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テレワークやオンライン授業に必要な回線速度と通信量とは?

自宅でテレワークやオンライン会議を行ったり、オンライン授業を受けたりする方も増えてきました。インターネット環境があれば誰でも手軽に利用できますが、途中で画面がカクカクして止まる、通信が遅れる、といったことで困っている方も少なくないはずです。

ストレスなく使うためには一定以上の速度が必要で、データをやりとりする際の通信量もポイントになってきます。

そこで、テレワークやオンライン授業などで必要な回線速度や通信量の目安について、状況別に紹介していきます。今の自宅のインターネットが遅くて困っているという方はもちろん、これから新たに回線を引く予定の方も参考にしてみてください。

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オンライン会議・オンライン授業はどうして遅くなる?

オンライン会議やオンライン授業では、インターネットを介して同時に大勢の人がつながります。
これにより、離れた場所にいながら共通の議題について話し合ったり、一斉に講義を受けたりできます。参加者同士がリアルタイムのやりとりをするものなので、インターネットの速度は重要です。

一方で、通信がたびたび遅くなって困っているという話もよく聞かれます。では、インターネットはどうして遅くなることがあるのでしょうか。
まずは、その理由についてよくあるものを紹介します。

家族もインターネットを使うから

自宅からオンライン会議やオンライン授業に参加する際には、パソコンを使うという方も多いでしょう。その場合、Wi-Fi(ワイファイ)などでインターネットに接続するのではないでしょうか。

家庭用のインターネットには同時に何台もの端末を接続できますが、回線自体は1本です。同時につながっているすべての機器で回線速度を分け合うので、家族もインターネットを使っていると通信が遅くなることがあります。

とくに、高画質な動画の視聴や大きなファイルのダウンロードなどは、同時に行うと影響が出やすいと考えられます。回線速度が不十分だと、仕事中や授業を受けている間は、家族にインターネットの利用を控えてもらわなければならないかもしれません。

端末のスペックが足りないから

画質などにもよりますが、映像や音声は一般的に大きなデータです。

これらをリアルタイムで処理しなければならないため、オンライン会議やオンライン授業のアプリ(ソフト)を快適に利用するには、ある程度の性能を備えた端末が必要になります。これは、たとえインターネットが十分に高速だったとしても、使っているパソコンのスペックが低いと処理が追い付かずに動作が遅くなってしまうということです。

また、Wi-Fiルーターなどの宅内機器についても同様のことがいえます。回線速度とパソコンの性能が十分でも、旧機種のルーターを使い続けているためにインターネットが遅くなる場合もあるのです。

遅い回線やプロバイダーを使っているから

自宅のインターネットの速度がそもそも不足していることも考えられます。

同時にインターネットを使っている方が誰もおらず、パソコンもハイスペックだったとしても、このようなケースでは高速な通信ができません。場合によっては、回線そのものの変更を検討する必要もでてくるでしょう。

なかには、本来なら高速なはずの回線を使っているのに、通信が遅くなってしまうケースもあります。日中は問題ないのに、インターネットを一番使いたい夜間に限って遅いというのもよく聞かれる話です。
このような場合は、プロバイダーに原因があるのかもしれません。たとえ回線の種類が同じでも、実際の通信速度はプロバイダーの質に左右されるからです。

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テレワークやオンライン会議に必要な回線速度

ここからは、テレワークやオンライン会議を支障なくこなせるインターネットの速度についてみていきましょう。必要な速度は状況によって変わるので、よくある作業内容をとりあげながら説明します。

映像と音声で通話する場合

オンライン会議では、Zoom(ズーム)やSkype(スカイプ)などのビデオ通話アプリがよく使われます。

参加者全員が同じアプリを使うことで、映像と音声によるリアルタイムでの会話が可能です。このとき、映像と音声のデータを滞りなく送れるだけの回線速度が必要になります。

インターネットの速さは、1秒間にどれくらいのデータを送れるかを表す「Mbps(メガビーピーエス)」という単位で表します。
使用中のアプリや画質設定によって変わる部分もありますが、3人以上のオンライン会議には1〜4Mbpsの速さが必要です。1対1のミーティングの場合はデータが少し減るので、おおむね2Mbps以下になります。
ただし、これらは最低限必要な実質の速度なので、回線速度としては30Mbps以上あると安心でしょう。

映像と音声は相手から送られてくるだけでなく、自分のデータも送っている点は見落としがちなポイントかもしれません。
普段インターネットを使うときは、受信がメインになるので回線速度は「下り(ダウンロード)」が重視されるのですが、オンライン会議では「上り(アップロード)」も最低でも1〜2Mbpsの速度が必要になります。

画面共有を使う場合

多くのビデオ通話アプリには、自分のパソコンに表示されているデスクトップ全体や特定のウィンドウを、ほかの参加者の画面にも同じように表示させる機能があります。
これは画面共有といって、オンライン会議でもよく使われる方法です。

通常の会議ではホワイトボードを使ったりその場で資料を配布したりする場面も少なくありませんが、画面共有があればオンライン会議でも同様のことができます。

画面共有ではパソコンの画面を映像で送るのですが、データとしてはそれほど大きくなりません。必要な速度は0.1〜0.2Mbpsなので、すでにオンライン会議がスムーズにできているようなら回線速度については問題ないでしょう。

音声通話のみの場合

音声は、映像に比べると小さなデータです。
音声のみのオンライン会議には0.1Mbps程度の速度しか使わないので、ほとんどのインターネット環境で利用できるでしょう。

すでに映像と音声で問題なく会議に参加できているようなら、音声のみのオンライン会議についても心配ありません。

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オンライン授業に必要な回線速度

オンライン授業に必要な回線速度は、テレワークやオンライン会議と大きく異なるわけではありません。

とはいえ、受講方法などの違いによって変わってくる部分もあります。ここでは、オンライン授業を支障なくこなせる回線速度について、状況別にみていきましょう。

事前録画された講義を視聴する場合

オンライン授業は、学校ごとの方針によって異なる方法で実施されています。

事前に録画しておいた講義内容を都合のよいときに観られる、オンデマンド方式が採用されていることもあるでしょう。これはビデオ通話というよりも、YouTubeなどの動画視聴に近い方式です。

インターネットで動画を視聴するのに必要な通信速度は、動画そのものの画質や配信方法によって変わってきます。
そのため、オンデマンド方式のオンライン授業を受けるのに必要な速度については、学校側からの案内を参照するのが確実です。

あくまで参考ですが、YouTubeでは高画質のHD動画を視聴する際に2.5〜5Mbpsの速度を推奨しています。速度が不十分だと、動画が途中で途切れてしまうこともあります。

とはいえ、収録済みの内容なので、見逃した部分があればもう一度再生することも可能です。

テキストや資料をダウンロードする場合

授業によっては、講義で使うテキストや資料、あとで提出するための課題などを各自ダウンロードするよう指示されることもあります。

このようなとき、通信はそれほど高速でなくても問題ありません。普段からストレスなくインターネットを使えているようなら、よほど大きなファイルをダウンロードするのでない限り支障はないでしょう。

ただし、講義の動画そのものを事前に保存してから視聴したい場合など、大きなファイルのダウンロードについては通信が速いほど短時間で行えます。1時間分の講義動画のダウンロードに何時間もかかってしまうのは非効率的なので、少なくともオンラインでの視聴に必要な速度以上の回線を用意しておくとよいでしょう。

リアルタイム視聴で受講する場合

リアルタイムでオンライン授業を受けるのは、テレワークでオンライン会議に参加するのによく似た方式です。

使用するアプリについても、オンライン会議と同様にZoomやSkypeを指定される場合もあります。といっても、オンライン会議では参加者同士が話し合う場面が多くなるのに対し、オンライン授業では講義を視聴するのが基本となります。

視聴が中心であれば、自分の映像や音声を相手に送ったり、ほかの参加者からのデータを受け取ったりする必要はありません。そのため、オンライン授業に必要な通信速度は、オンライン会議よりやや少なくなります。

また、通常のインターネット利用と同様に「上り」よりも「下り」の速さが求められます。具体的にどれくらいの速度が必要かはアプリや設定によって変わりますが、オンライン会議に支障なく参加できる30〜50Mbpsの回線速度があれば安心してよいでしょう。

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オンライン会議・オンライン授業の活用には通信量もポイント!

ここまでは、オンライン会議やオンライン授業に支障が出ない通信速度について説明してきました。

しかし、重要なのは速度だけではありません。

オンライン会議やオンライン授業でやりとりする映像や音声は大きなデータなので、通信量がどの程度になるかを把握しておくのも大切なポイントです。

オンライン会議・オンライン授業に必要な通信量

映像と音声を使ったオンライン会議やオンライン授業では、どれくらいの通信量を消費するでしょうか。あくまで参考ですが、1時間ごとに400〜600MBほどの通信が発生すると考えられます。

ここで、「MB(メガバイト)」というのは、スマホなどの月ごとの通信容量にも使われる「GB(ギガバイト)」の約1000分の1を表す単位です。
400〜600MBは概算で0.4〜0.6GBに相当するので、上限1GBのプランに加入しているスマホでオンライン会議やオンライン授業に参加したとすると、たったの1時間でその月の通信容量を半分ほど消費してしまうことになります。もし従量課金だったとすれば、月額利用料が高額になってしまうことも考えられます。

また、加入中のプランによっては、通信容量をオーバーすると速度制限がかかるかもしれません。容量無制限となっていても、たくさん通信すると一時的に速度が制限されるプランもあります。この場合、映像や音声をリアルタイムで送受信できなくなり、オンライン会議やオンライン授業への参加が難しくなってしまいます。

そのため、通信容量の上限や速度制限の規定がある回線は、あまりオンライン会議やオンライン授業に向いているとはいえません。

光回線なら通信容量オーバーや速度制限は心配なし

自宅からオンライン会議やオンライン授業に参加する際には、可能な限り通信容量の制約がない固定回線を使うようにするとよいでしょう。月額利用料が高くなってしまったり、速度制限によってリアルタイムの通信ができなくなってしまったりする心配がなくなります。

インターネットをこれから導入する予定がある方や、今の回線からの乗り換えを検討している場合は、光回線を検討してみましょう。光回線には、通信容量の上限も速度制限もありません。現在では1Gbps以上の回線速度が主流になっており、通信も非常に高速です。
「Gbps(ギガビーピーエス)」はMbpsの約1000倍を表す単位なので、オンライン会議やオンライン授業を快適にするための目安である30〜50Mbpsは、0.03〜0.05Gbpsに相当します。自宅のインターネットを家族と一緒に使うことを考えても、光回線の速度なら余裕があるといえるでしょう。

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おすすめの光回線は?

光回線を提供している会社は多く、それぞれ特徴も異なるので、どのサービスがよいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。そこで、最後に自宅のインターネットにおすすめの光回線を紹介します。

いずれも十分高速ですが、どのサービスがお得になるかは人によって変わってきます。自分にあった光回線を選ぶ際の参考にしてみてください。

誰にでもお得な「GMO光アクセス」

GMO光アクセス」は、「GMOとくとくBB」が提供する光回線サービスです。
NTTのフレッツ光回線を使用するとともに、次世代技術「v6プラス(ブイロク)」を採用しているため高品質かつ高速な通信が可能です。

実質の通信速度を計測した結果をホームページで公表している点からも、速さに自信があることがわかるでしょう。オンライン会議やオンライン授業だけでなく、高画質の映画やオンラインゲームといった大容量コンテンツもストレスなく楽しめます。

またv6プラスを利用するには、v6プラスに対応したルーターが必要です。GMO光アクセスでは、高性能のv6プラス対応ルーターの無料レンタルもおこなっています。無料レンタルのルーターはあらかじめセッティングした状態で発送されるため、設定の必要もありません。

開通工事後、ルーターをつないで30分待つだけで、すぐにサクサクインターネットを利用できます。

GMO光アクセスの月額料金は、戸建て向けの「ファミリー」が月額4,928円(税込)、集合住宅向けの「マンション」が月額3,883円(税込)です。

ファミリー 月額4,928円(税込)
マンション 月額3,883円(税込)
※2021年8月現在

利用中のスマホの種類などによらず、誰にでもお得でシンプルな料金体系だといえるでしょう。

ドコモやauスマホユーザーならドコモ光・auひかり

ドコモやau、のスマホを利用している場合は、それぞれのキャリアに対応した光回線を使うのもおすすめです。

ドコモ光」は、NTTドコモが提供する光回線サービスです。
ドコモのスマホユーザーと相性のよい料金設定になっており、セットで加入するとスマホの利用料金が毎月最大1,100円割引されるスマホのセット割が適用され、もっとおトクにご利用できます。
NTTが所有する光回線を使えるので、品質についても不安なところは見当たりません。

auひかり」は、KDDIが提供する光回線です。
「ドコモ光」と同様に、こちらはauのスマホユーザーと相性のよいサービスです。セットで加入するとスマホの利用料金が毎月最大1,100円割引されるスマホのセット割が適用されます。
KDDIグループが所有する光回線をおもに使用したサービスなので、回線の品質についても安心感があります。

高品質をおトクにご利用できるため、スマホのセット割が適用される光回線を選ぶのもおすすめです。

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まとめ

オンライン会議やオンライン授業が途中で止まることのないように、また画像がカクカクしたり遅れないようにするには、高速で大容量の回線が必要です。

自宅で行うのであれば、家族と一緒に使っても余裕のある光回線がおすすめです。
光回線のサービスにはさまざまな種類があるので、よく比較して自分にあったものを選びましょう。そしてGMO光アクセスなら料金だけでなく、回線速度も速く、高性能なWi-Fiルーターも無料でレンタルできるのでおすすめです。

快適なインターネット環境でテレワークやオンライン授業を行いたい方はGMO光アクセスを検討してみてはいかがでしょうか。

GMO光アクセスの詳細はこちら

※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。

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この記事の監修者

上米良 智文

GMOインターネットグループ株式会社
事業統括本部 宮崎オフィス マーケティングチーム所属

プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」マーケティング担当者/光回線のエキスパート

2015年にGMOインターネット株式会社(現・GMOインターネットグループ株式会社)に入社後、宮崎オフィスのマーケティングチーム立ち上げに参画し、GMOとくとくBBで販売しているモバイルWi-Fiや光回線全般のマーケティングに従事。

現在はドコモ光やauひかりを中心に光回線全般のマーケティング担当をしながら、光回線のエキスパートとして当サイト「Smafi(スマフィ)」や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。