しておきましょう。

「WiMAX 2+」や「4G LTE」との違いを理解しよう

5Gについて理解するには、「WiMAX 2+」や「4G LTE」について整理するのが早道でしょう。
それぞれがどのような通信方式なのかを振り返ったうえで、5Gとの違いについて説明します。

WiMAX 2+とは

WiMAXは、4Gや5Gとは違う進化をたどってきた通信方式です。
「WiMAX 2+」は2013年に登場したもので、旧バージョンのWiMAXと比べて大幅に速度が改善されています。
旧バージョンは2020年3月にサービスを終了しているため、現在ではWiMAXといえば「WiMAX 2+」のことです。

少しややこしいのですが、WiMAXは技術的にはLTEの一種です。
ただし、携帯電話のLTEと比べると、障害物に弱いかわりに大きなデータを送るのが得意という性質があります。
これは、WiMAXのほうが周波数の高い電波を利用しているためです。
また、「WiMAX 2+」では複数の電波を束ねて使う「キャリアアグリゲーション技術」も使われます。
これにより、対応エリア内では最大440Mbpsという高速通信を実現しています。

4G LTEとは

4Gは、現在の主流となっている携帯電話用の通信方式です。
今ではすっかり普及していますが、最初から簡単に広まったわけではありません。
5Gの普及にこれから時間が必要なのと同じように、4Gの普及も時間のかかるものでした。
その移行期間を穴埋めするものとして登場した技術がLTEです。
4Gほどではないものの3Gに比べると高速だったため、当初は「3.9G」などと呼ばれていました。

その後、LTEの改良が進んで正式に4Gになると、「4G」や「LTE」という用語はほぼ同じ意味で使われるようになりました。
そのため、5Gを除いて、どちらも最新の通信方式だと思って差し支えありません。
「4G LTE」という呼び方は、auの4Gに採用されたサービス名です。

4G LTE と5Gとの違いは?

4Gとともに普及したもののひとつに、スマホがあります。
従来よりも通信が高速になったおかげで、ネットサーフィンや動画の視聴などを、ストレスなくできるようになったのです。
これが5Gになると、スマホ以外のあらゆるモノがインターネットにつながるようになるといわれています。
そのカギとなるのは「超高速・大容量」と「低遅延」、「多数同時接続」という3つの性質です。
ほかにも5Gにはさまざまな特徴がありますが、4Gとの違いを語るうえではこの3つがポイントになります。

5Gでできる3つの性質は「超高速・大容量・低遅延・多数同時接続」

5Gが普及すると何ができるようになるのかは、4Gとの違いである3つの性質に注目するとわかります。
それぞれについて、簡単に整理しておきましょう。

超高速・大容量

通信速度は4Gになってかなり向上しましたが、短時間で大量のデータを送り届けたいというニーズは高まっていくばかりです。
4K動画の視聴や高精細な写真の閲覧といった趣味の範囲はもちろん、教育現場なども含めて利用シーンは今後も広がっていくでしょう。
そのため、5Gでは10〜20Gbps以上の速度を目標として、現在も研究・開発が続けられています。

実現すれば、周囲のデータをそのまま3次元で転送するといったことも、モバイル通信のみで可能になります。
例えば、ショッピングサイトから洋服と試着室のデータをまるごと転送して、VR空間で試着できるようになるかもしれません。

低遅延

遅延とは、データを送信する時刻と、それを相手が受け取る時刻の差のことです。
5Gでは遅延が減り、ネットワーク越しのタイムラグが少なくなります。
これは、自動運転や遠隔医療のような緻密な制御が求められる分野で特に期待が寄せられている性質です。

より身近なところでは、クラウドと頻繁にやり取りするようなスマホアプリが、軽快に動くようになります。
本格的なオンラインゲームなども、ストレスなく遊べるようになるでしょう。

多数同時接続

「Apple Watch(アップルウォッチ)」などの腕時計型端末が普及してきたように、インターネットにつないで使うと便利なモノの種類は今後も増えていくと予想されます。
メガネやキーホルダー、冷蔵庫や体重計、ペットの首輪など、身の回りにあるさまざまなモノが、当然のようにネットワークにつながる社会がやってくるというのです。

このような変化に備えるため、5Gでは1つの基地局に同時接続できる端末の数を、大幅に増やす計画があります。
最終的には、4Gの約10倍のモノがインターネットに接続できるようになります。

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「WiMAX +5G」の「5GHz」は「5G」ではない!

WiMAXのモバイルWi-Fiについて調べていると、「5G」のほかに「5GHz」というキーワードも出てきます。
用語として似ているので、「何か関係があるの?」と疑問に思った人もいるかもしれません。そこで、最後に豆知識として「5GHz」の意味について説明します。
豆知識といっても、インターネットを快適に利用するためのヒントが隠れています。

GHz(ギガヘルツ)は電波の周波数

5Gに対応したWiMAXのモバイルWi-Fiは、今いるエリアや設定中のモードに応じて、

  • 5G
  • WiMAX 2+
  • 4G LTE

のいずれかで通信します。
これらはすべて、テレビやラジオなどと同じように電波で情報を送る方式です。
WiMAXには、もうひとつ電波による通信があります。
スマホやパソコンをつなぐときに使う、Wi-Fi(無線LAN)です。

Wi-Fiの電波には、「2.4GHz」と「5GHz」の2種類があります。
「GHz(ギガヘルツ)」というのは周波数のことで、通信の性質を決める要素のひとつになっています。
WiMAXとLTEの説明でも少しだけ触れましたが、周波数は通信のつながりやすさと速さに影響するのです。

せっかく高速通信ができるWiMAXを使うのなら、Wi-Fiも速いに越したことはありません。
そのためには、状況にあわせて2種類の電波を使い分けるのがコツです。

Wi-Fiの2.4GHzと5GHzの違い

2.4GHzは障害物に強く、遠くまで届きやすい周波数です。
しかし、いろいろな製品に使われている周波数のため、使う場所によっては混雑や干渉が起こりやすいのが難点です。
家の中では、電子レンジなどの家電と一緒に使うと接続が不安定になってしまうことがあります。

これに対し、5GHzの電波は使用する製品が少ないため、混雑や干渉はあまり起こりません。また、2.4GHzに比べて高速な通信が可能です。
ただし、壁などの障害物があると、電波が弱まってつながりにくくなってしまう面があります。

 
2.4GHz 5GHz
メリット ・壁や床などの障害物に強く、遠くまで届きやすい
・各Wi-Fi端末が対応している
・5GHzを使用する製品が少ないため、
電波干渉が起きづらい
・2.4GHzよりも高速通信が可能
デメリット ・電子レンジやBluetoothも使用する周波数帯のため
混雑や電波干渉が起き、接続が不安定になることがある
・壁などの障害物に弱く、電波が遠くまで届きづらい

それぞれに一長一短があるので、どちらかが優れているということはありません。
とはいえ、両方ともつながるのであれば5GHzを選んだほうが高速です。
基本的には5GHzを使い、つながりにくい場合は2.4GHzに切り替えるというのが最適な運用でしょう。

なお、外出先で1台のパソコンだけからWiMAXを使いたい場合などは、USBでルーターと直接接続する方法もあります。
Wi-Fiを使わないため周囲の電波の影響を受けにくくなり、通信が安定します。

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WiMAXを広いエリアでお得に使うには「WiMAX 2+」が便利

5Gに対応したWiMAXでは、従来よりも高速な通信が可能になります。
しかし、料金がやや高めで、対応エリアもまだまだ少ないのが現状です。
今のところは、エリアの広い「WiMAX 2+」のほうが便利に使えるでしょう。

「WiMAX 2+」に申し込むなら、2020年オリコン顧客満足度調査 プロバイダ 広域企業において2年連続お客さま満足度No,1を受賞している「GMOとくとくBB」経由がおすすめです。
月額3,969円〜(税込)で利用でき、通常1,105円(税込)かかる「プラスエリアモード(LTEオプション)」の料金やルーターの端末代もかかりません。
高額キャッシュバックが獲得できるキャンペーンも実施しているので、UQコミュニケーションズと直接契約するよりもお得に利用できます。

さらに、auやUQ mobileのユーザーなら、対象プランによってはスマホ料金から毎月最大550円~1,100円値引きとなるオプションもあります。
端末は最短即日発送で届いたその日から利用できるうえ、20日以内なら解約違約金なしでキャンセルできる制度もあるので、はじめてWiMAXを利用するという人にも安心です。
この機会に、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。

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この記事の監修者

野口 圭一

GMOインターネットグループ株式会社
とくとくBB事業部所属

プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」事業責任者/ネット回線の専門家

10年以上にわたりGMOとくとくBBで販売しているインターネット回線全般のマーケティングに携わっており、モバイルWi-Fiから光回線・固定電話回線まで取り扱っているため、通信業界の幅広い知見がある。

現在はGMOとくとくBBの事業責任者をしながら、インターネット回線のスペシャリストとして当サイト「Smafi(スマフィ)や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。