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【要チェック】光回線の通信速度が遅い!と感じたらやるべきことと対処法

光回線の通信速度の速さに期待していたのに、予想以上に遅くて不満を持っていませんか?

本来、光回線は快適なインターネットが楽しめる優れた回線。
それなのに通信速度が遅いと感じるのには、きっとなにか原因があるはずです。

そこでこの記事では、光回線の通信速度が遅いと感じたらするべきことを詳しく解説していきます。
また、通信速度の遅さを改善する対処法もお教えしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

光回線の通信速度を改善して、速いインターネットを手に入れましょう。

1光回線が遅いと感じたらまずは通信速度を測定してみよう!

光回線が遅いと感じたら、まずは実際の通信速度を測ってみましょう。
具体的な通信速度が分からなければ、本当に遅くなっているのか客観視して対策ができません。

通信速度はスピードテストをすることで測定できます。
おすすめのスピードテストは以下の2つです。

  • BNRスピードテスト:日本語対応。
  • speedtest.net:英語表記。一回で応答速度まで測定可能

BNPスピードテストは全て日本語対応で便利ですが、上り・下りをそれぞれ測定しなければいけないのが面倒になります。
一方、speedtest.netは英語表記であるものの、一回で上り・下り・応答速度まで分かるので便利です。

もし簡単な英語が分かるなら、speedtest.netを使って通信速度を測ってみましょう。

ちなみに、通信速度は「Mbps(メガビット毎秒)」という単位で表されます。
この数値が大きいほどに通信速度が速いことを意味しているので、確認してみましょう。

2【通信速度別】光回線のインターネットでできることの目安

現状の通信速度が分かったら、今の状態で何ができて何がしづらいか把握しましょう。
ここでは次の速度別でできることの目安を解説していきます。

  • 0~5Mbps
  • 5~10Mbps
  • 25Mbps以上

先ほどのスピードテストと照らし合わせて、チェックしてみましょう。

5Mbps以下の場合

5Mbps以下の場合、主に次のようなことが問題なく行えます。

  • メールの送受信
  • 標準画質の動画視聴
  • ネットサーフィン

ただし、5Mbpsを大きく下回る場合は注意してください。
1~2Mbpsでは、動画が途中で止まってしまったり、データのダウンロードに時間がかかってしまったりする場合があります。

特に1Mbps以下になると、画像が多いサイトが開けない場合もあり生活に支障がでる可能性があるでしょう。

5~10Mbpsの場合

一般的に5~10Mbps程度の速さが出ていれば、高画質の動画視聴もスムーズに行えます。

なので5~10Mbpsくらいあれば、大きな不満なく生活ができるでしょう。

25Mbps以上の場合

25Mbps以上の通信速度となれば、データ量の多い高画質な4K動画、さらに100Mbps以上の通信速度であればオンラインゲームさえもストレスなく利用できます。

通常、光回線サービスであれば、実効速度で25Mbpsを大きく上回る『下り100Mbps以上』です。
そのため、光回線ならインターネット速度で困ることはまずないでしょう。

それでも光回線サービスを使って通信速度が遅いと感じる場合は、通信環境や接続する機器に問題がある可能性が高いです。

3【必見】光回線の通信速度が遅い5つの原因

通信速度に定評のある光回線が遅くなっている場合は、以下の5つのどれかに問題があるはずです。

  • 接続している子機
  • 通信環境
  • ネットワーク機器
  • プロバイダー
  • 回線やサイトの混雑

上記のどれが原因か分かれば、対策してインターネット速度を改善できます。
それぞれの問題について詳しく解説しましょう。

原因① 接続している子機

まず考えられるのは、『接続する側の子機』に問題がある場合です。
子機とは、パソコンやスマートフォンなどのインターネットに接続する端末のことを指しています。

子機が原因である場合は、具体的に以下のようなケースが考えられます。

  • 子機が古くて、光回線の通信速度に対応していない
  • 子機のメモリが不足しており、動作が遅くなる

子機自体が古い場合は、買い替えれば解決します。
また、メモリが不足しているなら、メモリを増設したりデータを整理したりして対応しましょう。

原因② 通信環境に問題があるケース

家やオフィスなどの通信環境が通信速度の低下に影響しているケースも少なくありません。
具体的には、以下のような原因が考えられます。

  • 電子レンジやコードレス電話などの通信を阻害するものが近くにあって、電波干渉している
  • マンションで利用していて、速度が低下しやすくなっている

電子レンジやコードレス電話などの家電には、光回線と同じ周波数が使われています。
そのため互いに電波が干渉しあって、速度低下を招いている可能性が高いです。

また、マンションでは戸建てとは違った配線方式が使われているため、その影響で速度が遅くなってしまっている場合があります。

両者の原因をチェックしてみて、自分が当てはまっていないか確認してみましょう。

原因③ ネットワーク機器

インターネットの通信に必要なLANケーブルや無線LANルーターなどのネットワーク機器に問題があって通信速度が遅い可能性があります。
機器ごとの原因を挙げると、次の通りです。

  • LANケーブルが低くて、光回線の高速通信に対応していない
  • 無線ルーターの性能が悪く、通信障害を起こしやすい

LANケーブルは通信速度によって、「CAT6」や「CAT7」のようにカテゴリー分けされています。
この数字が大きいほど通信速度が速くなるため、「CAT6」以上のケーブルに交換しましょう。
ただし、LANポートによっては使えないケーブルもある点には注意してください。

また、無線LANルーターはアンテナ数や周波数によって性能が異なっています。
できるだけアンテナ数が多いものを選ぶとよいでしょう。
周波数は2.4GHzは長距離で使いたい人向け、5GHzは繁華街や集合住宅向けです。

機器の性能を上げて、通信速度の改善を試してみてください。

原因④ プロバイダー

Wi-Fiを使い始めるために契約が必要な『プロバイダー』に問題がある可能性もあります。
主に以下のような原因が考えられます。

  • 通信障害が起きていて、一時的に通信速度が落ちている
  • プロバイダーがメンテナンス中で、通信速度に影響を与えている

通信障害とメンテナンス中の場合でも、基本的には一時的な原因になるのでしばらく待っていれば問題ないです。
また、どちらの場合でもプロバイダーの公式サイトで現状を確認できるため、違和感があったらチェックしておくとよいでしょう。

原因⑤ 回線やサイトの混雑

回線やサイト自体が混雑していると、一時的に通信速度が遅くなることがあります。

回線の混雑はインターネットを使う人が多くなる夕方から夜にかけて起こる可能性が高いです。
また、サイトの混雑はテレビやSNS、イベントなどで一気にアクセスが集中すると発生しやすいです。

どちらも一時的な原因ではあるので、しばらく待ってみてから再度インターネットにつなぎ直してみれば直っているかもしれません。

4光回線の通信速度が遅いと感じたときの対処法4つ

原因がわかったら、実際に改善していきましょう。
今回に紹介した原因に対する有効な対処法は以下の4つです。

  • 通信機器を再起動する
  • プロバイダーを乗り換える
  • Wi-Fiルーターを最新機器に変える
  • 必要なら光回線の契約プランを変更する

上記を実践すれば、光回線の通信速度の遅さはきっと改善されるはずです。
それぞれ詳しく解説しましょう。

通信機器を再起動する

通信機器の不具合によって通信速度の低下が起きている場合は、通信機器を正しく接続し直せば改善する可能性があります。

まずルーター・モデムの順で電源を落とし、機器の点灯が消えるのを確認してから、再度接続してみましょう。
このとき、パソコンやスマートフォンなどの子機も再起動すると有効です。

プロバイダーを乗り換える

現状のプロバイダーに不満を感じている場合は、そこから乗り換えることで通信速度が上がる可能性があります。

ユーザー数が多くても設備が間に合っていない通信会社は、どうしても回線が混雑しやすい傾向です。
期待していた速度よりも遅い場合は、ほかの会社への切り替えを検討してみましょう。

切り替え後の会社によっては、今よりもお得な料金で快適にインターネットが楽しめる場合もよくあります。

Wi-Fiルーターを最新機器に変える

速度低下にWi-Fiルーターが関係しているケースでは、高速通信に対応した最新ルーターに買い換えることで、通信速度の改善が期待できます。

このとき、使用環境に合ったアンテナの本数や周波数帯を選ぶことが大切です。
ですので通信規格にも着目して、できるだけ性能が高い機種を選びましょう。

必要なら光回線の契約プランを変更する

インターネットの利用用途によって光回線の契約プランを変更すれば、通信速度が改善される可能性があります。
光回線は、契約プランによっても通信速度が変わるのでチェックしておくべきです。

たとえば、フレッツ光なら

  • 最大1Gbpsの『スーパーハイスピードタイプ』
  • 下り最大200Mbps・上り最大100Mbpsの『ハイスピードタイプ』
  • 通信速度は上り下りともに最大100Mbpsのリーズナブルなプラン

などがあります。
もちろん用途によって最適な速度が異なるため、自分がどのプランで契約しているのかを確認し、必要があれば見直すべきでしょう。

5光回線の乗り換えには違約金がかかる?

乗り換えの際に気になるのが、違約金などの費用面です。どうせ乗り換えるなら、お得に契約したいと思う人は多いでしょう。そんなときは、下記の点に注意することで、乗り換えにかかる費用を抑えることが可能です。

違約金がかからないタイミングで乗り換えよう!

基本的に、光回線やプロバイダーとの契約には定められた契約期間があります。この期間の途中で解約を申し出ると、違約金がかかってしまいます。特に、光回線とプロバイダーを別々に契約している場合は、二重で違約金を支払う必要があります。しかし、契約更新月であれば違約金を支払わずに解約できるので、確認してみましょう。ただし、更新月がまだ先だからと言って、乗り換えまで先送りにする必要はありません。
どうしても契約期間中に解約したい場合は、キャッシュバックが受け取れる光回線を選ぶことで、違約金分に充てましょう。この方法であれば、余計な出費をせずに乗り換えが可能です。

キャンペーン中に乗り換えよう!

光回線各社では、新規契約および乗り換えを呼びかけるために、定期的にキャンペーンを実施しています。キャンペーン中は通常よりもお得に契約できるため、乗り換えを検討しているのであれば、こまめに内容をチェックするといいでしょう。また、同じ光回線でも、契約するプロバイダーによってはキャンペーンの内容が変わることがあります。各プロバイダーを見比べて、自分に合ったお得なキャンペーンを選びましょう。

6高速通信ができる光回線は?

速度が遅いことを理由に乗り換えを検討するなら、光回線の精度にも注目しましょう。最近では高速通信ができる光回線が増えています。光回線を選ぶ際のポイントは、下記の2つです。

IPv6インターネット接続機能

「IPv6(アイピーブイ6)」というのは、従来の「IPv4(アイピーブイ4)」の欠点を補うために登場した、新しい接続方式です。もともとはIPv4のIP枯渇問題を解消することが大きな目的ですが、IPv6で接続することによって、インターネットの通信速度アップの効果が見込めます。また、セキュリティ機能も向上しているため、より安全な接続方式です。IPv6インターネット接続を利用すれば、混雑しやすい時間帯でも通信速度が低下しないというメリットがあります。IPv6インターネット接続を利用するには、プロバイダーがv6プラスに対応していることが条件となります。さらに、無線通信を行う場合は、v6プラスに対応しているWi-Fiルーターを揃える必要があります。

高性能なWi-Fiルーターを選ぼう!

Wi-Fiルーターには、価格を重視したものと性能を重視したものがあります。通信速度を左右する重要な機器であるため、契約する光回線を選ぶ際には、高性能なWi-Fiルーターがおすすめです。v6対応の端末なら、高速通信が実現できるIPv6インターネット接続も可能です。複数の機器から選ぶ場合は、デザインよりも性能を重視しましょう。また、Wi-Fiルーターの性能は、アンテナの本数や周波数、通信規格によって異なります。戸建てや集合住宅などの住宅事情によって異なるため、事前によく確認しておきましょう。

7光回線の速度が遅いと感じたら今使っているインターネット回線の見直しを!

光回線速度が遅いと感じる原因は、プロバイダーや回線、Wi-Fiルーターにあるかもしれません。仕方ないと思われがちな混線による速度低下も、これらを見直すことで改善されることがあります。速度が気になる場合には、乗り換えも視野にいれて、通信機器やサービスの見直しを検討しましょう。

※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。

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この記事の監修者

上米良 智文

GMOインターネットグループ株式会社
事業統括本部 宮崎オフィス マーケティングチーム所属

プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」マーケティング担当者/光回線のエキスパート

2015年にGMOインターネット株式会社(現・GMOインターネットグループ株式会社)に入社後、宮崎オフィスのマーケティングチーム立ち上げに参画し、GMOとくとくBBで販売しているモバイルWi-Fiや光回線全般のマーケティングに従事。

現在はドコモ光やauひかりを中心に光回線全般のマーケティング担当をしながら、光回線のエキスパートとして当サイト「Smafi(スマフィ)」や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。