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制限解除はできる?モバイルWi-Fi「WiMAX 2+」の通信制限

工事不要で家でも外でもインターネットが利用できるモバイルWi-FiとしてWiMAX 2+が人気です。検討中の方の中でも、一定のデータ容量を超えてしまった場合の通信速度制限について気になる方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、WiMAX 2+のプランや通信制限について説明します。いずれもWiMAX 2+の利用を開始する前に知っておきたい情報ばかりなので、契約前にチェックしておきましょう。

1.WiMAX 2+その魅力とは?

WiMAX 2+は無線インターネット回線(高速データ通信)のひとつです。WiMAX 2+は全国主要都市人口の99%をカバーしており、カフェや地下鉄、飛行場などでも利用が可能です。ここでは、今話題のモバイル通信WiMAX 2+について、その概要と特徴についてわかりやすく紹介します。

1-1.家でも外で複数の端末機器で使える高速通信!

光回線などの有線回線と違い、WiMAX 2+は通信対応エリア内であれば、使う場所を選びません。家でも外出先でもWiMAX 2+のモバイルルーターさえあれば、インターネットが使えるのです。しかも、下り最大速度は440Mbpsと高速通信でサクサク快適にインターネットが楽しめます。

一般的な利用ユーザーなら自宅専用としても十分な通信速度ですし、出張や旅行の際にモバイルルーターを携帯しておくと便利です。また、1つのルーターで複数の端末機器が使えるので、ノートパソコンとスマホの両方を接続することも可能です。WiMAX 2+で通信を行うことで携帯電話やスマートフォンの通信容量の節約にもなります。

WiMAX 2+は高速通信であることには違いありませんが、常にHP上などに書いてある理論値の通信速度が出るとは限りません。WiMAX 2+はベストエフォートと呼ばれる方式をとっており、できるだけ通信速度が速くなるように努力はするが理論値の通信速度を保証するものではありません。

1-2.配線不要ですっきり!工事不要で簡単に利用できる

工事不要で簡単に利用開始できるのもWiMAX 2+の魅力です。光回線などでは、部屋に回線が引いていなければ自分で工事を頼んで線を引く必要があります。大家や管理会社に許可も取らなければなりませんが、そうした手間が一切ないのがWiMAX 2+のメリットです。

端末が届いたその日からすぐに利用開始ができます。利用開始する際も簡単なWi-Fi設定のみで、難しい作業も必要ありません。引っ越しをする場合にも、ルーターを持ち運べばそのままインターネット環境も移動できます。

選べるWi-Fiルーターは大きく分けてモバイルルーターとホームルーターの2種類です。モバイルルーターは持ち運びに便利な小型タイプのルーターです。コンパクトで邪魔にならないので、外出先に携帯したい人などに向いているタイプといえます。ルーターの重量もSpeed Wi-Fi NEXT W06は125g、前のモデルのSpeed Wi-Fi NEXT W05でも131gなので、かばんなどに入れて常に持ち歩いても重く感じません。

据置き型のホームルーターは、宅内環境に対応した設計になっているため、電波の送受信が安定しているのが特徴のルーターです。自宅のみでWiMAX 2+を利用する場合や、一軒家などにおいて広範囲の場所からルーターに接続する場合などに向いています。

据置き型といってもそれほどサイズは大きくなく、配線も電源コードのみなので、部屋の見た目もすっきりさせられます。Speed Wi-Fi HOME L02は360度の方向に対応した4本のアンテナが付いているため、感度も良好です。

最大で40台の機器を接続でき、スモールオフィスでの利用も可能です。出張先においてチームでインターネットを使用する際や、仲間と一緒にオンラインゲームを楽しむ場合にも据置き型は向いています。

1-3.選べる2種類の容量プラン!

プロバイダーによって料金やサービス内容は異なりますが、ご利用の用途や容量に合わせて2つのプランから選べます。一つは、月間データ容量が7GBの制限がある7GBプラン、もう一つは月間データ容量が無制限のギガ放題プランです。

1-3-1.月間データ容量7GBまでの7GBプラン

7GBプランの特徴は月間データ容量が7GBの制限があることです。その分、月間データ容量が無制限で使えるギガ放題プランに比べると、料金が安いのも特徴です。月間の使用データ容量が7GBを超えると、その月の末まで128kbpsで利用しなければならない速度制限がかかります。

インターネットの検索やSNS、メールのみを利用するライトユーザーには、7GBプランでも充分なため、月々の通信費が節約できるのでおすすめです。高画質で動画を視聴したり、通信容量の多いオンラインゲームをしたりする場合には、通信容量が足りなくなってしまう可能性が高くなります。

1-3-2.月間データ容量無制限のギガ放題プラン

月間データ容量が無制限のギガ放題プランは、データ量の月間制限がないため、制限を気にせずインターネットを楽しめるのが特徴です。7GBプランよりも基本料は高いですが、プロバイダー各社の割引などで7GBプランと同じくらいの金額で利用できる場合もあります。

動画視聴やゲームを頻繁にする人、使うときと使わないときの波があってデータ容量をオーバーして速度制限にひっかかる恐れがある人はギガ放題プランがおすすめです。また、ビジネスにも使うなら、通信制限がかかると支障をきたすこともあるため、保険の意味でも月間データ容量が無制限のギガ放題プランを選ぶ人は多いようです。

ただし、ヘビーユーザーや大事な仕事用としてWiMAX 2+を利用する人だけが、ギガ放題プランに入るとは限りません。というのも、ほとんどの人はギガ放題プランを選んでいるからです。ライトユーザー以外に幅広くおすすめなのがギガ放題プランであり、YouTubeを標準画質でよく見るという程度でも、こちらを選んでおいたほうが安心といえるでしょう。

2.気になる通信制限!WiMAX 2+で通信制限になる場合とは?

WIMAX 2+を利用していて一定の条件にあてはまってしまうと、通信速度制限の対象になってしまいます。通信制限がかかってしまう条件をそれぞれ解説します。

2-1.直近3日間のデータ通信量が10GBを超えた場合

1つ目の条件は直近3日間のデータ通信量が10GBを超えた場合です。これは通信回線の混雑を回避するための措置です。WiMAX 2+の場合、特定のエリアのユーザーたちは、皆同じ基地局につなぎます。そのためヘビーユーザーが多いと、その人の影響で他の人の通信品質が悪くなってしまいます。そうした状況を防ぐために、直近3日間のデータ通信量が10GBを超えた場合に速度制限をかけるのです。

この速度制限がかかると、翌日の18時頃~翌々日の2時頃まで通信速度が1Mbpsとなります。1Mbpsであれば、ネットサーフィンやYouTubeの動画を標準画質で視聴する程度は可能なので、そこまで不便とはいえない速度です。しかし、高画質の写真をアップロードしたりオンラインゲームを楽しんだりするのはむずかしい状態といえます。

10GBのデータ容量の目安は、スマホなどで見ることの多いYouTubeの標準質の動画に換算すると約33時間ほどです。HD画質で視聴すれば約16時間ほどですから、3日間でこの時間視聴するのは、かなりのヘビーユーザーが対象となっているといえるでしょう。一方、ホームページ閲覧や一般的なテキストメールを送受信する程度なら、ほぼ気にする必要はありません。

2-2.7GBプランで月間のデータ使用量が7GB以上になった場合

2つ目の条件は、7GBプランで月間のデータ使用量が7GB以上になった場合です。もともと7GBプランのデータ使用量は7GBまでという条件で利用しているので、これは仕方がないといえるでしょう。7GBプランでは7GB以上使った時点で、その月の末まで128kbpsの速度制限が適用されます。

この128kbpsという速度は、先述した1Mbpsと違って非常に遅い速度です。LINEやテキストメールなど以外は現実的には使えない状態といえます。つまり、うっかり7GBをオーバーしてしまえば、その月の末までインターネット回線がまともに使えない状態になってしまうことに注意しましょう。テキストメールをやり取りする程度のライトユーザーでないと、速度制限を受けた時のダメージが大きいといえます。

2-3.ハイスピードプラスエリアモードで7GB以上使った場合

ハイスピードプラスエリアモードとはWiMAX 2+回線がないエリアでau 4G LTEの回線を使えるサービスです。要するに、auの携帯電話回線を使うことになるので、ほぼ全ての場所で利用できることになります。

ハイスピードプラスエリアモードのメリットがあるのは、出張や旅行などでいろいろな場所に行く人など、限られたユーザーだけです。そうしたこともあって、このサービスは有料のLTEオプションとなっています。また、ハイスピードプラスエリアモードに対応しているルーターのみ利用できます。

注意が必要なのは、ギガ放題プランであっても、ハイスピードプラスエリアモードにした状態で月間7GB以上利用すると、通常のWiMAX 2+の回線も通信制限の対象となることです。しかも、通信速度が128kbpsになる厳しい制限がかかることに要注意といえます。

ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX 2+のエリア外の山間部や地下街などで利用できるところが便利です。しかし、WiMAX 2+エリアの圏外になったときに自動的に切り替わるモードにしていると、知らない間にデータ容量を消費していることもあるため気を付けましょう。

3.WiMAXの通信制限が解除されるのはいつ?

WiMAXの通信制限がかかってしまった場合でも、どうしても通常の速度でWiMAX 2+が使いたい場合があります。ここではWiMAXで通信制限がかかった際に即時解除できるのかについて、また、制限がかかった条件ごとに解除されるタイミングについて紹介します。
WiMAXの通信制限は即時解除ができない!

結論からいえば、WiMAXの通信制限は即時解除できません。速度制限になった場合は、解除されるタイミングを待つしかないのです。そのため、制限がかからないようにする事前の対策が重要となります。

通信量を確認するには、ルーターの画面で通信量を見る方法があります。ただし、正確な通信量ではなく目安程度です。また、機種によっては通信量が表示できないものもあります。もうひとつの方法は、加入しているプロバイダーの会員専用ページにログインして、通信量を確認する方法です。他にも、ルーターの専用アプリで通信量をチェックする方法があります。いずれにしても即時解除できない以上、通信制限がかからないように注意するしかないのです。

3-1.3日間で10GB以上使って通信制限になった場合の解除のタイミング

3日間で10GB以上使って通信制限になった場合も、即時解除はできません。しかし、10GBを超えた日の翌日において、18時頃~翌2時頃の制限対象の時間を過ぎれば解除されるため、比較的速度が遅い時間は短いといえるでしょう。ただし、2時より前から継続している通信に関しては、2時以降も最大で6時頃まで速度制限が継続するケースもあるようです。

もし、次の日も再度前日までの3日間のデータ使用量の合計が10GB以上になった場合、制限がかかります。前日に通信制限を受けたからといって、3日間で10GB使用できる状態にリセットされたわけではないことに注意が必要です。この場合も同じ時間帯で制限され、時間を過ぎれば解除されます。

3-2.7GBプランとハイスピードプラスエリアモードでの制限解除のタイミング

7GBプランで月7GB以上使ってしまった場合は、通信速度制限がその月の末まで適用され、翌月1日に順次制限が解除されます。「順次」という言葉は、午前0時に速度制限の対象となっているユーザーを一斉に解除するのではなく、順次解除していくことを意味しているようです。

場合によっては、少し待たされる場合もあると考えておきましょう。ハイスピードプラスエリアモードで月7GB以上利用して通信制限がかかった場合も、翌月の1日以降に順次解除です。これらの場合の速度制限は128Kbpsと厳しい制限なうえ、適用される日付によってはかなり期間が長くなります。通信量をチェックするなどして、速度制限がかからないようコントロールしましょう。

4.WiMAX 2+の通信制限かからないようにする方法

即時解除は不可能なのがWiMAX 2+の通信速度制限です。なるべくなら、速度制限は経験したくないものといえるでしょう。ここでは通信制限にかからないようにするにはどのような方法があるか紹介します。

4-1.月間データ容量が無制限の「ギガ放題プラン」がおすすめ

1つ目の方法は、自分の通信使用量に合せてプランを選ぶことです。普段どのくらいのデータ量を利用しているのか、チェックしてみてはどうでしょうか。そのうえで、通信制限が気になる場合は、データ量無制限のギガ放題にしておくと安心です。

仮にギガ放題の通信速度制限が適用されてしまっても、1Mbpsの通信速度なので最低限の作業はできます。3間日で10GBと条件もゆるいことから、口コミによると通常プランよりコスパが高いといわれているのがギガ放題プランなのです。数百円の違いで無制限で使えるなら安いと感じる人も多いのではないでしょうか。

ただし、ギガ放題プランに加入していてもLTEオプション(ハイスピードプラスエリアモード)の利用は別です。月間7GB以上利用して通信制限がかかってしまうと、128kbpsという実用に耐えない通信速度になってしまうことに注意しましょう。

LTEオプションにおける対策としては「通信モード自動切替」を無効にしておくのがよい方法です。ルーターに通信モード自動切替のオンオフを切り替える項目があるので、データ容量が心配な人はオフにしておきましょう。

4-2.利用予定によって月毎に契約プランの変更

前もって利用するデータ量が増えそうな月、または少なくなりそうな月がわかっているなら、月ごとに契約プランを変更する方法もあります。たとえばGMOとくとくBBでWiMAX 2+を契約している場合、切り替えの手数料はかからず毎月プラン変更をすることも可能です。

毎月末日の前日18時までの申請で翌月1日から適用されるので、前もってデータ容量がオーバーしそうな月だけギガ放題プランにすることもできるのです。ただし、通常プランとギガ放題では料金が異なるため、変更のし忘れなどに注意しましょう。

5.WiMAX 2+を使いたい!導入の際に考慮すべき点について

WIMAX 2+の利用サービスを提供しているプロバイダーは数多くあります。どこを選んでよいのかわかりにくいと感じる人も多いのではないでしょうか。そこでプロバイダーを選ぶにあたって考慮すべき点について説明した後、おすすめのプロバイダー選びのポイントを紹介します。

5-1.WiMAX 2+はプロバイダーによる違いは?

光回線などを提供しているプロバイダーと違う特徴が、WiMAX 2+の場合にはあります。それは、どのプロバイダーも回線や通信基地局自体はUQコミュニケーションズのものを使うため、通信品質はどこも同じであるということです。

つまり、どこの会社の通信が速い・遅いといった口コミがあったとしても、それはプロバイダーのサービス自体には基本的に関係ありません。これは対応エリアについても同じです。

それならば、やはり本家本元のUQコミュニケーションズに加入しておいたほうが安心なのでは、と考える人もいるかもしれません。確かに、通信網や通信局を管理している会社ならではのメリットはあるのでしょう。

しかし、料金の面で他のプロバイダーと比較すると高いのがデメリットです。現実的には通信トラブルなども少ないため、UQコミュニケーションズ以外の料金の安いプロバイダーを選ぶ人が多いといえます。また、通信トラブルがあったとしても、通信網や基地局についてのトラブルなら対応するのは結局UQコミュニケーションズです。

通信品質が同等のWiMAX 2+においては、プロバイダー選びで重要なのは、月額割引やキャッシュバックキャンペーンなど、各プロバイダーが提供しているお得なサービスです。より細かく情報をチェックしてみると、家電量販店の店頭ではなくWEBから申込むことで割引が適用される、キャッシュバックが適用される、といったプロバイダーもあります。時期限定のキャンペーンにも注目したいところです。

5-2.プロバイダーの得する選び方!注意するべき点

自分にとってメリットが大きいプロバイダーをみつけるためには、各プロバイダーを比較検討するのが効率的といえます。大きく分けると、チェックポイントは5つです。

1つ目は、多くの人が最重要ポイントとする月々の料金です。ここで注意が必要なのは、単純に月額料金だけを比較すると損をしてしまうケースがあることです。たとえば、高額のキャッシュサービスが適用されれば、月々の料金に換算すると、比較していたプロバイダーより安くなる場合もあります。

2つ目のチェックポイントは、プロバイダーが用意しているルーターの機種です。ルーターは通信速度を決めるため、とても重要といえます。たとえばSpeed Wi-Fi NEXT WX05の下り最大速度は440Mbpsですが、Speed Wi-Fi NEXT W06では下り最大速度が1.2Gbpsなのです。高画質で動画を視聴したい人などは、最新のルーターを扱っているプロバイダーを選ぶべきといえます。

3つ目のチェックポイントはクレードルです。クレードルがあれば、モバイルルーターでも有線LANをつなげられるので通信品質は向上しますし、充電台としても使えます。プロバイダーによってはセット購入プランも提供しているのでチェックしておきましょう。

4つ目のポイントは、申込みからどれくらいで届くのか、問い合わせ先がわかりやすいか、などのサポート、アフターフォローの面です。申込みから発送までの期間は即日から1週間程度までプロバイダーによって幅があります。すぐに使いたい場合は、即日発送に対応しているスピーディなプロバイダーが向いています。

5つ目のポイントはプロバイダーの関連グループが提供しているサービスとの連携などの特典です。たとえば、飲食店やホテルの宿泊料金の割引が受けられるなどがあります。ただし、その特典に仕事や趣味がぴったり合う場合は少なく、ほとんどの人にとってはそれほどメリットがない場合が多いようです。そのため、やはり月額料金の安さやキャッシュバックなど、直接的なメリットのほうが重視される傾向があります。

6.通信制限を気にせず快適なインターネットライフを送ろう

WiMAX 2+は気軽に高速通信が楽しめるモバイル通信です。ただし、利用状況によっては通信制限によって通信速度が遅くなってしまいます。契約プランや月のデータ使用量に注意して、快適にインターネットを楽しみましょう。

※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。

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