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20代~30代女性のスマホ代の平均は?高いスマホ代の「節約ノウハウ」も紹介!

今や、一人一台はスマホ(スマートフォン)を持っている時代。
「スマホ=生活必需品」といっても過言ではありませんが、毎月のスマホ代は必要経費とはいえ地味に家計を圧迫していますよね。

スマホ代、もっと節約できる方法はないのかな」と考える人もかなり多いのではないでしょうか。

そこで今回は、20代~30代の男女100人ずつを対象に「毎月どのくらいスマホ代を払っているのか」を調査しました。
記事内では最新アンケート結果だけでなく、高くなってしまう理由や契約を見直すポイント、おすすめの節約ノウハウについてもあわせて紹介します!

  • 自分のスマホ代が周りより高いのか、安いのか知りたい人
  • 今よりさらに賢くスマホ代を節約したい人

はぜひ参考にしてください。

1毎月のスマホ代について20代~30代の女性100人に聞きました!

周りの人のスマホ代がどのくらいかかっているのかは、意外と知る機会が少ないですよね。
そこで、情報発信メディア『Smafi(スマフィ)』では独自に20代~30代の男女それぞれ100人ずつを対象にアンケートをとり、毎月のスマホ代についての実態調査を行いました。
自分のスマホ代と比較して、周りより高いのか安いのか確認してみてくださいね。

<アンケート概要>

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:20~30代の男女各100人
  • 調査期間:2020年11月9日~2020年11月19日

女性は毎月5,000円以上の人が約半数!

<アンケート結果>

20代~30代女性100人に聞いた毎月のスマホ代に対する回答の結果は、「5,000円~7,000円未満」がもっとも多く50%でした。
次いで「1,000円~3,000円未満」の24%、僅差で「3,000円~5,000円未満」の23%、と続きます。
「1,000円未満」が3%ともっとも少なく、「7,000円以上」は一人もいないという結果となりました。

「5,000円~7,000円未満」と答えた方は、ドコモ・au・ソフトバンクといったいわゆる大手携帯キャリアを使っており、スマホの端末代を分割払い中または大容量プランに加入している可能性が高いです。

たとえば、ソフトバンクでiPhone12mini(128GB)を48回払いで購入すると、毎月の料金は機種代込みで5,930円(税抜)~となります。(※ミニフィットプラン、各種割引前の金額)

あるいは、スマホの分割払いをしていなくても、各社が提供する大容量プラン(30~60GBほど使える)に加入している場合は「5,000円~7,000円未満」に該当するでしょう。
家に固定のインターネット回線をひいておらず、動画などを日常的に楽しむ一人暮らしの方などが多いと思われます。

「3,000円~5,000円未満」の方は、動画視聴やゲームなどをスマホで行わない方、自宅にインターネット固定回線を引いていて大容量プランが不要な方が多いでしょう。

サブブランドを利用し、自分にちょうど良い使い方ができているミドルユーザーもこの層に該当しそうですね。

たとえば、ワイモバイル(Y!mobile)での新規契約と同時にiPhoneSE(128GB)を36回払いで購入した場合、毎月の料金は端末代込みで3,935円(税抜)です。(スマホプランS、毎月3GBまで利用可、各種割引前の金額)

3,000円未満の方は、格安スマホ(格安sim)を使っている可能性が極めて高いです。
上手に節約して、スマホ代を抑えている印象ですね。(※節約術は後ほど解説します。)

一方で20代~30代の男性の毎月のスマホ代は…

同じアンケートを20~30代の男性にも行ったところ、女性とは顕著に異なる結果となりました。

<アンケート結果>

なんと「7,000円」以上が42%にものぼったのです。
次いで「1,000円~3,000円未満」が25%、「5,000円~7,000未満」が19%、「3,000円~5,000円未満」が13%、「1,000円未満」が1%となりました。

毎月のスマホ代は女性の方が賢く抑えられている!?

男女のアンケート結果の違いを見て推察できるのは、「女性ヘビーユーザーは賢く料金を抑えている」ということではないでしょうか。
「1,000円~3,000円未満」の数はほぼ変わらないので、ライト層は男女ともしっかりと料金を安く済ませられている印象です。

しかし、5,000円以上使うユーザーに絞って比較すると、女性では全体の50%が7,000円未満に料金を抑えられているのに対し、男性では19%にとどまっています。

スマホの最新機種が出るたびに買い替える、いわゆる「ガジェット通」には男性が多い傾向があります。
当然ながら最新のハイスペックなモデルほど高価格なので、その影響もあるかもしれませんね。
また、男性のほうが動画やゲームなどのユーザーが多いとも考えられます。

あくまでも一般的な傾向ではありますが、節約術のリサーチが得意な女性が多いのも理由のひとつといえるでしょう。

多くの女性が得意とする「細かい節約」の積み重ねが、今回のアンケート結果における男女の料金差に表れていると推察できます。

スマホ代を節約したい!おすすめの節約法は?

「アンケート結果と比べて、自分のスマホ料金って高いかもしれない……」と思った20代~30代女性は、同年代の多くの女性が行っているスマホ料金の節約法が気になりますよね。

節約の第一歩は、現状を正しく把握することからです!
スマホの料金は何やら複雑で難しいと感じる方も多いかもしれませんが、ざっくり分けると4つの料金から構成されています。

  1. 通話料
  2. データ通信料(料金プラン)
  3. オプション代
  4. 端末代

に分けて考えると、トータルのスマホ料金を抑えやすくなります。
詳しい節約法は、次の段落からお伝えします。

2スマホ代の節約ノウハウ・その1~通話料無料ツールの活用!

家族や友達との電話は楽しくて、ついつい長電話になってしまう方も多いのではないでしょうか。
コロナ禍でなかなか直接会えないこのご時世は特に、電話で声のやりとりをするのは大切なコミュニケーションツールです。
しかし、高いスマホ代金の原因が通話代という方は意外と多いのです。

割引プランが何もついていない場合には、大手キャリア・格安SIMともに「30秒あたり20円」の通話料が発生します。
そこで、まずはスマホ代節約の基本・通話料を安くするノウハウをご紹介します。

通話料が無料のアプリを使おう

プライベートな電話で、相手もスマホを使っているという場合には、同じアプリ同士の通話が無料になるアプリがおすすめです。

メッセージアプリとして有名な

  • LINE(ライン)
  • Messenger(メッセンジャー)
  • Skype(スカイプ)

などの通話機能を使えば、同じアプリを使っている人同士で無料通話ができます。

ここで注意したいポイントは、「通話料金」は発生しませんが、インターネット回線を使っているので、データ通信量はかかるというところです。
データ容量の少ないプランを契約している場合など、通信速度制限には注意してくださいね。
なお、LINE通話の場合にかかるデータ量は、1分あたり0.3MB(メガバイト)です。(1MBは1GB(ギガバイト)の約1000分の1)

アプリ以外の音声通話を使いたい場合

固定電話への発信が多い人や、アプリ同士での通話ができない環境の人の場合は、携帯電話会社が提供する通話料がお得なプランを検討しましょう。

自分が使っているのが大手携帯3キャリアで、相手が同じキャリアの携帯電話を使っている家族であれば、

  • ファミリー割引
  • 家族割

に加入すると通話料が無料になります。
その他にも、通話料金がお得になるプランが各社用意されています。

大手携帯3キャリア

オプション設定 月額料金(税抜) オプション内容
ドコモ かけ放題オプション 月額1,700円 国内通話かけ放題
5分通話無料オプション 月額700円 国内通話5分以内無料
※5分超過分:30秒あたり20円
au 通話定額 月額1,700円 国内通話かけ放題
通話定額ライト 月額700円 国内通話5分以内無料
※5分超過分:30秒あたり20円
ソフトバンク 定額オプション+ 月額1,800円 国内通話かけ放題
準定額オプション+ 月額800円 国内通話5分以内無料
※5分超過分:30秒あたり20円
※ソフトバンクは留守番電話プラス/割込通話/グループ通話/一定額ストップサービスが含まれます。

楽天モバイル

通話料金の安さで群を抜いているのが、今や「第4のキャリア」となった楽天モバイルです。

楽天モバイル契約者専用の通話アプリ「Rakuten Link(楽天リンク)」からの発信であれば、楽天モバイル以外の携帯電話や固定電話あての国内通話・海外66の国/地域での通話が24時間すべて無料です。

「Rakuten Link」はRCS(Rich Communication Services)という規格を利用しています。
インターネット回線を使った電話です。

RCSは、音声通話やSMSに代わる新しい次世代のメッセージサービスです。
あまり浸透していませんが、実は大手携帯3キャリアも「プラスメッセージ」という名称でサービス展開しています。
「電話番号を使ってLINEみたいなことができる(しかもLINEを使ってない人にも電話をかけられる)」といったイメージだとわかりやすいでしょう。

格安SIM

●LINEモバイル
月額880円で10分間の電話かけ放題オプションを提供しています。
通話アプリ「いつでも電話」を利用することが条件です。(インターネット回線を使った電話)
10分を超過した分の通話料は30秒10円となります。

●BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、4種類の豊富な通話オプションが魅力です。
通話アプリ「BIGLOBE電話」からの発信が条件です。(インターネット回線を使った電話)

オプション名 月額料金(税抜) オプション内容
3分かけ放題 月額600円 「BIGLOBEでんわ」による3分以内の国内通話がかけ放題
10分かけ放題 月額830円 「BIGLOBEでんわ」による10分以内の国内通話がかけ放題
通話パック60 月額600円 「BIGLOBEでんわ」国内通話料の最大1,080円分(最大60分の通話時間)が利用可能
通話パック90 月額830円 「BIGLOBEでんわ」国内通話料の最大1,620円分(最大90分の通話時間)が利用可能

短い電話を頻繁にかけるなら「かけ放題」、長電話の可能性があるなら「通話パック」と、使い方に応じて選べます。

3スマホ代の節約ノウハウ・その2~契約しているデータ通信量の見直し

通話料のチェックが終わったら、次はデータ通信量に切り込みを入れましょう!
意外と自分が契約している料金プランでどのくらいのデータ量が使えるのかを把握している人は少ないものです。
自分はどのくらい使っているのか、契約中のプランではどのくらい使えるのか、それらを確認したうえで、現在のプランが適切なのかをチェックします。

自分のデータ通信量をチェック!

まずは現状を把握するところから始めます。
「自分がどのくらい使っているのか」をチェックしましょう。

自分が1ヶ月で使ったデータ量は、請求書で確認できます。
紙の請求書はもちろん、Webサイトの料金内訳でも確認可能です。

ドコモであれば、「My docomo(マイドコモ)」にアクセスし、「データ量」から今月使っているデータ量が、「料金」から前月以前に使ったデータ量が確認できます。

同様に、auなら「My au(マイエーユー)」ソフトバンクなら「My SoftBank(マイソフトバンク)」にログインすると確認できますよ。

パソコンやスマホの操作だとわかりづらい場合には、お客様サポート(電話)での確認も可能です。
auならLINEやMy auのメッセージ、ドコモとソフトバンクは各ホームページ(Webサイト)からチャットでも問い合わせできます。

今のプランとの差を分析してみよう

自分が実際に使っているデータ量を確認できたら、契約しているプランとの差を確認しましょう。

スマホの料金プランは一見複雑なように見えますが、大手携帯3キャリアが現在メインで打ち出しているスマホ向けプランは、

  • 段階制
  • 定額制

の2パターンです。

<段階制>

プラン名 月額料金(税抜) プラン内容
ドコモ ギガライト 月額1,980円~4,378円 使ったデータ量が1GB~7GBで料金が変動
au ピタッとプラン 4G LTE 月額1,980円~4,378円
ソフトバンク ミニフィットプラン 月額1,980円~5,480円

<定額制>

プラン名 月額料金(税抜) プラン内容
ドコモ ギガホ 月額4,980円
※割引で最大6ヶ月間月額3,980円
月間30GBまで通信速度制限なし
※月間60GBまで使えるキャンペーン実施中
au データMAX 4G LTE 月額4,460円
※お申込みの翌月から6ヶ月間は月額3,460円
月間データ使い放題
※テザリングなどのデータ容量は合計30GBまで
ソフトバンク メリハリプラン 月額4,480円
※5G対応機種をご利用の場合14ヶ月以降は月額5,480円
※お申込みの翌月から6ヶ月間は月額3,480円
月間50GBまで通信速度制限なし
※YouTubeなど対象の動画・SNSは使い放題
※家族割等の割引施策をすべて適用後の最安値で表示

段階制は使ったデータ量に応じて請求金額が増えます。
定額制は実際のデータ量によらず一定の料金が発生しますが、段階制プランと比較して高速で使えるデータ容量が大きいのが特徴です。

見極めのポイントは、「毎月速度制限がかかるか否か」です。

今のプランが合っていない人というのは、

  • 契約プランに含まれるデータ容量を使い切れなくてもったいない人
  • 足りなくて通信制限がかかりがちな人

のいずれかです。
それぞれにぴったりな節約法を伝授しますね。

まずは、段階制⇔定額制を変更することで最適な状態になるのかを確認しましょう。

たとえば、段階制プランを契約していて毎月7GBをちょっと超えてしまい、月末の数日間はスマホが思うように使えず不便…という状態なのであれば、+数百円程度で定額制プランに変更することで解決できます。

一方で毎月速度制限がまったくかからない人が定額制プランを契約しているのであれば、段階制プランへ変更しましょう。

ちょっと難しいのが、「明らかに定額制プランを契約したほうが良いけれど、もうちょっと安くならないの?」というお悩みです。

そういったケースでは、次項で紹介する「モバイルWi-Fi(ワイファイ)+格安スマホ」に思い切って乗り換えるという方法もあります。

モバイルWi-Fi + 格安スマホの組み合わせ

大手携帯3キャリアの定額制プランは、家族割等の割引を適用出来ない場合、金額が高くなります。
たとえば、2021年4月に提供開始の新プラン「ギガホプレミア」は、割引適用後の最安値は4,380円(税抜)ですが、以下の契約が条件です。

  • 「みんなドコモ割(3回線以上)」:家族で3回線以上対象プランを利用
  • 「dカードお支払割」:dカード(クレジットカード)で支払い
  • 「ドコモ光セット割」:自宅の光回線を契約

割引適用前の金額は6,550円(税抜)です。

上記の条件に当てはまる場合はお得ですが、一人暮らしで自宅に固定インターネット回線がなく、dカードも持っていないという方は割高になってしまいます。

そんな方におすすめなのが、モバイルWi-Fi + 格安スマホ」の組み合わせです。
特に、電話は先ほど説明したLINE通話などのIP電話で充分という人であれば、データ通信専用SIMを選ぶと料金を抑えられます。

たとえば、GMOとくとくBBの「WiMAX 2+(ワイマックス) ギガ放題プラン」+HISモバイルの「ビタッ!プラン」(データ通信専用)なら、月間データ容量が制限なしで使えて4,500円以下で利用できます。
最初の2ヶ月なら3,000円以下です。

プラン 金額(税抜) データ容量
GMOとくとくBB WiMAX 2+ ギガ放題プラン 1ヶ月目~2ヶ月目:月額2,590円
3ヶ月目~24ヶ月目:月額3,344円
25ヶ月目以降:月額4,263円
⇒3年間の平均月額3,581円
月間上限なし※
HISモバイル
ピタッ!プラン
(データ通信専用)
月額180円 100MBまで
合計 3年間の平均月額3,761円

音声通話つき(090・080番号での発着信)が良い方でも、4,000円ちょっとで維持できます。
月間の容量制限がないうえ、大手キャリアより料金を安く抑えられますよ。

プラン 金額(税抜) データ容量
GMOとくとくBB WiMAX 2+ ギガ放題プラン 1ヶ月目~2ヶ月目:月額2,590円
3ヶ月目~24ヶ月目:月額3,344円
25ヶ月目以降:月額4,263円
⇒3年間の平均月額3,581円
月間上限なし※
HISモバイル
ピタッ!プラン
(音声通話つき)
月額900円 100MBまで
合計 3年間の平均月額4,481円
※ネットワーク混雑回避のため、前日までの直近3日間で「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信量の合計が10GB以上となった場合、「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信速度を翌日にかけて制限します。

4スマホ代の節約ノウハウ・その3~オプションサービスの見直し

通話料金・データ量(料金プラン)に続いてチェックするのは、オプションサービスです。
「スマホを買った時におすすめされて、ちょっと試しに…」とオプションを付けたはいいものの、実際に全然使っていない、なんてことありませんか?

毎月数百円でも年間にすると結構な節約になるのがオプション代。
ズバッと切込みを入れてチェックしていきましょう!

契約時に付けたオプションを再チェック!

節約の基本は現状の把握からです。
まずは、今契約しているオプションをチェックしましょう。
契約中のオプションは、料金プラン等と同様に請求書やWebのお客様サポート等で確認できます。

大手携帯キャリア3社のWebサイトを再掲しますね。

ドコモ My docomo(マイドコモ)
au My au(マイエーユー)
ソフトバンク My SoftBank(マイソフトバンク)

Webから見る場合は、契約中のオプションを紙に書き出すとわかりやすいのでおすすめです。

中には、故障時の保険のサービスなど外さないほうが良いものもあるかもしれないので、サービス内容を確認するように注意してくださいね。

もちろん、チャットや電話での確認も可能です。

電話番号 受付時間
ドコモ ドコモの携帯電話から:(局番なし)151
一般電話などから:0120-800-000
午前9時~午後8時(年中無休)
au auの携帯電話から:(局番なし)157
一般電話などから:0077-7-111
午前9時~午後8時(年中無休)
ソフトバンク ソフトバンクの携帯電話から:(局番なし)157
一般電話などから:0800-919-0157
午前9時~午後8時(年中無休)

要らないオプションの外し方

不要なオプションを確認できたら、さっそく廃止しましょう。

基本はWebサイト内で外せるものがほとんどです。
1つ上の項目で紹介したWebサイトから該当する項目がないか確認してみてください。

たとえばドコモならMy docomoにログイン後「契約内容の変更」から契約中オプションを確認できます。

場合によっては、廃止する際に電話受付や来店が必要なものもあります。
Webサイト内で廃止できるか確認し、だめなら電話もしくはショップに来店するという流れがスムーズでしょう。

5スマホ代の節約ノウハウ・その4~端末も安く購入!

  • 毎月電話もネットもそんなに使ってない
  • プランも最安だし余計なオプションもついていない

なのに「何故か料金が高い…」そんな人は、スマホの端末代の分割代金が料金の大半を占めている可能性があります。
端末代はどうがんばっても安くならない、そんな風に感じてはいないでしょうか。
実はできます!
ここでは、端末代の節約方法について解説します。

新製品で3万円前後の安い端末を検討しよう

スマホって、毎年毎年新しいものが発売されますよね。
「せっかく買うなら新しくて良いものを」と考えて最新ハイスペックモデルを買っている…ということはないでしょうか。

スマホが高性能になるにつれ、端末代金も年々高騰しています。
2021年1月時点の最新ハイスペックモデルのiPhone「iPhone12 Pro Max(512GB)」は、なんと定価15万円超えです。

  • iPhoneで、家族の思い出に一生残すホームビデオを撮りたい!
  • ショートムービーを撮って作品展に応募したい!
  • YouTubeの撮影に使いたい
  • プロカメラマンが機材トラブル時の予備に使えるiPhoneがほしい

そんな要望がある方ならiPhone12 Pro Maxがベストなのかもしれません。

しかし、ちょっと動画を見たり地図を見たり、調べ物をしたり…くらいの使い方をする方には、明らかにオーバースペックですよね。

そういった使い方なら、安価なスタンダードモデルのスマホで十分な使い心地を味わえる可能性が高いです。
中古ではなく、新品で3万円前後のものはたくさん発売されています。
特にAndroid(アンドロイド)端末は種類が豊富です。
2021年1月時点での価格でいくつか紹介しますね。

端末名 定価(税抜) メーカー 発売時期
Android One S8 36,000円 京セラ 2020年12月
AQUOS sense4 basic 36,000円 SHAPP(シャープ) 2020年11月
Galaxy A21 22,000円 サムスン電子 2020年10月
OPPO Reno 3A 26,640円 OPPO(オッポ) 2020年8月

お手頃価格のスマホを選ぶときに気になるのが「安いからといって何か不都合なことがあるの?」ということではないでしょうか。

ハイスペックモデルと比較すると、以下のような点が気になるポイントです。

  • 処理速度
  • 液晶の美しさ
  • カメラ機能

特に処理速度は、使い勝手に大きく影響が出るポイントです。(搭載しているCPUの違いによるものです)
たくさんアプリを入れたい人、データの重いスマホゲームをしたい人などは、少しもどかしさを感じるかもしれませんね。

裏を返せば、ネット閲覧やLINEがメインで、たまにYouTubeを見る程度の使い方であれば3万円前後の安価なモデルで問題ないともいえます。

中古・新古品端末とはどんなもの?

端末代を抑えるなら、新品の安価モデルの他に「中古品」や「新古品」を狙うのもおすすめです。

中古品がどんなものなのかはイメージしやすいのではないでしょうか。
誰かがそれまで使っていた品ということです。

一方で新古品は「正規販売店から一度人の手に渡っているが、使用はしていないもの」を指します。
ほぼ新品同様と考えてよいです。
スマホの場合、補償サービスで届いた後いっさい使っていないものなどが「新古品」として売り出されています。

狙い目は、最新モデルのスマホが発売された後です。
最新モデルに買い替えた人がそれまで使っていた端末を手放すので、中古・新古品市場にもたくさんの機種が出回ります。

1つ前のモデルであれば、最新モデルと性能はさほど変わらないことがほとんどです。
それにも関わらず、最新モデルが発売されたことで値崩れが起きがちです。

つまり、「ほぼ最新モデルのハイスペック端末のほぼ新品を、販売直後よりも安い値段で購入できる」ということです。

1つ前の型落ちモデルのハイスペック端末のほうが、最新の低価格モデル端末よりもスペックが良い場合もあります。

「最新」「新品」にこだわらなければ、ハイスペックモデルの端末を安く購入できますよ。

SIMフリースマホとは

端末代を節約するうえでおさえておきたいのが、SIM(シム)フリースマホです。
SIMフリースマホとは、「どのキャリアのSIMを入れても使えるスマホ」のことです。
購入時点からSIMロックがかかっていないスマホのことを指します。

通常、大手キャリアから発売されるスマホは、販売元キャリアのSIMしか使えない状態になっています。
別キャリアのSIMを差して使うには、SIMロック解除の手続きが必要です。

一方でSIMフリースマホは、初めからSIMロックがかかっていません。
大手キャリアと紐付かずに販売されるスマホはSIMフリーであることがほとんどです。

たとえば、ドコモ・au・ソフトバンクから発売されるiPhoneにはそれぞれのキャリアのSIMロックがかかっています。

しかし、Apple Store(アップルストア)で販売されているiPhoneは最初からSIMフリーです。

また、格安SIMとセットで販売されているSIMフリー端末も増えてきました。
大手キャリアでは扱っていない海外メーカーのモデルなども豊富に取り扱っています。

端末名 参考価格(税抜)
ASUS Zenfone Max Pro M2 39,500円
Xianomi Redmi Note9S 128GB
オーロラブルー
29,700円
HUAWEI P30 Lite
パールホワイト
28,380円

価格は物によって異なりますが、比較的安価なものが多い印象です。
格安SIMを使う時に逐一SIMロック解除をしなくて良いので、手続きがラクなのも嬉しいポイントですね。

6ドコモの「ahamo(アハモ)」で大幅節約が可能に!

ここまで様々なスマホの節約方法について解説してきましたが、ドコモが打ち出した新料金プラン「ahamo(アハモ)」なら大々的な節約が可能です。

料金プランやオプションの見直しが面倒であれば、ahamoに切り替えて一気に料金を安くすることもできますよ。

ドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」について

「ahamo(アハモ)」は、2021年3月に提供開始予定の新プランです。
料金プランは1種類のみです。

  • 2,980円(税抜)で20GBのデータ通信と5分以内の国内通話が無料
  • 2年定期契約や解約金は無し、事務手数料無料

なお、20GBを超過した分についても、最大1Mbps(メガピーピーエス)の速度で利用できます。
ネット閲覧やLINE程度であればストレスなく使える速度です。

ahamoの料金プランはとてもシンプルで、現行のドコモや他キャリアのように、「※●●割引加入後の価格です」「※新規契約から●ヶ月間限定の価格です」といった、オプション加入や期間限定の割引はありません。

また、同じデータ量を使う場合、現行のドコモのプランと比べるといかに安いのかがわかります。

20GBを使う場合、ドコモのプランなら選択肢は「ギガホプレミア」になります。(2021年4月提供予定)
ギガホプレミアで20GB使った場合、割引前価格は6,550円、各種割引後価格は4,380円です。(「みんなドコモ割(3回線以上)※1」「dカードお支払割※2」および「ドコモ光セット割※3」適用後の料金)

なんと、割引適用後の価格よりもahamoのほうが安いのです!
毎月のデータ利用量が3GB~20GBであれば、ahamoに切り替えたほうがお得になる可能性が高いです。

データがたくさん使えて料金が安く、いいことだらけに見えるahamoですが、いくつか注意点があります。

  • 手続きはすべてオンラインで行う
  • @docomoのメールアドレスは使えない

特に、手続きがすべてオンラインという点に注意が必要です。
各種手続きや機種変更などをドコモショップで行っていた方は、ドコモショップでの手続きができなくなります。

詳細は発表されていませんが、専用Webサイトですべて手続きできるようになる予定です。

故障したときの修理受付もWebサイト限定だとすると、手続きに時間がかかってしまう点には注意が必要ですね。

ahamoはドコモの「新料金プラン」と打ち出されていますが、実質的に「ドコモのサブブランド」と考えるとわかりやすいでしょう。

とくとくBBのドコモSIMで節約!

なお、ahamoに変えずドコモにしたほうが安くなるケースもあります。

たとえば、20GBを超えて使うヘビーユーザーの場合。ギガホプレミアは60GBまで使えるので、ドコモのギガホプレミアのほうが適しています。

また、3GB未満の場合は最安2,480円で使えるギガホライトのほうが安くなる可能性があります。
ファミリー割引やドコモ光を使っている場合にも、各種割引が適用されてドコモのほうが安くなる場合があります。

ドコモに乗り換えるなら、GMOとくとくBBを経由してオンラインショップで手続きするのがお得です。
オンラインショップでの手続きなら、事務手数料などの初期費用がかかりません。

今使っているスマホをそのまま使う「SIMだけ乗り換え」にも対応しています。
新しくスマホを買うことなくプランだけドコモに換えられるので、余計な料金がかかりません。

本記事で紹介したSIMフリースマホを別で用意して、SIMだけ乗り換えするのもおすすめですよ。

7まとめ

毎月かかるスマホ代を節約するには、4つのポイントがあることがわかりました。

  1. 通話料
  2. データ量(料金プラン)
  3. オプションサービス
  4. 端末代

それらを細かく見直すのもありですが、思い切って乗り換えを行うことで大幅にスマホ代を節約することもできます。

特に、「モバイルWi-Fi + 格安スマホ」の組み合わせがおすすめです。
モバイルWi-Fiの契約を検討する場合は「モバイルWi-Fiルーター「WiMAX」まるわかりガイド」で詳しい情報をぜひ確認してみてください。

また、2021年3月から始まるドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」も注目したいと事ですね。

まずは自分がどのくらい使っているかを把握することがスタートです!
しっかり見直して、毎月のスマホ代を賢く節約してくださいね。

※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。

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この記事の監修者

野口 圭一

GMOインターネットグループ株式会社
とくとくBB事業部所属

プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」事業責任者/ネット回線の専門家

10年以上にわたりGMOとくとくBBで販売しているインターネット回線全般のマーケティングに携わっており、モバイルWi-Fiから光回線・固定電話回線まで取り扱っているため、通信業界の幅広い知見がある。

現在はGMOとくとくBBの事業責任者をしながら、インターネット回線のスペシャリストとして当サイト「Smafi(スマフィ)や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。