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「ドコモ光」や「auひかり」など光回線の違いの比較とお得な選び方を紹介

自宅のインターネットを高速で快適な光回線にしたいと思っているけれど、どの会社を選べばよいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。

光回線にはさまざまな種類があり、特徴やサービス内容もそれぞれ異なります。
どれを選ぶかによっては、インターネットそのものの性能だけでなく、毎月の出費にも差が出るかもしれません。

そこで、光回線は種類によって何が変わるのかや、後悔しない選び方について説明します。

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光回線の種類と特徴について知ろう

光回線の種類ごとの違いについて理解するには、光回線そのものについてある程度知るのが早道です。そこで今回は、まず光回線の基本的なイメージを固めて、次に光回線の会社ごとの特徴について説明していきます。

光回線とは

光回線の正体は、レーザー光での通信を可能にする「光ファイバー」のケーブルです。

光ファイバーケーブルの内側には、ガラスなどの透明度の高い素材が詰まっていて、レーザー光が速く、遠くまで進めるようになっています。光回線のインターネットでは、メールや写真のデータをレーザー光の素早い点滅に置き換えることで、通信を行います。

光回線を使わない従来の方法よりも短時間で大量の情報を送ることができ、ノイズにも強いため安定した通信が可能です。

自宅に光回線を引くというのは、家の中まで光ファイバーを引き込んで、スマホやパソコンから利用できるようにするということです。このときケーブルは、光回線のサービスを提供する「回線事業者」からやってきます。回線事業者は、電柱などを利用して自社の光ファイバーを張り巡らせており、それを分岐・延長して各家庭まで引いてくれるのです。

そのため、同じ光回線といっても、実際に使われるケーブルはサービスの提供元によって変わってきます。
光回線を選ぶときは、どの会社の光ファイバーケーブルが使われているのかを知っていれば、信頼できるサービスなのかどうかを見極めやすくなるでしょう。

フレッツ光

「フレッツ光」は、NTTによる光回線サービスです。

通信事業大手のNTTが所有する光ファイバーケーブルを使えるので、回線の信頼性についてはまったく問題ないでしょう。

プランについては選択肢が多く、それぞれ通信速度や料金が異なるため迷ってしまうかもしれません。たとえば、もっとも高速な最大10Gbpsのプランは、月額6,930円(税込)、1Gbpsなら月額5,940円(税込)〜となっています(いずれも戸建ての場合)。

ただし、「フレッツ光」では、これ以外にプロバイダーの料金もかかります。プロバイダーについてはこの後あらためて説明しますが、インターネットに接続するために必須のものです。毎月の実際の出費が、トータルでいくらになるのかがわかりづらい点は、本サービスの要注意ポイントといえます。

光コラボ事業者の光回線

「光コラボ(光コラボレーション)事業者」という用語は、特定の会社ではなく、NTTの回線を借りて独自のサービスを展開している会社全般を指しています。

NTTが光回線の卸売りになり、そこにほかの会社が付加価値をつけて売っていると考えればよいでしょう。「フレッツ光」よりも料金体系がすっきりしていてわかりやすいことが多く、選びやすいタイプの光回線です。

もしかすると、「間に卸売りが入ったら料金が高くなるのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし、実際にはその逆で、むしろお得になることのほうが多いようです。通常は別途必要になるプロバイダー料金や、そのほか独自のサービスもセットで提供される、リーズナブルなプランになっています。

ドコモ光

「ドコモ光」は、NTTドコモが光コラボ事業者として提供する、光回線サービスです。

「フレッツ光」と同じNTTグループのサービスでありながら光コラボという、一見ややこしい事業形態になっています。
整理すると、光回線は「フレッツ光」と同じNTTのものなので信頼性が高く、そのほかに必要なプロバイダーなどの料金は、NTTドコモがまとめてくれるので、リーズナブルです。月額4,400円(税込)〜で利用でき、最大1Gbpsと最大10bpsのプランがあります。

「ドコモ光」には、いろいろな会社がプロバイダーサービスを提供しているという特徴もあります。そのため、サービス内容を見比べて気に入ったプロバイダーがあれば、そちらを選択することも可能です。全部をNTTグループでまとめたければ「ドコモnet」を選ぶのもよいですが、できればしっかりと比較して、お得なプロバイダーを選ぶのがおすすめです。

SoftBank 光

「SoftBank 光(ソフトバンク光)」は、ソフトバンクが提供する光回線サービスです。
「ドコモ光」と同じく光コラボによるサービスであり、NTTの光回線が使われています。料金プランがシンプルで、最大1Gbpsの速度で月額5,720円(税込)です(戸建ての場合)。

同社では、無線でインターネットに接続できる「SoftBank Air」も提供しています。何らかの理由でケーブルを引きたくない場合には、こちらが便利でしょう。ただし、速度については光回線を引いたほうが高速です。

auひかり

「auひかり」は、KDDIが独自に提供している光回線サービスです。

「ドコモ光」や「SoftBank 光」のような光コラボではなく、主に自社所有の光ファイバーを使っています。通信速度が最大1Gbpsから最大10Gbpsまでのプランがあり、料金は月額6,160円(税込)〜です。

「ドコモ光」もそうですが、「auひかり」ではプロバイダーを複数の会社の中から選べるのが特徴です。すべてをKDDIで揃えたい場合は、「au one net」を選ぶとよいでしょう。

NURO 光

「NURO 光」は、SONYグループによる光回線サービスです。

多くの光回線の速度が最大1Gbpsからの提供なのに対し、「NURO 光」のプランは月額5,217円(税込)で、最大2Gbpsからとなっています。
もっとも高速なプランは最大20Gbpsで、個人向けインターネットとしての世界最速をうたう性能です。

同社が使用している光回線は、NTTが所有するものです。しかし、速度の違いからもわかるように、光コラボ事業者というわけではありません。「ダークファイバー」呼ばれるNTTが未使用の回線を借り受けて、これに独自の技術を組み合わせることで高速化を実現しているのです。
ただし、「ドコモ光」などの事業者と比較すると、サービス提供エリアは限られています。

電力会社系の光回線

地域によっては、電力の系列会社による光回線サービスを利用できる場合があります。
電力会社の多くは独自に光ファイバーを所有しており、そのネットワークを活用してサービスを提供しているのです。たとえば、中部エリアなら中部電力系列の「コミュファ光」、関西エリアなら関西電力系列の「eo光」などが挙げられます。

通信速度は提供元によって異なりますが、1〜10Gbpsのプランに加入すれば、ほかの事業者と比べても遜色ありません。料金については、比較的安い場合もあります。電力会社系の光回線を利用できる地域に住んでいるという人は、全国展開の光回線とプランや料金を比較してみるとよいでしょう。

ケーブルテレビの光回線

ケーブルテレビ会社も、自社所有の光ファイバーを活用してインターネット接続を提供していることがあります。
たとえば、業界大手の「J:COM」では、「J:COM NET」というサービスで、最大1Gbpsや最大10Gbpsのプランを利用可能です。電力会社系の光回線と同様、通信速度や料金については、地域ごとのケーブルテレビ会社によって異なります。

ケーブルテレビの光回線を検討する際には、回線の方式に注意しましょう。

「ドコモ光」などの光回線は「FTTH」といい、光ファイバーケーブルが自宅の屋内まで届いています。これに対し、ケーブルテレビでは、光ファイバーが使われるのはネットワークの幹線部分のみで、屋内には「同軸ケーブル」という別のケーブルが引き込まれていることがあるのです。光ファイバーのほうが高速な通信が可能なため、同軸ケーブルの場合は光回線をうたっていても速度が出にくくなってしまいます。

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光回線の選び方

ここまで紹介してきたように、光回線には種類があります。
同じNTTの回線を使っていても光コラボの会社ごとに独自のサービスがあったり、KDDIや電力会社のように自社所有の光回線を活用していたりといった違いがあるのです。それぞれに異なる特徴があるため、後悔しないためには、自分に適したサービスがどれかを考える必要があるでしょう。

そこで、ここからは光回線を選ぶ際のポイントについて説明していきます。

まずは提供エリアを確認

どの会社の光回線も、日本全国すべてのエリアで利用できるとは限りません。

都道府県や市区町村の単位では対応エリア内になっているように見えても、自宅の周辺だけは非対応ということもあります。これは、光回線を使えるようにするには、光ファイバーケーブルを自宅までつなげるという、物理的な準備がどうしても必要なためです。何らかの理由により「回線工事ができない」と判断されてしまうケースがあるのです。

たとえば、自宅近くに電柱がないためにケーブルを延長できない場合や、住んでいる建物の構造上配線が難しい場合などが考えられます。集合住宅では、大家さんや管理会社から工事の許可がおりないこともあるでしょう。いずれにしても、ケーブルを引けるかどうかを、自分で判断することはできません。光回線の会社に問い合わせをして、工事をしてもらえるかどうか確認する必要があります。

問い合わせといっても、ほとんどの場合はホームページ上で必要最低限の情報を入力すれば、その場で調べられるようになっています。通常は、エリアの問い合わせをしただけで申込みを勧められることはないので、気軽に調べてみましょう。たとえば、「ドコモ光」には「ドコモ光エリア検索」というページがあり、自宅の郵便番号や住所を入力することで、自宅付近が対応エリアかどうかを確認できます。

実際に申し込むかどうかは、エリア確認後にサービス内容をじっくりチェックしてから決めれば、問題ありません。

使っているスマホに合わせて選ぶ

光回線は、スマホとセットで考えるとお得に利用できる場合があります。

光回線サービスを提供する会社や、利用中のスマホの加入プランの組み合わせによっては、スマホ利用料が割引になる制度を利用できるためです。厳密にいえば、安くなるのは光回線ではなくスマホのほうなのですが、実質的には光回線をお得に導入できるといえます。

以下は、スマホのキャリアごとに利用できる割引制度の概要です。細かい適用条件もあるので、くわしくは各社のホームページなどで確認してみてください。

ドコモ光セット割

ドコモのスマホを「ギガプラン」で使っている人は、「ドコモ光」にセットで加入するとスマホ料金が最大で1,100円(税込)割引になります。
さらに、家族のスマホもドコモなら、割引が家族全員に適用されます。離れて住んでいる家族も対象になるので、条件が合えばかなりお得な制度です。

auスマートバリュー

auのスマホを使っている場合は、「auひかり」やそのほか提携先の光回線に加入すると割引を受けられます。
割引額は利用中のスマホのプランによって変わります。家族のスマホもauならさらにお得になる点は、ドコモのセット割と同様です。

おうち割 光セット

こちらはソフトバンク版のセット割です。ソフトバンクのスマホを使っている場合に、プランや機種によって家族全員が最大1,100円(税込)の割引を受けられます。

対象となる光回線には「SoftBank 光」や「NURO 光」などがあります。

速度と安定性で選ぶ

自宅のインターネットを快適にするには、通信の速度と安定性が重要です。

光回線の速度を各社のホームページでチェックすると、「最大1Gbps」のように、必ず「最大〜」という表記になっていることに気づくかもしれません。これは「ベストエフォート」といって、その速度を保証しているわけではないという意味です。

実際の速度はエリアや回線の混雑状況、Wi-Fiや使用しているパソコンの性能など、さまざまな条件によって変わってきます。そのため、光回線事業者が速度を保証するということは、そもそもできないのです。「最大1Gbps」のような表記が意味しているのは、そのプランのキャパシティだといえます。

このとき、「最大100Mbps」より「最大1Gbps」のほうが、数値としては大きいということに注意しましょう。「〜Gbps」という単位は、「〜Mbps」の約1,000倍にあたります。つまり、1Gbpsのキャパシティは100Mbpsの10倍に相当します。現在の光回線は1Gbps以上が主流なので、基本的には「〜Gbps」のプランを選ぶのがおすすめです。

では、「安定性」についてはどうでしょうか。安定性とは、通信が途切れることなく行えるかどうかを指す用語です。光回線が普及するより前は、周囲の電波などが通信に悪影響を及ぼすことも少なくありませんでした。光回線の場合は、ノイズに強い光ファイバーケーブルが使われるので、安定性についてはおおむね問題ありません。NTTなどの大手事業者の光回線を選べば、さらに安心でしょう。

キャンペーンや特典で選ぶ

光回線への加入を検討するときは、活用できるキャンペーンがないかどうかもチェックしてみましょう。候補として考えている光回線が複数あって、どれにしようか迷ってしまったときも、特典の内容が決め手になるかもしれません。

具体的には、キャッシュバックで工事費用が実質無料になったり、本来は有料のオプションが無料になったりします。うまく活用すれば、数万円の節約になることもあります。キャンペーンは予告なく始まることも多いので、光回線を検討する際には最新情報をチェックするのがおすすめです。

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光回線はプロバイダー選びも重要

ここまでの説明で、「プロバイダー」という言葉が何度か出てきました。
プロバイダーとは、通信をインターネットに接続してくれるサービスのことです。

自宅までケーブルを引いてもインターネットにつながっていなければ意味がないので、光回線を使うときにはプロバイダーも必要になります。プロバイダーにはさまざまな会社があり、どれを選んでも同じではありません。自宅のインターネットを快適にするには、プロバイダー選びも重要なポイントです。

速いプロバイダーを選ぼう

自宅からインターネットを利用する際には、すべての通信が必ずプロバイダーを経由します。ここで各家庭からの通信がいったん集約されるため、インターネットに同時にアクセスする人が多いと、プロバイダー側の処理が追いつかなくなることがあります。本来なら1Gbpsや10Gbpsのキャパシティがある光回線を使っていても、混雑が原因で遅くなってしまう場合があるのです。

このような事態を避けるためには、処理能力の高いプロバイダーを選ぶことが重要です。具体的には、混雑しても速度が遅くなりにくい通信方式を採用しているプロバイダーを選ぶようにしましょう。適切なプロバイダーを選ぶことにより、光回線本来のキャパシティを活かして、インターネットを快適に使えるようになります。

プロバイダーには「GMOとくとくBB」がお得でおすすめ

光回線に「ドコモ光」か「auひかり」を検討しているなら、プロバイダーには「GMOとくとくBB」がおすすめです。
ドコモ光」では「v6プラス」、「auひかり」の場合は「IPoE」という混雑に強い通信方式を採用しているため、光回線本来の性能を無駄にせず、いつでも快適にインターネットを利用できます。

「GMOとくとくBB」では、スマホとのセット割も適用できます。スマホの月額料金がプランに応じて家族まるごと割引になるので、通信費の節約が可能です。さらに、高性能なWi-Fiルーターも無料で利用できます。キャッシュバックやポイント還元などのキャンペーンも随時展開しているので、どのくらいお得になるのかチェックしてみましょう。

申込みはホームページから簡単にできますが、質問などがあれば電話でも可能です。サポート体制が充実しているのも「GMOとくとくBB」の特徴なので、わからないところや不安な部分があれば、ぜひ相談してみてください。

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まとめ

光回線を導入すれば、高速で安定したインターネット環境が手に入ります。さまざまな会社がサービスを提供しているため、光回線はそれぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。

このとき、プロバイダーの選び方も重要なポイントになります。ドコモ光かauひかりを検討しているならプロバイダーは「GMOとくとくBB」を選ぶのをおすすめします。

お得な割引やキャンペーンも活用しながら、自宅のインターネットを快適な光回線に変えてみてはいかがでしょうか。

※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。

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この記事の監修者

上米良 智文

GMOインターネットグループ株式会社
事業統括本部 宮崎オフィス マーケティングチーム所属

プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」マーケティング担当者/光回線のエキスパート

2015年にGMOインターネット株式会社(現・GMOインターネットグループ株式会社)に入社後、宮崎オフィスのマーケティングチーム立ち上げに参画し、GMOとくとくBBで販売しているモバイルWi-Fiや光回線全般のマーケティングに従事。

現在はドコモ光やauひかりを中心に光回線全般のマーケティング担当をしながら、光回線のエキスパートとして当サイト「Smafi(スマフィ)」や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。