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知って安心!WiMAXの速度制限にかかる目安とモバイルWi-Fiの選び方

WiMAXの使い放題プランには月間の制限はないものの、3日間で10GBの通信を行うと速度制限がかかります。これが具体的にどの程度のデータ量なのかイメージがわかないという人もいるのではないでしょうか。

そこで、どのような使い方をすると速度制限にかかるのかの目安をわかりやすく説明します。また、WiMAX以外では速度制限はどうなっているのか、モバイルWi-Fiを選ぶ際のポイントについても合わせて紹介していきます。

1WiMAXの選択プランに応じた速度制限

WiMAXには、「ギガ放題プラン」と「通常プラン」の2つのプランがあります。どちらのプランも通信速度に制限がかかる場合があり、その条件はプランごとに異なります。実際に制限がかかる条件と、月額料金について紹介します。

ギガ放題プランの制限

「ギガ放題プラン」は、1カ月間に通信できるデータ容量について上限がない、使い放題のプランです。ただし、完全に無制限に使用できるわけではなく、3日間ごとに10GBまでという条件がついています。

直近3日間での通信データ量が10GBに達すると、通信速度制限の対象になります。通信速度制限がかかった場合でも通信自体ができなくなるわけではありませんが、大きなデータをダウンロードしたい時などは多少時間がかかるようになるということです。

「ギガ放題プラン」の料金はプロバイダごとに異なりますが、平均的な基本料金は4300円程度となっています。キャンペーンで最初の2カ月くらいまでは基本料金が3600円程度に割引になることが多いようです。

通常プランの制限

「通常プラン」は、1カ月間に通信できるデータ容量の上限が7GBまでのプランです。上限に達すると大幅な通信速度制限がかかるため、全く通信できなくなるというわけではありませんが、使い放題ではありません。また、3日間ごとに10GBまでという条件については、「ギガ放題プラン」と同じです。

料金はプロバイダや契約期間によって変わってきますが、基本料金が4,000円前後となっています。さらに「お得割」や「長期利用割引」といった500円ほどの割引が適用されて、実質の料金は3,600円程度なります。

2WiMAXの使い放題「ギガ放題プラン」の制限を詳しく説明

使い方によっては通信速度制限がかかる場合があるものの、「ギガ放題プラン」はWiMAXの使い放題として人気の高いプランとなっています。制限が実際にどのようなものなのか、その条件や影響について詳しくみていきましょう。

速度制限にかかるデータ量

3日間で10GBまでというデータ容量の条件は、ネットワーク全体の混雑を回避・軽減することを目的としたものです。データ量の計算はWi-Fiの利用だけによらないため注意が必要です。例えば、「WiMAX 2+」と「au 4G LTE」の通信データ量の合計が10GBに達すると通信速度制限の対象になります。また、常に直近3日間の合計が制限の条件になるので、3日ごとにデータ量の計算がリセットされるわけではないということも覚えておきましょう。

速度制限期間の長さ

直近3日間の通信データ量が10GBに達したからといって、直ちに制限がかかるわけではありません。制限が適用されるのは10GBを超えた日の翌日です。実際に通信速度が遅くなるのは、ネットワークが混雑する時間帯にあたる18時から翌2時頃までとなっています。この時間帯を抜けると制限が解除されて、また通常通りの快適な通信速度で利用できる状態に戻ります。

ただし、最長で6時頃まで制限された状態が続くケースがあります。これは2時前からネットワークを継続して利用している場合に起こる現象です。2時を過ぎた時点でルーター本体の電源を入れ直すなどしてセッションを一旦切断すれば、制限が解除されるということを覚えておくと便利です。

制限後の最大通信量の目安

通信速度制限がかかるとどの程度不便になるのかは気になるところでしょう。実際に制限がかかると、その期間中の通信速度は最大1Mbps程度に抑えられます。1Mbpsというのは、動画を標準画質で視聴することができる程度の速さです。メールの送受信やホームページの閲覧についても十分可能です。ネットを見る時間が長くても通信速度があまり必要ない使い方をしているという人であれば、制限中でもそれほどストレスを感じずに使えるレベルといえます。

3WiMAXの速度制限「3日で10GB」の目安とは

WiMAXの「ギガ放題プラン」では、3日間で10GB以上の通信データ量を使用した時に速度制限がかかります。そこで、実際に何をどの程度使用したら10GBに達してしまうのか、使用できるデータ量の目安について説明していきます。

動画視聴をした場合の目安

データ容量をたくさん消費するものといえば動画視聴でしょう。YouTubeを例に挙げると、標準画質で視聴した時の1分間でのデータ消費量は約3.5MBです。これは、データ容量10GBだと約47時間分の動画を視聴できる計算になります。YouTube高画質(HD)の場合は、1分間で約12MB消費するので、10GBだと約13時間視聴できる計算です。ですから、それほど気にしなくても大丈夫かもしれません。

動画視聴でのデータ消費量は配信サービスの画質によって変わってきます。スポーツやアニメの視聴では一般的にデータ消費量が多くなる傾向があるので、それぞれ配信サービスの画質をチェックした上で利用するのがよいでしょう。

ホームページを閲覧した場合の目安

パソコンのホームページを表示する際のデータ量は、300KBほどが必要になると言われています。これを基準に考えると、ホームページはデータ容量が10GBあれば約2万6000回以上閲覧することができる計算です。3日間で閲覧できるような回数ではないので、ホームページを閲覧するときは速度制限についてはあまり気にする必要はないでしょう。

メールの送受信をした場合の目安

メールの送受信については、ホームページの閲覧と比べてもさほどデータ容量を消費しないので、利用回数はほとんど気にする必要がありません。メールの長さなどによっても変わってきますが、だいたいの消費データ量は500KBほどです。データ容量10GBで計算すると、約2百万回以上のメールの送受信が可能ということになります。

4WiMAX以外のモバイルWi-Fiにある制限とは

WiMAX以外のモバイルWi-Fiにも通信速度制限は存在します。制限される条件などについてはWiMAXと細かな違いがありますので、どのようになっているのか実例を紹介します。

docomoのモバイルルーターの制限

docomoには1カ月間に通信できるデータ容量の上限が20GBの「ウルトラLパック」や、30GBの「ウルトラLLパック」などの定額プランがあります。これらのプランでは、データ量が上限に達すると通信速度制限がかかります。

この制限は「リミットモード」と呼ばれ、速度は最大128Kbpsに抑えられます。パソコンでホームページを閲覧する際のデータ量は300KBほどなので、制限下ではホームページを見るのにも時間がかかります。動画の視聴はさらに困難でしょう。

また、docomoの定額プランでは、リミットモードは翌月まで解除されません。例えば月のはじめにデータ容量をたくさん消費してしまい制限がかかると、その月の間は快適な速度での通信ができなくなってしまうので注意が必要です。

Ymobileのモバイルルーターの制限

Ymobileでは1カ月間に通信できるデータ容量の上限が5GBか7GBのプランを選べます。どのプランの場合でも、データ量が上限に達すると月末まで通信速度制限がかかります。この制限は「低速下」と呼ばれ、速度は最大128kbpsに抑えられます。

低速下された状態ではホームページの閲覧に時間がかかり、動画の視聴も困難です。ただし、500MBごとに500円の追加料金でデータ容量を購入すれば、通常の速度に戻すことが可能になっています。

また、直近3日間の合計データ量が10GBを超えた場合の制限もあります。「通信速度の制御」と呼ばれるもので、10GBを超えた当日から翌日まで一定の時間帯の通信速度が最大1Mbpsに抑えられます。1Mbpsは、標準画質で動画の視聴ができる程度の速さです。

5モバイルルーター選びには速度制限以外のポイントもある

ここまで通信速度制限について説明してきました。モバイルルーターを選ぶ際には、そのほかにも考慮しておくとよい点がいくつかあります。どんなことに気をつけるとよいのか、選び方のポイントについて紹介します。

使用可能なエリアの範囲が広いか

外出先でもインターネットにアクセスできるのが、モバイルWi-Fiの最大のメリットです。しかし、せっかく持ち運んでも出先で利用できなければメリットは半減してしまいます。モバイルルーターを選ぶ際には対応エリアの広さは重要なポイントです。少なくとも、よく行く場所が対応エリアになっているかどうか、事前に確認しておくことをおすすめします。

また、有線ネットワークを引かずに自宅でもモバイルWi-Fiで済ませたいという人もいるでしょう。そういう場合は、自宅が対応エリアに入っているかどうかも忘れずに確認しましょう。

利用する頻度や目的に見合った料金か

モバイルWi-Fiのプラン選びは、料金がお手軽であることも重要ですが、インターネットをどんな目的でどのくらい使いたいかも合わせて考えるとよいでしょう。その際には、使い放題のプランを選ぶかどうかがポイントになります。メールの送受信やホームページの閲覧のような比較的データ量が少ない用途が中心で、利用頻度もそれほど多くない場合は、使い放題は必要ないかもしれません。1カ月のデータ容量を超えない限り快適に通信できるでしょう。

一方、動画の視聴などのような比較的データ量が多い目的で利用したり、利用頻度自体が多かったりする場合には、使い放題プランがおすすめです。ただし、使い放題でも3日間で10GBのような制限がある点には注意が必要です。インターネットを頻繁に利用する人は、制限がかかっても大幅な速度低下が発生しないプランを選ぶとよいでしょう。制限下でも1Mbpsの速度があれば安心です。

契約期間の長さ・解約違約金のシステムはどうか

モバイルWi-Fiの料金を比較する際は、月額料金だけでなく契約期間も合わせて確認するようにしましょう。途中解約すると違約金が高額になる場合や、毎月の料金に含まれていたルーター端末代の残金を、解約時に一括で支払わなければならないケースもあります。

基本的に契約期間は自動延長となりますので、契約の更新期間中に解約ができるという条件があるかどうかも確認しましょう。途中解約にならずに契約を終了できる期間が長めに設定されていれば、違約金が発生しにくくなるので安心です。

6WiMAXなら「GMOとくとくBB」がおすすめ

モバイルルーターの中でも人気が高いWiMAXを使うなら、プロバイダは「GMOとくとくBB」を選ぶのがおすすめです。どのような点がおすすめなのか、その理由について紹介していきます。

月額料金・初期費用が安い

「GMOとくとくBB」をおすすめする最初の理由は、月額料金と初期費用が安いという点です。端末代金と端末送料が無料なので、初期費用は基本的に事務手数料の3,000円(税抜)のみです。また、最初の2カ月間の料金は3,600円程度に割り引かれますので、お得に利用を開始することができます。その後も、使い放題の「ギガ放題プラン」を選んだとしても毎月4,200円程度の定額で利用できるなど、お得な価格設定になっています。

キャッシュバック特典が高い

キャッシュバックキャンペーン中であれば、利用する端末によって30,000円前後のキャッシュバックが受けられることがあります。これは、半年分以上の利用料金が丸ごと無料になってしまうくらいの金額ですから、とてもありがたい特典でしょう。なお、キャンペーンの期間や特典内容については変わることもありますので、お申し込みの際は「GMOとくとくBB」の公式ホームページであらかじめ確認しておくとよいでしょう。

全国送料無料で最短即日発送してくれる

「GMOとくとくBB」では、利用端末の送料が全国どこでも無料で、最短即日発送してくれるというところもおすすめのポイントです。平日は15時まで、土日祭日は14時までに申込みを完了すれば即日発送されます。

WiMAXは工事不要で届いたらすぐにインターネットが使えるので、急ぎのときでも安心です。ただし、指定の端末機種の在庫状況によっては、即日発送の受付が停止される場合があります。

違約金が無料になる制度がある

WiMAX端末をはじめて利用する場合は、契約期間に不安があるという人や、自宅がWiMAXのエリアになっていたとしても室内の通信速度に不安があるという人もいるでしょう。そういう人のために、「GMOとくとくBB」には20日以内であれば違約金を無料にしてくれるというキャンペーンがあります。まずはお試しで利用してみたいという人は、このキャンペーンを利用すると安心です。

7WiMAXなら速度制限があっても十分なデータ量

WiMAXの使い放題プランである「ギガ放題プラン」では、3日間で10GBのデータ量を消費すると一時的に速度制限の対象となります。とはいえ、一般的な目的で利用する限り10GBは十分な容量です。

モバイルルーターを選ぶ際のポイントとなる料金や特典は、契約するプロバイダによっても変わってきます。お得な特典が多い「GMOとくとくBB」のWiMAXを検討してみてはいかがでしょうか。

※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。

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この記事の監修者

野口 圭一

GMOインターネットグループ株式会社
とくとくBB事業部所属

プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」事業責任者/ネット回線の専門家

10年以上にわたりGMOとくとくBBで販売しているインターネット回線全般のマーケティングに携わっており、モバイルWi-Fiから光回線・固定電話回線まで取り扱っているため、通信業界の幅広い知見がある。

現在はGMOとくとくBBの事業責任者をしながら、インターネット回線のスペシャリストとして当サイト「Smafi(スマフィ)や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。