光回線の撤去費用とは?フレッツ光・NURO光・auひかりの撤去費用をそれぞれ解説

光回線(インターネット)を開通させる場合に、工事費がかかることはご存じの人も多いと思いますが、実は解約時も、違約金とは別で光回線の撤去費用がかかる場合があることをご存じでしょうか。
この費用がかかるのには条件があり、契約している回線によって撤去工事の必要性の有無や費用が変わります。

そこでこの記事では、光回線の撤去とは何か、内容や費用をフレッツ光・NURO光・auひかりそれぞれで解説します。

1光回線の撤去とは

光回線を解約し、物理的に回線を撤去するときにかかるのが撤去費用です。
しかし、光回線の撤去作業とは具体的に何を指すか、どのような場合に必要になるのか、ピンとこない人もいるでしょう。
ここでは光回線の撤去とはどのようなものか解説します。

光回線の撤去とは

光回線の撤去とは、光回線の解約時にこれまで引き込んでいた回線の撤去を行う工事のことです。
戸建て住宅では、光ファイバーケーブルを壁に穴を開けたりして、屋内に引き込んでいます。つまり光回線の撤去とは、5mmほどの太さの光ファイバーを取り除く工事となります。

光回線の撤去工事は、光回線の業者が行います。
この工事は電気工事士の資格が必要なため、個人での撤去は一般的にできません。
資格もなしに工事をすると、違法行為となります。

この工事は解約時に発生しがちなため、違約金と混同する人もいるかもしれませんが、違約金とは別のものです。

撤去しなければいけないケースは?

撤去しなければいけない場合は、退去時に大家さんから撤去するように求められた場合です。
この場合は、撤去費用がかかる場合でも撤去する必要があります。
ただし、このケースは多くはないでしょう。

また、auひかりの場合詳しくは後述しますが、解約時の光回線撤去工事が義務化されており必ず撤去しなければいけません。
撤去工事の費用も発生します。

撤去しなくてもいい(残置していい)ケースは?

光回線の撤去工事は、解約時に必ずしも発生する訳ではありません。
賃貸住宅の場合、解約時に一度引き込んでおけば次に使う人が光回線の契約をする場合にそのまま利用できます。
また撤去しない場合でも、部屋のスペースの邪魔になることは少なく、迷惑になるケースは稀です。

入居者や通信会社、不動産業者にとって、光回線の引き込みはメリットもあるため、そのような場合には撤去工事は不要となり撤去費用も発生しません。

また使用している回線によって、費用と撤去義務の有無も変わります
光回線を撤去しなくてもよいのは、

  • NTT系の光回線
  • NURO光(ニューロ)

です。
NTT系とは、光コラボで同じ回線を利用しているドコモ光やソフトバンク光が該当します。

これらの会社で光回線を解約した場合、ONUと呼ばれる回線終端装置は回収されますが費用はかかりません。
光ファイバーケーブルを撤去しなければいけない場合でも、撤去費用は不要です。

NURO光の場合、撤去しなくてもよい場合は費用がかかりません。
しかし、撤去しなければいけない場合は1万円相当の撤去費用がかかります。
撤去工事は宅内機器の引き取りがあるため、立ち会う必要もあります。

2光回線の撤去費用はどのくらいかかる?

光回線の撤去は、費用がかかるケースもあります。
どのくらいの費用がかかるのか、気になる人も多いでしょう。
フレッツ光、NURO光、auひかりの場合で、それぞれ解説します。

フレッツ光(NTT東西)の場合

フレッツ光は、NTT東日本とNTT西日本が提供する光回線です。
これらの回線は光コラボと呼ばれ、光回線を他社におろして提供しています。
そのため、ドコモ光やソフトバンク光のように、フレッツ光の回線を使用している場合も、同じ内容が適用されています。

フレッツ光の場合、撤去工事が必要な場合でも費用はかかりません。
フレッツ光は電話回線と同様とみなされており、今後住み続ける人も利用できるため、そのまま残すケースも多いです。

NURO光(SONY)の場合

NURO光の場合、光回線設備を残す場合は費用がかかりませんが、撤去しなければいけない場合は撤去費用がかかります。
この場合の費用は11,000円(税込)です。

このための工事には、家に住む誰かの立ち合いも必要になります。
また、撤去工事を土日に指定する場合は、別途3,300円(税込)のオプション料金が発生するため注意が必要です。

auひかり(KDDI)の場合

auひかり(KDDI)の場合は、2018年2月末までに契約した人とそれ以降で契約した人で費用の考え方が変わります。

2018年2月末までに契約した人の場合

2018年2月末までに契約した人の場合は、撤去せず残す場合、費用がかかりません。
しかし、撤去工事をする場合は11,000円(税込)の費用がかかります。
工事にも立ち合わなければいけません。
NURO光と同じ内容です。
残すかどうかも選択できます。

2018年3月1日以降に契約した人の場合

しかし、2018年3月以降に「auひかり ホーム」または「auひかり高速サービス(5G/10G)」を契約した人の場合は、光回線の撤去を必ずしなくてはいけません。
撤去費用も31,680円(税込)かかります。

これは義務化されており、止むを得ず撤去できない場合でも光回線の維持費相当を支払わなければいけません。
他の会社と比べても費用が高い上、ほぼ強制で発生する費用のため注意しなければいけません。
(※auひかり ホーム(RF)には適用されません。)

マンションタイプの場合

auひかりのマンションタイプの場合は義務化されておらず、引越しする場合でも撤去費用が発生しません。

撤去をしなかった場合、賠償金がかかる?

auひかりの回線は撤去するのが必須であり、拒否する場合には賠償金がかかると言われていました。
これは、当初導入されたばかりの頃に記載があった文言ですが、現在は「設備を残置することで発生する、維持運用費相当」のように記載されています。

なぜ費用が高く義務化もされたのか

auひかりの解約時の撤去に費用がかかり、義務化までされたのは保守管理費用が高額になったためです。
これらの費用の負担が採算に合わないため、導入されたといわれています。

たとえば、解約後残った光ファイバーが地震などの自然災害に襲われたときに切れてしまっている場合、保守管理の手間や費用が問題となります。
auひかりの光ファイバーは3種類あり、改定以前からもコストがかかっていたものの、その費用をauが負担していました。
そのため、撤去費用をユーザー側に負担してもらうしかなくなったというのがその背景のようです。

他の会社では費用がかからないケースもあるため、auひかりの撤去費用は高く、ぼったくりのように感じるかもしれません。
しかし、必要経費としてやむをえず請求しているようです。

auひかりの回線撤去費用を減らす方法はある?

auひかりの回線撤去費用を減らす方法は、転居先でauひかりを使えるように移転手続きを行う場合と、撤去費用を負担してくれる回線へと乗り換える場合です。

どのような場合でも適用できるわけではないため、契約内容や適用条件の確認が必要ですが、3万円近くの撤去費用負担を回避するという点では大きなメリットと言えます。

転居先でauひかりを使い続ける

急な引越しで撤去費用がかかるときは、転居先でもauひかりを使えるように移転手続きを行うことで、基本的に撤去費用は免除されます。(※条件によっては撤去費用がかかる場合があります。)

また、auひかりは適用していないエリアがあるため、転居先でもauひかりが使えるかどうか事前に確認が必要です。

撤去費用を負担してくれる回線へと乗り換える

回線によっては撤去費用を負担してくれるキャンペーンを行っている場合もあります。
光回線の契約とは別で手続きを行う必要がありますが、光回線の撤去工事に関する費用負担は大幅に少なくなるでしょう。
また、費用負担分を全額補填してくれる場合もあります。

これらの補填は違約金も対象になるため、引っ越しなどで回線契約の切り替えが急遽必要になった場合でも、安心して利用できます。

3撤去費用や違約金・工事費残金が合わさり「解約時費用」が高額になることも

光回線の解約時には、光回線の撤去費用に加え、

  • 違約金
  • 工事費残金

の支払いが発生する場合もあります。
違約金は1万円から2万円程度、工事費残金も解約するタイミングに応じて2万円以下くらいの費用がかかります。

光回線の撤去費用と合わせて5万円を超えるような負担になる可能性もあるため、よく確認しましょう。

違約金とは

違約金は、光回線の契約をしている会社と、当初の取り決めに反する場合に発生します。
光回線の契約の場合は、「2年間の割引サービス」によるケースが該当しやすいです。
また最低契約期間の条件がある場合もあります。
詳細な内容や種類、条件、金額はプロバイダーによって変わるため、確認しましょう。

一例としてドコモ光の場合は、2年間の契約となっており、戸建ての場合で14,300円(税込)、集合住宅向けのプランの場合8,800円(税込)の違約金がかかります。
更新月が設定されているため、そのタイミングで解約する場合は違約金がかかりません。

 
違約金(税込)
戸建てプランの場合 14,300円
集合住宅向け(マンション)プランの場合 8,800円

回線業者とプロバイダー業者それぞれで、違約金がかかるケースもあります。
インターネットは1社と契約している印象があるかもしれませんが、実際は

  • 回線業者
  • プロバイダー業者

の2社と契約する場合もあります。
この場合はそれぞれに解約手続きをしなければいけません。

特に転勤により予期せぬ引越しをする可能性がある人、長期契約による制約が苦痛になる人は、違約金がかからないよう契約内容を確認するべきです。

工事費残金

光回線の契約時、回線業者による工事が必要になる場合があります。
これらの初期費用は工事の内容によりますが、税込み8,800円から19,800円ほどが相場です。
これらの費用を一括で支払う場合もあれば、分割にする場合もあります。

光回線の解約時、工事費残金の支払いが発生するのは分割払いにしている場合です。
分割払いにしてなおかつ残債がある場合は、解約時に未払いになっている残金を全額請求されます。

違約金とは種類が異なるものです。
残金が残っている場合、費用負担は避けられません。

費用負担を下げる方法はある?

違約金や光回線の撤去費用、工事費残金はそれなりの費用がかかるため、できるだけ避けたいものです。
費用負担を下げる方法を解説します。

キャッシュバックを利用する

他社の光回線へ乗り換えをする場合、キャッシュバックや補填を利用する方法がおすすめです。
違約金や光回線の撤去費用が相殺できてしまうケースがあります。
実質費用負担をかなり抑えられるため、確認しましょう。

更新月に解約する

光回線の撤去とは別の話ですが、違約金の支払いを避けるためには更新月での解約がおすすめ
です。

更新月以外では1万円から2万円の費用負担がかかるため、契約条件を確認し、できるだけ違約金が発生しないタイミングで解約しましょう。

免除になる条件を確認する

光回線の提供会社によっては、免除の条件がある場合があります。
引っ越し先で同じ回線を使う場合、引っ越し先で同一回線が対応していない場合などが当てはまります。
光回線の撤去費用も免除される場合があるため、内容を確認しておきましょう。

4まとめ

光回線の撤去費用は回線ごとに内容が異なり、撤去時には費用がかかる場合もあります。
特にauひかりは撤去費用が請求される可能性が高いため、確認が必要です。

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月額料金がお得な上、キャッシュバックがあるため、光回線の撤去費用がある場合でも費用負担が抑えられます

※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。

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