• 光回線

光回線は選び方次第でもっと速く!通信速度が遅い場合の原因と対処法

期待して光回線サービスを選んだのに、思ったような結果が出ずに不満を持っていませんか。通常であれば、光回線は快適なインターネットが楽しめる優れた回線です。遅いと感じる裏には、思わぬ原因が隠れているかもしれません。ここでは、光回線の速度を測定する方法や、光回線が遅い原因・その対処法を詳しく解説していきます。

1.光回線が遅いと感じたら通信速度を測定してみよう!

通信の速さと安定性で人気の光回線ですが、ときには通信速度が気になることもあります。特にみんなのアクセスが集中する時間帯は、WEBページの表示に時間がかかったり、動画やゲームの読み込みがスムーズにいかなかったりすることもあり、ストレスを感じるかもしれません。光回線の通信速度が遅いと感じたら、仕方ないからと諦めるのではなく、まずは実際にどのくらいの速度なのかを測定してみましょう。
スピードテスト(https://fast.com/ja/

1-1.BNRスピードテストで測定する

「BNRスピードテスト」では、下りと上り両方の通信速度を計測することが可能です。ちなみに、よく聞く「上り速度」というのは、写真や動画をアップロードするためにかかる時間や、メールを送る際にかかる時間など、インターネット上へ情報をアップロードするときの速さを表しています。一方で「下り速度」は、アクセスしてからWEBページが表示されるまでの時間や、動画やゲームを読み込むまでの時間など、インターネット上から情報をダウンロードするときの速度を表しています。基本的には、通信速度を測定するためにはFlashプレイヤーのダウンロードが必要となります。しかし、こちらのサービスは画像読み版で測定することもできるので、iPhoneやiPadなど、Flashプレイヤーが使えない環境下でも利用することが可能です。

1-2.speedtest.netで測定する

「speedtest.net」はシンプルなデザインのサイトで、下りと上りの速度のほかに、PING値の測定ができます。PING値というのは応答速度のことで、通信相手とデータの送受信をする速度を知ることができます。たとえば、オンラインゲームで通信相手とのやり取りの際に重要となる数値です。PING値は「ms(ミリ秒)」という単位で表示され、値が小さいほど応答速度が速いことを意味しています。

2.ネット通信に十分な速度が出ているか診断しよう!

通信速度は、「Mbps(メガビット毎秒)」という単位で表されます。1秒間にどれくらいのデータを送れるかを表したもので、数値が大きいほどに通信速度が速いことを意味しています。では実際に、どのくらいの通信速度が出ていれば快適なネット通信ができるのでしょうか。ここでは、通信速度の目安を解説していきます。

2-1.5Mbps以下の場合

5Mbps以下の場合、通信の用途によっては支障が出る可能性があります。5Mbps程度の速さが出ていれば、メールの送受信が問題なく行えるほか、動画も標準画質であればスムーズに視聴することができます。ネットサーフィン程度の利用なら、大きな問題はないでしょう。ただし、5Mbpsを大きく下回る場合には注意が必要です。
1~2Mbpsでは、通常のサイトなら快適に閲覧できますが、動画が視聴の途中で止まってしまったり、重いデータのダウンロードに時間がかかってしまったりする場合があります。特に1Mbps以下の場合は、画像の多いサイトを開く際など、読み込みに時間がかかってストレスを感じることもあるでしょう。

2-2.5~10Mbpsの場合

一般的に、10Mbps程度の速さが出ていれば、ある程度の操作を快適に行うことができます。5~10Mbpsでは、高画質動画の視聴もスムーズに行うことが可能です。モバイル通信サービスのWiMAXの実効速度は5~10Mbpsとなるので、外出先での利用にも適していると言えるでしょう。
ちなみに「実効速度」というのは、理論上の最大数値を示す「最大速度」とは異なり、一般的な環境下で利用できる現実的な通信状態を表しています。なお、ADSLの場合は、平均して10Mbps以上の速度が出るものの、基地局からの距離によっては10Mbps以下になるため、使用場所の範囲には注意が必要です。

2-3.25Mbps以上の場合

25Mbps以上の通信速度なら、データ量の多いオンラインゲームでもストレスなく利用することが可能です。通常、光回線サービスであれば、実効速度で25Mbpsを大きく上回る下り100Mbps以上になるため、十分な速度でインターネットが利用できるはずです。光回線サービスを使って通信速度が遅いと感じる場合は、通信環境や接続する機器に問題がある可能性が高いでしょう。

3.光回線の速度が遅い原因にはどのようなケースがある?

光回線の速度が通常よりも遅いと感じる、または、実際に速度を測ってみたら数値が低かったというときは、通信速度を制限している原因があるはずです。ここでは、速度低下の原因となりうるケースを解説します。

3-1.接続している子機に問題があるケース

まず考えられるのは、接続する側の子機に問題がある場合です。このような場合、通信速度が遅くなってしまうことがあります。具体的には、以下のようなケースが考えられます。

3-1-1.接続している子機が古い

ここで言う「子機」とは、パソコンやスマートフォンなどの端末を示しています。接続する側の子機が古い場合は、光回線などの高速通信に対応していない可能性があります。いわゆる、パソコンのスペックが低い状態です。これでは、回線自体が優れていてもその恩恵を受けることは難しいでしょう。古いOSやCPUの処理速度が遅いパソコンを使っている場合には、回線の見直しよりも、子機自体の買い替えを検討したほうがいいかもしれません。

3-1-2.接続している子機のメモリが不足している

接続している子機のメモリが不足していると、それが原因で速度の低下が引き起こされる可能性があります。メモリは、同時にたくさんのプログラムを使用したり、ファイルや画像などのデータを大量に保存したりすることで不足していきます。特にメモリが2GB以下の場合は、通信速度以外にも、パソコンの起動が遅いなどの支障が出るかもしれません。この場合は、メモリを増設したり、データを整理したりして対応する必要があるでしょう。

3-2.通信環境に問題があるケース

通信速度の低下には、通信環境が影響しているケースも少なくありません。接続する側の子機に問題がない場合は、以下のような環境的な要素に問題がないかをチェックしてみましょう。もしかしたら、思わぬことが原因になっているかもしれません。

3-2-1.通信を阻害するものがある

光回線を無線で利用している場合、「電波干渉」によって通信に障害が出ることがあります。無線の周波数には、2.4GHz帯と5GHz帯の2種類があります。この周波数は、家電にも使われています。電波干渉というのは、これらの周波数がほかの家電と重なることを意味しています。
たとえば、電子レンジやコードレス電話には2.4GHz帯の周波数が使われているため、近くで使用していると電波干渉が引き起こされ、電波が途切れることがあるのです。電波干渉によって通信速度が低下するほか、パソコンのシステム自体に悪影響を及ぼす可能性があるため、日頃から気をつけたいポイントです。

3-2-2.マンションで使用している

光回線の導入工事には、いくつかの配線方式があります。マンションなどの集合住宅では、工事の容易さから電話線を利用した「VDSL配線方式」が選ばれる傾向があります。この方式は工事が簡単な反面、信号が損なわれやすく、速度が低下しやすいという特徴を併せ持っています。また、光ファイバーを直接各戸まで導入する「光配線方式」も、光ファイバーを引き込む際に分岐してマンション全体で共有するため、回線が混み合う時間帯は速度が低下する傾向があります。

3-3.ネットワーク機器に問題があるケース

インターネットで快適な通信をするためには、LANケーブルや無線LANルーターなどのネットワーク機器の性能も重要です。これらの性能に問題がある場合、通信速度が遅くなる可能性があります。機器ごとに原因をみてみましょう。

3-3-1.LANケーブルの規格が古い

LANケーブルは、通信速度によってカテゴリが分けられています。「CAT6」や「CAT7」のように区分されていて、一般的に数字が大きいほど通信速度が速く、快適にインターネットが利用できるとされています。LANケーブルが古い場合は高速通信に対応していない可能性があるため、カテゴリ「CAT6」以上に交換するといいでしょう。なお、LANケーブルは商品によって形状に違いがあります。LANポートによっては使えない場合があるので、購入の際は注意が必要です。

3-3-2.無線ルーターの性能が悪い

無線LANルーターを利用して光回線に接続している場合、無線LANルーターの性能が悪いと速度が遅くなることがあります。無線LANルーターはアンテナの本数が多いほど通信が速く安定するため、選ぶ際の判断材料にするといいでしょう。周波数は「2.4GHz」か「5GHz」で選べるタイプがいいです。2.4GHzは長距離の通信に向いているという特徴があります。ただ、大量の電波が飛び交う住宅街では、通信障害が起こりやすく速度が低下することも。
一方5GHzは2.4GHzに比べて通信範囲が狭いものの、電波干渉が起こりにくいため繁華街や集合住宅向きと言えるでしょう。通信規格は、最も速度が速い「11ac」以上がおすすめです。

3-4.光回線サービスやプロバイダに問題があるケース

こちら側に大きな問題がない場合は、光回線サービスやプロバイダ側の問題かもしれません。この場合も、やはり通信速度に影響が出てきてしまいます。具体的には、以下のようなケースが考えられます。

3-4-1.光回線自体が遅い

一般的に快適な通信が可能とされる光回線ですが、実は光回線の速度は、契約する会社や接続方式によっても大きな違いがあります。公式で発表されている「最大速度」はあくまでも理論値で、実際の速度はそれよりも遅くなるため、鵜呑みにしないことが大切です。参考にするのであれば、理論値ではなく実測値を確認するといいでしょう。

3-4-2.通信障害が起きている

通信障害によって、一時的に速度が低下することもあります。プロバイダの公式サイトでは通信障害の情報を提供しているため、急に速度が遅くなった場合は確認してみるといいかもしれません。通信障害の理由はさまざまですが、プロバイダが外部から攻撃を受けることによって発生するケースもあり、予期するのが難しい問題です。

3-4-3.プロバイダがメンテナンスをしている

プロバイダは、工事や故障の対応、点検などで定期的にメンテナンスを行うことがあります。作業の間は、通信速度が低下する可能性があります。メンテナンス情報は事前に通知があるため、通知が届いたら日程などを確認しておくといいでしょう。情報は、公式サイトでも確認することが可能です。

3-5.回線やサイトの混雑が原因になっているケース

回線が混雑していたり、一定のサイトにアクセスが集中したりすることで、一時的に通信速度が遅くなることがあります。こうした症状は、決まったタイミングで発生する傾向があります。

3-5-1.回線が混雑している

インターネットの回線は、ユーザーが多くなる夕方から夜にかけて混線する傾向があります。そのため、この時間帯は混線が原因で通信速度が遅くなる可能性があります。光回線は特にユーザーが多いため、混線による速度低下が起こりやすいと言えるでしょう。いつも同じような時間に通信速度が遅くなる場合は、混線が影響しているのかもしれません。

3-5-2.サイトが混雑している

一定のサイトにアクセスが集中すると、サーバーがダウンしてウェブサイトが表示されないことがあります。回線側ではなく、サーバー側に問題がある場合です。テレビやSNSによって情報が発信されると、その効果でアクセスが集中することがあります。
このケースでは、表示されないのは一定のサイトだけであり、それ以外のページは通常通り閲覧できるという特徴があります。サイトが表示されないときは、サーバーが復旧されるまでしばらく待ってから、再度アクセスしてみましょう。

4.光回線の通信速度が遅いと感じたときの対処法

原因がわかったら、次に気になるのはその改善方法です。光回線の通信速度が遅いと感じたら、仕方ないからと諦めるのではなく、以下の4つのポイントに沿ってプランや通信機器などを見直してみましょう。ちょっとした工夫や対処で、今よりもスムーズかつ快適に、インターネットが利用できるかもしれません。

4-1.光回線の契約プランを確認する

光回線は、契約プランによっても通信速度が変わります。インターネットの利用用途によっては、契約プランが合っていない可能性があります。たとえば、フレッツ光なら最大1Gbpsのスーパーハイスピードタイプ以外にも、下り最大200Mbps・上り最大100Mbpsのハイスピードタイプ、通信速度は上り下りともに最大100Mbpsのリーズナブルなプランもあります。
用途によって最適な速度が異なるため、自分がどのプランで契約しているのかを確認し、必要があれば見直すといいでしょう。

4-2.通信機器を再起動する

通信機器の接触不良によって、通信速度の低下が起きている場合もあります。このケースでは、通信機器を正しく接続しなおすことによって改善する可能性があります。ルーター、モデムの順で電源を落とし、機器の点灯が消えるのを確認してから、再度接続してみましょう。このとき、パソコンやスマートフォンなどの子機のほうも、いったん電源を落としてから再起動するといいでしょう。

4-3.回線サービスやプロバイダを乗り換える

ユーザー数の多い通信会社は、どうしても回線が混雑しやすい傾向があります。期待していた速度よりも遅い場合、契約を後悔することもあるかもしれません。現状のサービスに不満を感じている場合は、回線サービスやプロバイダを乗り換えることで、通信速度を上げることも可能です。心当たりがある場合は、ほかの会社への切り替えを検討してみましょう。切り替え後の会社によっては、今よりもお得な料金で快適にインターネットが楽しめるかもしれません。

4-4.Wi-Fiルーターを最新機器に変える

無線通信を利用している場合、Wi-Fiルーターの性能によっても通信速度が左右されます。速度低下にWi-Fiルーターが関係しているケースでは、ルーター自体を高速通信に対応した最新機器に買い換えることで、状況の改善が期待できます。
このとき、使用環境に合ったアンテナの本数や周波数帯を選ぶことがポイントです。通信規格にも着目して、性能が高い機種を選べば間違いないでしょう。ただし、根本的な原因が光回線の配線方式にあった場合は、Wi-Fiルーターを買い換えても効果が発揮できないため注意が必要です。

5.光回線の乗り換えを検討する際の注意点

乗り換えの際に気になるのが、違約金などの費用面です。どうせ乗り換えるなら、お得に契約したいと思う人は多いでしょう。そんなときは、下記の点に注意することで、乗り換えにかかる費用を抑えることが可能です。

5-1.違約金がかからないタイミングで乗り換える

基本的に、光回線やプロバーダーとの契約には定められた契約期間があります。この期間の途中で解約を申し出ると、違約金がかかってしまう可能性も。特に、光回線とプロバイダを別々に契約している場合は、二重で違約金を支払う必要があります。契約更新月であれば違約金を支払わずに解約できるので、確認してみましょう。
ただし、更新月がまだ先だからと言って、乗り換えまで先送りにする必要はありません。どうしても契約期間中に解約したい場合は、キャッシュバックが受け取れる光回線を選ぶことで、違約金分に充てる方法もあります。この方法であれば、余計な出費をせずに乗り換えが可能です。

5-2.キャンペーン中に乗り換える

光回線各社では、新規契約および乗り換えを呼びかけるために、定期的にキャンペーンを実施しています。キャンペーン中は通常よりもお得に契約できるため、乗り換えを検討しているのであれば、こまめに内容をチェックするといいでしょう。また、同じ光回線でも、契約するプロバイダによってはキャンペーンの内容が変わることがあります。各プロバイダで見比べて、自分に合ったお得なキャンペーンを選びましょう。

6.高速通信ができる光回線を選ぶポイント

速度が遅いことを理由に乗り換えを検討するなら、光回線の精度にも注目しましょう。最近では高速通信ができる光回線も増えてきており、さらなる速さが期待できるようになりました。光回線を選ぶ際のポイントは、下記の2つです。

6-1.IPv6インターネット接続機能

「IPv6」というのは、従来の「IPv4」の欠点を補うために登場した、新しい接続方式です。もともとはIPv4のIP枯渇問題を解消することが大きな目的ですが、副次的な効果として、インターネットの通信速度アップが挙げられています。また、セキュリティ機能も向上しているため、より安全な接続方式であるとされています。IPv6インターネット接続が利用できる光回線なら、混雑しやすい時間帯でも通信速度が低下しないというメリットがあります。IPv6インターネット接続を利用するには、プロバイダがv6プラスに対応していることが条件となります。さらに、無線通信を行う場合は、v6プラスに対応しているWi-Fiルーターを揃える必要があります。

6-2.高性能なWi-Fiルーターを選ぶ

Wi-Fiルーターには、価格を重視したものと性能を重視したものがあります。通信速度を左右する重要な機器であるため、契約する光回線を選ぶ際には、高性能なWi-Fiルーターがレンタルできるサービスがおすすめです。v6対応の端末なら、高速通信が実現できるIPv6インターネット接続も可能です。複数の機器から選べる場合は、デザインよりも性能を重視するといいかもしれません。Wi-Fiルーターの性能は、アンテナの本数や周波数、通信規格によって異なります。戸建てや集合住宅などの住宅事情によっても適したものは異なるため、事前によく確認しておきましょう。

7.光回線の速度が遅いと感じたら通信機器やサービスの見直しを!

光回線速度が遅いと感じる原因は、プロバイダや回線、Wi-Fiルーターにあるかもしれません。仕方ないと思われがちな混線による速度低下も、これらを見直すことで改善される可能性は十分にあります。速度が気になる場合には、乗り換えも視野にいれて、現状の見直しを検討しましょう。

※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。

この記事は役に立ちましたか?

ご回答ありがとうございました

この記事についてご意見・ご要望がありましたらお聞かせ下さい。

※内容を入力してください。