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WiMAX 2+初心者必見!選ぶメリットやおすすめのルーターを徹底解説
テレビCMや駅構内、家電量販店などでよく目にするようになった「WiMAX 2+」ですが、どういうものなのか知らないという方も多いのではないでしょうか。
WiMAX 2+とは、高速データ通信かつ、月間容量が無制限で利用できるインターネット回線のことを指します。WiMAX 2+は、さまざまな理由からネットを利用するにあたって人気の回線の1つといえるでしょう。
この記事ではWiMAX 2+についてまだ使ったことがないという人にとってもわかりやすく、利用するメリットについて紹介していきます。
目次
1WiMAX 2+とは何か?
WiMAX 2+とはUQコミュニケーションズが提供している高速モバイル通信の回線のことをいい、高速無線データ通信のための方法の1つと覚えておきましょう。つまり、WiMAX 2+を利用できる機器を使うことによって通信が可能になります。
例えばインターネットに接続しようと考えた場合には、スマホのデザリングや光回線、さらにはADSLなどさまざまな方法があるでしょう。携帯電話は、移動体通信方式などと呼ばれる4G回線などの通信の規格を指します。それに対してWiMAX 2+は、通信事業者と利用契約を交わした際に提供されたルーターを使用して接続する無線のインターネット通信のことです。
WiMAX 2+が携帯電話などとの接続と違う点は、目的がインターネットの接続だけに限定していることであり、通話はできません。WiMAXは、すでに世界基準の規格の1つにもなっていて、提供元は日本ではUQコミュニケーションズです。そのWiMAX 2+を提供する基地局数は全国で3万局を達成しています。
2ここが魅力!WiMAX 2+を利用するメリット
インターネットの接続の手段として、WiMAX 2+の利用が拡大されていますが、数あるインターネットへの接続方法の中で、なぜWiMAX 2+が人気なのでしょうか。ここからは、実際にWiMAX 2+を利用することによるメリットを5つに分けて説明していきます。
下り速度が最大440Mbps!
まず、1点目にWiMAX 2+のメリットは、通信速度の速さでしょう。最大で440Mbpsと高速なため、通信速度によるストレスを感じさせず快適にネットを楽しむことができます。
固定の回線と比較しても遜色なくインターネットを使用することが可能で、スマホアプリのゲームをしたりYouTubeなどで動画を視聴したりしても、スピードが遅いことによるイライラも感じにくく、サクサクとインターネットを使用することができるでしょう。
ルーターが届き次第すぐに使える
WiMAX 2+のメリットの2点目に、ルーターが届けばすぐに使えることがあります。固定回線を使ってインターネット接続をしようとした場合には、業者による開通のための工事が必要です。場合によっては、ケーブルを引き込むような大掛かりな配線工事が必要になることもあります。
一方で、WiMAX 2+はインターネットを利用するにあたって、固定回線のような工事をする必要がありませんので、立ち会いや手続きの必要がありません。つまり、ルーターが届き次第、SIMカードを差し込むだけですぐに利用できます。この手軽さも人気の秘訣といえるでしょう。
通信モードの切り替えができる
メリットの3点目は、WiMAX 2+の通信モードには「ハイスピードモード」と「ハイスピードプラスエリアモード」があり、自分の利用状況に応じて通信モードを切り替えることができる点です。ハイスピードモードとは、WiMAX 2+の回線エリアで利用ができる方式のことを指します。
一方で、ハイスピードプラスエリアモードは、エリアの広いauの4G LTE回線エリアを利用する方式です。ハイスピードプラスエリアモードは、通信エリアを広くすることができ、地下街や山間部など繋がりにくい場所でも電波を拾いやすくなります。料金に関して不安に感じる人もいるでしょうが、現在はハイスピードプラスエリアモードを利用してもオプション料は発生しません。
複数の端末で利用可能
4点目は、WiMAX 2+のルーターは接続台数が1台だけではなく、複数の端末で利用できる点です。さらに、据え置きタイプのホームルーターを使用すれば、最大40台まで同時接続をすることも可能です。ホームルーターの場合、コンセントにつなぐだけで、すぐに高速のインターネットアクセスが可能な通信対応になり、高画質での動画の視聴も快適に楽しむことができます。
クレードルを使えば有線接続ができる
最後5点目のメリットは、有線接続も可能な点です。この方法として、WiMAX 2+のモバイルルーターを自宅で使う場合に、クレードルを利用することで有線接続も可能になります。ちなみに、クレードルとはWiMAX 2+の端末を有線でつなぐことを可能にする変換機や充電器のようなものです。
では、なぜ有線の接続にすることが良いのかでしょうか。実は、有線接続であれば、無線よりもインターネット通信における安定性がより高まります。さらに、クレードルに置くだけで充電も可能なので、残りのバッテリーを気にせずにインターネットを楽しむことができるので便利です。
3知っておこう!WiMAX 2+の契約プラン
ここまでWiMAX 2+のメリットについてみてきましたが、次に契約する際のプランについて紹介していきます。契約する場合には、プラン内容について十分に理解したうえで最適なプランを選ぶことがおすすめです。
月間データ容量制限なしのプラン
プランの1つ目に、月間データ容量制限なしのプランを紹介します。この月間データ容量制限なしのプランでは、月の容量は無制限でインターネットを利用することができるのでデータ量を気にする必要がありません。
そのため、頻繁にパソコンで動画を視聴したり、ゲームをしたりする人に向いているプランといえます。一方で、注意しておく点は速度制限です。月間データ容量は無制限ですが、3日間で10GB以上を利用した場合には一時的に速度制限がかかってしまいます。
月間データ容量7GBのプラン
次に、月間データ容量7GBのプランについてです。月間で使えるデータ容量が7GBまでのプランで、料金も無制限のプランより安くなります。1カ月で7GBの制限があるので、普段インターネットの利用頻度が少ないという人にはおすすめのプランです。
4こんな人におすすめ!WiMAX 2+の利用が向いている人
WiMAX 2+の契約プランについて、データ容量が無制限のものと7GBのもの、2種類あることがわかったところで、ここからは実際にWiMAX 2+の利用が向いている人について紹介します。特徴をしっかりと理解しましょう。
自宅と外出先でネット回線を一本化したい人
まず、おすすめしたいのが自宅と外出先でインターネットの回線を一本化したいと考えている人です。WiMAX 2+の魅力は、なんといっても持ち運びができる点です。WiMAX 2+は、自宅でパソコンを使ってインターネット接続もでき、提供エリアであれば、家の外でもさまざまな場所で使用可能です。
つまり、家でも外でもインターネットを楽しめます。さらに、料金面での効果も期待できるでしょう。例えば、これまで自宅で固定のネット回線を使用し、外出先では携帯のデザリング機能を使ってパソコンなどを利用していた人がいたとします。その人は、自宅と外出先の両方でネット回線をWiMAX 2+にすることよって、通信コストの節約にもつながります。
WiMAX 2+は、自宅や外出先でインターネットの利用を一本化でき、仕事やプライベートなどのさまざまなシーンでも活躍してくれる接続手段といえるでしょう。
月間データ容量を気にせずネットを楽しみたい人
WiMAX 2+がおすすめな人として、月間のデータ容量を気にしたくないという人も対象となります。例えば、WiMAX 2+ではなくドコモのモバイルルーターであれば月間データ量に制限があったり、ワイモバイルは無制限で使う場合別途で料金がかかったりするところもあります。一方で、WiMAX 2+であれば、契約プランの月間データ容量制限なしのプランを選ぶことで月間では無制限でネットを楽しむことが可能です。
5どんなものがある?WiMAX 2+を利用する際に使用する機器の種類
WiMAX 2+には、大きく分けて2種類の機器があります。その2種類は、利用する条件や環境に応じて選ぶことが重要です。ここでは、WiMAX 2+を利用する際に使用する機器の種類について、それぞれの特徴を紹介します。
持ち運びにも便利!モバイルルーター!
まず1つめは、モバイルルーターです。モモバイルルーターはコンパクトなサイズなので、持ち運びに便利で自宅と外出先で利用できます。デメリットとしては、充電が必要な点でしょう。
モバイルルーターを利用するためには、充電が必要で1回の充電で連続通信可能時間は約9〜13時間になります。(※端末によって異なります。)そのため、外でインターネットを利用することが多いという人は、選択肢としてモバイルルーターがあげられるでしょう。
ホームルーター
次に、ホームルーターです。ホームルーターとは、自宅でネットを利用するためのものを指します。メリットとしては、コンセントにさすだけで利用でき、宅内環境に適した構造になっているため、電波がモバイルルーターよりも安定していることです。
さらには、コンセントに挿して使用するので電池パックの経年劣化も気にならず、自宅でインターネットを利用する頻度が多い人にはおすすめです。
6WiMAX 2+を利用する際に使用する機器を選ぶポイントとは?
WiMAX 2+の機器の種類を把握したところで、ここからはWiMAX 2+を利用するシーンに合わせた機器選びのポイントを紹介します。実際に使用している場面を考えながら、見ていきましょう。
ライフスタイルに合わせる
まず、大切なこととしてWiMAX 2+を利用するときの機器を選ぶ際には普段のライフスタイルに合わせて考えることです。例えば、仕事において外出先でインターネットを多く利用する人は、持ち運びができるモバイルルーターを選ぶ必要があります。
一方で、自宅でしかインターネットを利用しないという人は、持ち運びのモバイルルーターは不要なのでホームルーターを選ぶことが必要です。自分が利用するシーンを考えて、外で使えたほうが良いのか、家の中で使えれば良いのかを検討しましょう。
デザインやスペックで選ぶ
WiMAX 2+を利用するときに使う機器は複数の種類があり、特徴もそれぞれ異なります。選ぶポイントとしては、デザインやスペックです。この2点を判断材料に入れて、実際に機器をチェックし自分に合ったものを選びましょう。
例えば、長時間外出先でネットを利用する人は連続通信時間がなるべく長い機器を選ぶようにすることが大切です。外出先で多くインターネットを使用するモバイルルーターには、機能面も豊富な種類があるので、細かく内容も見ていきましょう。
7使いやすくて便利!WiMAX 2+を利用する際に使用する人気の機種
豊富なラインナップがあるWiMAX 2+のルーターで、ここではWiMAX 2+を利用する際に使用する人気の機種を紹介していきます。ほかの人は、どのような物を選んでいるのかをぜひ参考にしてみてください。
Speed Wi-Fi NEXT W06モデル
まず1つ目に、「Speed Wi-Fi NEXT W06」です。大きな特徴は、ハイスピードプラスエリアモード、ハイパフォーマンスモードおよび4×4MIMO設定オンでご利用時は最大で1.2Gbpsという高速の通信に対応しているところでしょう。
そのため、データ容量の大きな高画質動画もコマ切れなくサクサク視聴できます。さらには、省電力や通信速度のバランスを、3つのモードから設定可能です。これは、パフォーマンスモードと呼ばれるもので、ハイパフォーマンス、スマート(初期設定)、バッテリーセーブの3つのモードが使えます。
ハイパフォーマンスモードは、とにかく高速通信を楽しみたいという人におすすめで、動画を見る際にも快適に使用することが可能です。スマートモードは、スピードと電池の持ちをバランスよく使いたいときにおすすめになります。
例えば、外出先で利用していて、充電が少なくなってきた場合に、このスマートモードにすることで、通常よりも電池の持ちをよくすることが可能です。そして、バッテリーセーブモードは、スマートモードよりもさらに、長時間使用したいときに効果を発揮します。
外出先などで、インターネットの使用でスピードは必要ないけど長時間使用したいときに有効です。例えば、外出先でのメールの送受信や長時間の外出時などに最適といえるでしょう。さらに、W06は残り通信時間の目安も表示されるので便利です。
加えて、専用アプリでスマホからも操作が簡単にできます。iPhoneやAndroidなどのスマートフォンにHUAWEI HiLinkというアプリをインストールしておくことで、スマホからルーターの状態を確認したり、設定を変更したりすることも可能です。都度、ルーターを確認する必要がないので、カバンにルーターを入れたままでバッテリー残量などを調べることができるのは便利でしょう。
Speed Wi-Fi NEXT WX05モデル
「Speed Wi-Fi NEXT WX05」の特徴は、まずは端末のカラーです。ソニックレッドとピュアホワイトという2種類の色から選ぶことができます。機能面の特徴は、下りで最大440Mbpsを誇る高速通信に加えて、4GLTEエリアの両方を使うことが可能です。
これにより、広いエリアでWiMAX 2+を使うことができるでしょう。また、WiMAX 2+ハイパワー対応なので、電波が弱い場所でも通信速度を約20%改善することが可能です。さらに、Wi-Fiの混雑状況を確認してくれる機能があるので、空いているチャンネルに切り替えることができます。それにより、パフォーマンスの向上が期待できるでしょう。
Speed Wi-Fi NEXT W05モデル
「Speed Wi-Fi NEXT W05」もWX05同様に2種類のカラーから選ぶことが可能です。カラーはブラックライムとホワイトシルバーの2種類です。機能面の特徴は、au 4G LTEに対応していることです。
これにより、つながりにくい地下街や地下鉄もカバーでき広いエリアで利用が可能です。さらには、前述のW06モデルと同じ3つのパフォーマンスモードを搭載しています。バッテリーセーブ機能では、電池消費を最小限に抑えることも期待できます。
Speed Wi-Fi HOME L02モデル
「Speed Wi-Fi HOME 」L02は、これまで紹介してきたものとは違いホームルーターとなります。機能面の特徴として、まず、1つにはコンセントにつなぐことで即座に高画質動画を快適に楽しむことができるようになることです。仕組みとしては、ホームルーターが高速通信対応になるので、それが実現するのです。
さらには、家のどこにおいても、パソコンやスマホと連携ができます。それを可能にするのが360度全方位をカバーする4本の高感度アンテナです。この指向性のある4本の高感度アンテナが4方向に配置。それによって360度全方位をカバーしてくれます。L02モデルの見た目の特徴でもあります円筒形の形状はデザイン性がシンプルというだけではなく、アンテナ性能の向上に繋がっているのです。
Speed Wi-Fi HOME 01
「Speed Wi-Fi HOME HOME 01」も先ほどのL02と同様、WiMAX 2+のホームルーターです。見た目は、白をベースとしたスタイリッシュなデザインでインテリア性も高いです。ホームルーターは家に置くものなので、周りの家具などの調和を崩さないようなデザインになっています。
機能面も充実していて、専用のアプリをダウンロードすることで、スマホで通信モードの切り替えをしたり、通信状態の確認をしたりすることができます。そのため、ルーターの近くにいなくても操作を簡単にすることが可能です。そして、同時接続台数は最大で22台まで対応できるので、家族で利用するのはもちろん、来客時や複数端末で利用したい人にもぴったりでしょう。
8気をつけよう!WiMAX 2+を利用するときの注意点
ここからは、実際にWiMAX 2+を契約して使い始める際に注意しておくべきポイントについて、大きく分けて3つ紹介します。
電波が届かないエリアがある
WiMAX 2+で最も注意したいのは電波で、 WiMAX 2+の電波が届かないエリアでは、ネットを利用することができません。そのため、まず事前に自分が住んでいるエリアは WiMAX 2+の電波が届くのかを確認する必要があります。
特に都心部以外で利用を検討している人は、事前のチェックが不可欠でしょう。そのサービスエリアについては、プロバイダーのHPに記載している地図を見ることで確認することが可能です。また、旅行などで普段の生活圏の外へ出る際にも同様に事前に確認しておくことが必要でしょう。
速度制限がある
注意するべき2点目のポイントは、速度制限です。月間データ容量無制限のプランはありますが、このプランでも3日間で10GBを超えると速度制限がかかってしまいます。特に、動画をよく視聴するなどヘビーユーザーでない限り問題はないでしょうが、制限がかからないためにも利用データ量は常に把握しておきましょう。
障害物や場所によっては通信が不安定になる
WiMAX 2+は、電波の性質などにより、建物のなかや地下など接続をしにくい場合があります。WiMAX 2+の基地局の数は3万局ありますが、地下鉄など場所によっては通信が不安定になる可能性があることを覚えておきましょう。
そして、万が一、通信が不安定になったときは通信モードを切り替えるなどして対応をしてください。常日頃、主にルーターを使う場所は電波を受信しにくい環境ではないかを確認しておくことが大切です。
9WiMAX 2+で快適にネットを利用しよう!
インターネットを、主に都心部で利用することが多い人や、これからの時期で引越しを検討している学生や社会人、一人暮らしの人にはWiMAX 2+がおすすめです。というのも、前述のようにWiMAX 2+は設置方法や設定方法が簡単なので、機械が苦手という人も簡単に導入することができます。
若い世代を中心にインターネットは必要不可欠なもので生活の大切な一部だという人も多いでしょう。インターネットを取り巻く環境も変化していて、これまで当然のように使用していたアナログな機器などをインターネットに接続することで利便性がさらに向上すると考えている人も多いです。家の中や外出先など、さまざまなシーンでインターネット接続を可能にするWiMAX 2+はライフスタイルの変化にも柔軟に対応することができます。
さらに、WiMAX 2+にはさまざまな種類が登場していて、機能面でも高速通信がはじめての人でも利用しやすいという特徴があります。まずは、自分が利用しているインターネット環境を見直してみましょう。
この記事の監修者
GMOインターネットグループ株式会社
とくとくBB事業部所属
プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」事業責任者/ネット回線の専門家
10年以上にわたりGMOとくとくBBで販売しているインターネット回線全般のマーケティングに携わっており、モバイルWi-Fiから光回線・固定電話回線まで取り扱っているため、通信業界の幅広い知見がある。
現在はGMOとくとくBBの事業責任者をしながら、インターネット回線のスペシャリストとして当サイト「Smafi(スマフィ)や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。