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【保存版】Wi-Fiのパスワードがわからない・忘れてしまった場合の対処法を紹介!
スマホの機種変更や新しいパソコンをつなげるとき、Wi-Fiを新しくしたときなどに、Wi-FiのSSIDやパスワードがわからなくなる人もいるのではないでしょうか。
Wi-FiのSSIDやパスワードの確認方法はいくつかあります。
そこでこの記事ではWi-Fiのパスワードが
- わからない場合
- 忘れてしまった場合
にパスワードを簡単に確認する方法についてわかりやすく解説します。
この記事を参考に確認し、スムーズにWi-Fiの接続を行いましょう。
1自宅のWi-Fi(ワイファイ)のパスワードがわからない場合
自宅のWi-Fiに繋ごうとはじめて設定する場合、SSIDやパスワードをどう確認すればよいかわからない人もいるでしょう。
1度接続すれば、パスワードを入力する機会は多くはありません。
しかし再設定が必要なとき、SSIDやパスワードを忘れてしまうケースもあります。
また、セキュリティ強化を目的に任意のパスワードに変更してわからなくなってしまうケースも。
そんなケースごとに、対応策を見ていきます。
Wi-Fiルーター本体に貼られているラベルを確認
Wi-Fiルーター本体には、接続に必要な情報であるSSIDとパスワードが記載されているラベルが貼られています。
モバイルWi-Fiの場合でも、ラベルが貼ってあります。
SSIDとパスワードは、会社やルーターの種類によって呼び方が変わるため、似たような名称はないか探してみてください。
SSIDであれば、「プライマリSSID、ネットワーク名」のように記載されています。
パスワードの名称としては、「ex.セキュリティ、セキュリティキー、暗号キー、暗号化キー、WPAキー」などの名称があります。
どのような表現であっても、意味は同じです。
ただし、セキュリティ性の向上を目的に、初期設定から任意のSSIDやパスワードに変えることもできます。
一度変更してしまうと、ラベルにあるSSIDとパスワード(初期設定)では接続できなくなります。
SSIDとパスワードを過去に変更した覚えがある場合は、別の方法で確認する必要があります。
ちなみにSSIDとは?
SSIDとは、「Service Set Identifier」の略称です。
Wi-Fiルーターのアクセスポイントは複数見つかるケースもあります。
SSIDがあることで、どのアクセスポイントでインターネットに接続しようとしているか判別できます。
名称を自分で設定することも可能です。
自分で設定すれば、自分のWi-Fiルーターであることをより確認しやすくなるでしょう。
Wi-Fi設定カードで確認
ルーターのメーカーによっては、SSIDとパスワードが記載されたカードが同梱されている場合もあります。
カードの名称はメーカーごとに変わりますが、以下のような例があります。
- 設定カード
- セットアップカード
- 設定情報シート
- Wi-Fi設定カード
- 無線LAN設定情報シート
どれでも意味は同じです。
また、マニュアルにパスワードが記載されているケースもあります。
カード記載のSSIDとパスワード(初期設定)から変更した場合は、初期設定では接続できなくなります。
これらのカードはなくしやすいため、適切に管理してください。
同じWi-Fiをつなげているパソコンから確認
同じWi-Fiをつなげているパソコンに、SSIDとパスワードが保存されている場合があります。
WindowsとMacで確認方法が変わります。
それぞれ確認したら、次回以降忘れないよう他人に見つかりにくく、自分が管理しやすい場所にメモをしておきましょう。
Windowsの場合
Windowsのパソコンの場合は、「ネットワークと共有センター」から確認できます。
「コントロールパネル」から、「ネットワークと共有センター」を開き、接続しているネットワークを選択しましょう。
コントロールパネルの開き方は、OSによって少し異なります。
- Windows10の場合:タスクバーの部分から検索可能
- Windows8の場合:画面右端をスワイプすれば「検索」が選べ、そこから検索可能
- Windows7の場合:スタートボタンから「コントロールパネル」が選択可能
次に「ワイヤレスのプロパティ」から「セキュリティ」のタブを選択します。
そこで表示される「ネットワークセキュリティキー」がWi-Fiのパスワードです。
「●●●」のように見えなくなっていますが、「パスワードの文字列を表示する」にチェックすれば、パスワードが確認できます。
Mac(マック)の場合
Macの場合、「iCloudキーチェーン」という機能で、Wi-Fiのパスワードが保管されている場合があります。
「アプリケーション」から「ユーティリティ」「キーチェーンアクセス」の順番で選択します。
保存されているIDやパスワードが表示されるため、自身のWi-Fiを選択しましょう。
数が多く探せない場合は、右上の検索窓からWi-Fiルーターの名称を検索できます。
キーチェーンの種類に「iCloud」と「システム」がありますが、「iCloud」になっているものを選択してください。
表示された画面の「パスワードを表示」にチェックを入れると、「キーチェーンアクセスが変更を加えようとしています」と表示され、Macのユーザ名とパスワードの入力が求められるため、入力します。
次に「macOSが変更を加えようとしています。
許可するには管理者の名前とパスワードを入力してください。」と表示されるため、先ほどと同じユーザ名とパスワードを入力します。
以上の手順でパスワードが確認可能です。
「iCloudキーチェーン」とは
「iCloudキーチェーン」はIDやパスワードを保管してくれる機能です。
iCloudキーチェーンではWi-FiのSSIDやパスワードだけではなく、以下のものも保管してくれます。
- インターネットで利用したサービスのIDやパスワード
- クレジットカードの情報
保管した情報はMacだけではなく、自身が承認したiPhoneやiPadにも共有されます。もしこの機能が不要な場合は、手動でオフにすることも可能です。
キーチェーンを有効にする手順
キーチェーンは手動で切り替えができるため、キーチェーンが利用できているか確認しましょう。
不要であればオフにすることもできます。
「iCloudキーチェーン」にMacからアクセスする場合
「システム環境設定」から、「Apple ID」をクリックします。
サイドバーや画面内にある「iCloud」を選択します。
「キーチェーン」にチェックがあれば、キーチェーンが機能しています。
チェックがない場合はチェックを入れましょう。
「iCloudキーチェーン」にiPhoneやiPadからアクセスする場合
「設定」から「ユーザ名」、「iCloud」を選択します。
キーチェーンを選択し、オンになっているかどうかを確認します。
ルーターの設定画面でパスワードを確認
ルーターの管理ができるアプリなどでも、SSIDとパスワードは確認できます。
モバイルWi-Fiの場合は、画面上からもSSIDとパスワードが確認可能です。
細かい設定方法は、アプリやルーターごとに異なります。
ここではWiMAX 2+(ワイマックス)の「WXシリーズ」の場合で解説します。
ホーム画面から「情報」、「Wi-Fi情報」の順番に選択します。
以上でSSIDとパスワードが表示されます。
細かい設定の名称や確認の手順は端末ごとに変わるため、各端末のマニュアルを確認してから、操作してみましょう。
SSIDとパスワードの初期設定を変更しわからなくなってしまった場合
SSIDとパスワードの初期設定を変更していて、上記の方法で確認も難しい場合、手間がかかってしまいますが、
- 初期化し再設定する
- ルーターの設定画面を開いて確認する
方法があります。
SSIDやパスワードの変更は、忘れてしまう場合のリスクが問題です。
ただし、パスワードを変更しておけばセキュリティ性は向上します。
そのため、SSIDやパスワードの変更後、パスワードをしっかりと忘れないよう記録し、確認できる場所に保管しておきましょう。
初期化の手順
初期化すれば、ログイン情報を工場出荷時の状態にできます。
しかし初期化した場合、再接続の設定まで行う必要があります。
また、初期化の方法はルーターごとに異なるため、マニュアルを確認しながらの操作が必須です。
SSIDやパスワードを変更したい場合は、初期化の後で変更してください。
さらに、これまでWi-Fiを接続していたスマホやPCなども、それぞれSSIDやパスワードを設定し直さなければいけません。
ルーターの設定画面から確認する
ルーターの設定画面をネットから開き、確認する方法もあります。
ただし、この方法はWi-Fiルーターに接続している端末がある場合にしか行えません。
ルーターのIPアドレスなどを確認しながら行いますが、それぞれの手順はルーターごとに変わります。
手間もかかりますし難易度も高いため、おすすめできません。
2外出先でフリーWi-Fiなどのパスワードがわからない場合
外出先でWi-Fiを使いたい場合、フリーWi-Fiが使える喫茶店などを利用することも多いのではないでしょうか。
ここでは外出先で、フリーのWi-Fiのパスワードがわからない場合の確認方法を解説します。
お店や駅、ホテルなどでわからない場合
お店や駅、ホテルでフリーWi-Fiを使う場合、Wi-FiのSSIDやパスワードが記載されているステッカーが貼られていることが多いです。
喫茶店であれば、それぞれの座席で確認できる場合もあります。
しかし、お店のレジなど一部にしかない場合や、どこにあるかわからない場合もあるでしょう。
この場合は、お店の店員やホテルのスタッフに確認すれば、IDやパスワードを教えてくれるはずです。
フリーWi-Fiを使う注意点
フリーWi-Fiを使う場合、セキュリティ面で問題がある場合もあります。
フリーWi-Fiで特に出所がわからないものは、要注意です。
パスワードなしで接続できるものは、通信内容を覗かれてしまい、
- IDやパスワード
- 個人情報
などの情報が流出する可能性があります。
また、フリーWi-Fiの利用中にネットショップやオンラインバンクを使用すると、不正に悪用されてしまうかもしれません。
そのため、パスワードがないWi-Fiを利用するのは避けましょう。
もしフリーWi-Fiを利用する場合には、IDやパスワードの入力が必要なページの利用は避け、SNSの利用も避けてください。
暗号化通信に対応した、「https」から始まるホームページにのみアクセスします。
以上を意識して使えば、ある程度リスクは回避可能ですが、絶対に回避できるわけではありません。
フリーWi-Fiはくれぐれも慎重に利用しましょう。
なお、外出先でいつでも快適にインターネットを利用したいという人は、持ち運び可能で高速通信ができるモバイルWi-FiのWiMAX 2+(ワイマックス)の契約がおすすめです。
3まとめ
Wi-Fiルーターのパスワードがわからない・忘れてしまった場合は、
- ルーターにあるラベル
- セキュリティカードなどの情報が記載されたもの
- アプリや管理画面
から確認することができます。
ただし、SSIDやパスワードを変更している場合はこれらの情報ではログインできないため、変更時にSSIDやパスワードをメモしておくなど、しっかり管理することをおすすめします。
メモをなくしたり・管理ができていなかった場合は初期化し、再設定するしかありませんので注意が必要です。
この記事を参考にWi-Fiのパスワードを確認し、インターネットにつなげる参考にしてください。
※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。この記事の監修者
GMOインターネットグループ株式会社
とくとくBB事業部所属
プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」事業責任者/ネット回線の専門家
10年以上にわたりGMOとくとくBBで販売しているインターネット回線全般のマーケティングに携わっており、モバイルWi-Fiから光回線・固定電話回線まで取り扱っているため、通信業界の幅広い知見がある。
現在はGMOとくとくBBの事業責任者をしながら、インターネット回線のスペシャリストとして当サイト「Smafi(スマフィ)や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。