この記事はPRを含みます
スマホひとつで買い物ができる便利なスマホ決済サービス6選を解説
国によるキャッシュレス化の推進を背景に、さまざまなキャッシュレス決済サービスが普及してきています。
とくに注目されているのは、お札やクレジットカードを取り出すことなくスマートフォンだけで買い物ができるスマホ決済サービスです。
専用アプリが相次いで登場し、〇〇Payという言葉を広告やニュースはもちろん、コンビニや飲食店などでも目にする機会が多くなっています。
またキャンペーンなどもたびたび話題になっているため、今後さらなる普及が考えられますが、
- まだ使ったことがない
- 実際にどれを使うのが良いか迷っている
といった人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はスマホ決済サービスを利用するメリットや、人気の高い6つのスマホ決済サービスについてくわしく解説します。
マイナポイントの受け取りにも利用できるので、まだスマホ決済を使ったことがないという人も、この機会に利用を検討してみてはいかがでしょうか?
目次
120~30代の男女各100人に聞きました!「利用したことがあるスマホ決済サービスは?」
くらしのインターネットをかしこく便利にする情報発信メディア『Smafi(スマフィ)』は、2020年11月に20〜30代の男女100人ずつを対象に最新アンケートを実施しました。
その結果からは、スマホ決済の「今」をうかがい知ることができます。
まずはアンケート結果から読み取れる現状や、その要因となるスマホ決済のメリット・デメリット、今後の動向について解説します。
生活に浸透しつつあるスマホ決済
本アンケートでは、以下の6つのうち使ったことのあるスマホ決済サービスについて尋ねています(複数回答形式)。
アンケート概要
- 調査地域:全国
- 調査対象:20~30代の男女各100人
- 調査期間:2020年11月9日~2020年11月19日
対象サービス
- PayPay(ペイペイ)
- d払い
- LINE Pay(ラインペイ)
- au PAY(エーユーペイ)
- 楽天ペイ
- メルペイ
アンケート結果:総合 | ||
---|---|---|
サービス名 | 利用割合 | |
第1位 | PayPay | 25.0% |
第2位 | d払い | 12.0% |
第3位 | au PAY | 9.5% |
第4位 | メルペイ | 8.5% |
第5位 | LINE Pay | 8.0% |
第6位 | 楽天ペイ | 7.5% |
第7位 | その他 | 1.0% |
– | 利用したことがない | 28.5% |
アンケート結果:男女別
アンケートの結果、もっとも多く利用されているのは「PayPay」だということがわかりました。
多数の決済サービスが乱立するなかで、男女とも2位以下を大きく引き離して1位となっています。
一方、2位以下については、かなりの男女差がみられます。
男性ユーザーの多い「d払い」と「LINE Pay」は、女性からの支持率が低くなりました。
反対に、女性ユーザーの多い「メルペイ」は、男性からの支持率が低いという結果です。
これには、関連するサービスの利用頻度の違いによる部分もありそうです。
特に「メルペイ」については、運営元の同じフリマアプリ「メルカリ」の女性人気がそのまま結果にあらわれたものと考えられます。
また、男性では約2割、女性では4割弱の人がスマホ決済を「利用したことがない」と回答しています。
現時点では、男性のほうが積極的にスマホ決済を使っているようです。
とはいえ、スマートフォンの利用者は年々増えています。
内閣府の消費動向調査によると、調査対象にあたる30代以下の世帯のスマートフォン普及率は96%を超えています。
まだ利用したことがない人は一定数いるものの、スマホ決済はすでに多くの人の日常生活に浸透しているといえるでしょう。
スマホ決済のメリットは
スマホ決済の利用には、さまざまなメリットがあります。
まず、店頭で現金を扱わずに済む点があげられるでしょう。
レジの前で小銭を数えたり、おつりを受け取ったりする手間はかかりません。
これは、クレジットカードや電子マネーを含むキャッシュレス決済共通の特長です。
スマホ決済特有のメリットとしては、財布やカードを持ち歩く必要がなくなる点があげられます。
スマートフォンさえあれば、会計時に画面をかざすだけで素早く支払いが完了します。
QRコードやバーコードを読み取る仕組みのため、レジでの接触もありません。
スマートフォンは普段から暗証コードや指紋認証で守られているため、セキュリティ面でも安心感があります。
また、ポイント付与やキャンペーンなどの特典が豊富な点もスマホ決済のメリットです。
お得に買い物ができ節約にもなることから、支払い方法としてスマホ決済を選ぶ動機になる人もいます。
キャンペーン情報のほか、支払いやチャージの履歴をアプリ内で簡単に閲覧できるのも便利なところです。
スマホ決済のデメリットは
たいへん便利なスマホ決済ですが、デメリットもあります。
一番のデメリットは、現金やクレジットカードに比べるとまだまだ使える店舗が少ない点でしょう。
年々増加してきてはいるものの、サービス毎に加盟店数にはばらつきがあります。
利用しているスマホ決済に非対応の店舗では、ほかの支払い方法を選ばなければなりません。
また、支払いの際にはインターネット接続も必要になるため、電波の弱い場所や通信制限に掛かっているスマホを利用する場合には使えないケースもあります。
コンビニでスマホ決済を利用する際には、コンビニのフリーWi-Fi(無料Wi-Fi)を利用しているという人もいると思いますが、フリーWi-Fiは通信が不安定なことが多く、パスワードなどの盗聴・のぞき見されるといったセキュリティ面の不安もあるため利用の際には注意しましょう。
あわせてプリペイド方式が一般的な点も、デメリットのひとつといえます。
多くのスマホ決済では、支払い前にあらかじめ残高をチャージしておく必要があるのです。使いすぎを防げるというメリットもありますが、このひと手間をわずらわしく感じる人も多いでしょう。
チャージ金額が十分でないと、いざ支払いというときにあわててしまうこともあります。
デバイスの故障やバッテリー切れなど、スマートフォン特有のトラブルにも気をつけなければいけません。
スマホ決済では、アプリを起動しないと決済をおこなえないものがほとんどです。
また、他人が使用することはスマートフォン自体の仕組みで難しくなっているものの、紛失や不正アクセスについては多少のリスクがあります。
現金を盗まれたりクレジットカードを不正利用されたりすることがあるのと同様に、スマホ決済も最低限の注意を払って利用する必要があるでしょう。
ますます広がるスマホ決済の利用シーンと今後の動向
キャッシュレス決済は現在でもクレジットカードが主流ですが、毎日の比較的小さな買い物を中心にスマホ決済が広く使われるようになっています。
利用者の多いPayPayに関しては、すでにカード型電子マネーよりもよく使われており、クレジットカードに次ぐ支払い方法になっているというデータもあるほどです。
スマホ決済が急速に広まった背景としては、政府による「キャッシュレス・ポイント還元事業」の影響も大きかったでしょう。
事業が終了した今、これまでのような勢いが続くかどうか疑問に思っている人もいるかもしれません。
しかし、マイナポイントの導入など、さらなる普及・促進のための施策が今も国をあげて行われています。
また、レジ業務の効率化や海外からの旅行者の取り込みやすさといった理由から、スマホ決済は店舗側にとっても価値の高いものです。
スマホ決済サービスの加盟店は今後も増え、利用シーンもますます広がっていくでしょう。
このあとは、数あるスマホ決済サービスの中で人気の高い6つについて、それぞれの特長を説明します。
2人気のスマホ決済サービス1:PayPay(ペイペイ)
PayPayは、「Yahoo!」ブランドなどで有名なソフトバンクグループの「PayPay株式会社」が提供する決済サービスです。
使える場所が全国260万箇所以上とたいへん多く、ユーザー数も3,300万人を突破しています(2020年10月現在)。
コンビニやスーパー、飲食店などの大手チェーン店から個人経営のお店まで幅広く利用できます。
サービス概要
PayPayは、スマートフォンユーザーなら誰でも使いはじめられます。
専用アプリ「PayPay」をダウンロードして、画面に表示される手順にしたがって携帯電話番号で認証するだけです。
PayPayでは、買い物をすると次回の買い物で利用できる「PayPayボーナス」というポイントが付与されます。
基本還元率は0.5%です。
PayPayへのチャージ方法は、以下から選べます。
- ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)から
- 銀行口座から
- セブン銀行ATMから
- 「ヤフオク!」や「PayPayフリマ」の売り上げから
- 「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」で
あらかじめクレジットカードや銀行口座を登録しておけば、アプリ内の操作のみでチャージできます。
ただし、チャージに対応したクレジットカードは「Yahoo! JAPANカード」のみです。
ヤフオク!やPayPayフリマで出品をしている人なら、売り上げ金からチャージすることも可能です。
特長
PayPayには、次のような特長があります。
- 使うほどポイント還元率がアップ
- ソフトバンクやワイモバイルのユーザーはさらにお得
PayPayでは、前の月にたくさん利用した場合はポイント還元率が最大1.5%にアップする特典があります。
また、Yahoo! Japanの対象サービスを利用する場合は基本が1%、最大2%となるのでさらにお得です。
「Yahoo!ショッピング」や「ヤフオク!」、「LOHACO(ロハコ)」などが対象となっています。
ソフトバンクやワイモバイルのユーザーなら、「まとめて支払い」でのチャージがお得です。
支払いが月々の携帯料金と合算されるので実質「後払い」になるうえ、携帯料金をクレジットカード払いにしている場合は、その分のポイントも獲得できます。
さらに、ソフトバンクを2年以上使っている人には、契約年数と利用料金に応じて毎月PayPayボーナスをもらえる「長期継続特典」もあります。
3人気のスマホ決済サービス2:d払い
d払いは、通信事業大手の「株式会社NTTドコモ」が提供する決済サービスです。
コンビニやドラッグストアなどの大手チェーン店を中心に利用でき、2,999万人(2020年9月現在)のユーザーがいます。
サービス概要
d払いを使いはじめるには、専用アプリ「d払い」をダウンロードしてログインします。
ドコモユーザーなら、4桁のパスワードを入力するだけです。
ドコモユーザー以外のユーザーも、無料で発行できる「dアカウント」を取得すれば利用可能です。
d払いでは、支払い額に応じて「dポイント」が付与されます。
加盟店のレジでは購入金額の0.5%分、ネットショップでは1%分のポイントがたまり、次回の買い物で使えます。
d払いへのチャージ方法は、以下の3つです。
- 銀行口座から
- セブン銀行ATMから
- セブンイレブン以外のコンビニのレジから
コンビニ主要3社に加え、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマートなどでも現金のチャージができます。
また、クレジットカードからはチャージできませんが、クレジットカードを支払い元に指定することは可能です。
この場合、支払った金額は残高から差し引かれるのではなく、カード払いとして請求されます。
アプリを持ち歩くだけでカード払いができるので、こちらのほうが便利だという人もいるのではないでしょうか。
特長
d払いは、ドコモユーザーにとって以下のようなメリットがあるのが特長です。
- 電話料金合算払いがAmazonで使える
- dカード利用で非接触決済・ポイントの二重取りができる
ドコモユーザーは、d払いの支払い方法を「電話料金合算払い」にすれば、買い物での支払いを月々の携帯料金と合算して後払いにできます。
これは、大手ECサイト「Amazon」で利用できる唯一のキャリア決済でもあります。
買い物で還元されたdポイントを支払いに使うことも可能なので、Amazonをよく利用する人にとってはメリットでしょう。
「おサイフケータイ」対応機種を利用中のドコモユーザーは、「d払い(iD)」というサービスも利用できます。
電子マネー「iD」をd払いアプリに設定することで、対応店舗での非接触決済が可能になるというものです。
全国121.5万箇所(2020年9月現在)の加盟店で使えるうえ、NTTドコモが発行する「dカード」ならd払いとiDのそれぞれでdポイントが還元されるのでお得です。
d払い(iD)の支払いも、携帯料金との合算になります。
4人気のスマホ決済サービス3:LINE Pay(ラインペイ)
LINE Payは、ソーシャルメディアアプリ「LINE」のグループ会社である「LINE Pay株式会社」による決済サービスです。
大手チェーン店を中心に全国171万箇所(2019年6月現在)で使うことができ、ユーザー数は決済サービスとして国内最多の3,600万人(2019年7月現在)となっています。
サービス概要
LINE Payは、LINEアプリを利用中のユーザーならすぐに使いはじめられます。
アプリ内の「ウォレット」タブから「LINE Payをはじめる」をタップして、利用規約に同意するだけです。
LINE Payでは「LINEポイント」を利用することができますが、買い物でポイントが還元されるのは「LINEクレカ(Visa LINE Payクレジットカード)」での決済のみとなっています。
LINE Payへのチャージ方法は、以下から選べます。
- 銀行口座から
- セブン銀行ATMから
- ファミリーマートのFamiポートから
- 対応店舗や東急線券売機からQRコードで
- オートチャージで
クレジットカードからのチャージはできませんが、LINEクレカを登録することでチャージ不要のカード払いにできます。
このクレジットカードの年会費は初年度が無料、2年目以降は利用がない場合のみ有料なので、LINE Payを使っている限りは実質無料と考えてよいでしょう。
特長
LINE Payには、次のような特長があります。
- 個人間送金や割り勘に便利
- LINEサービスの利用に便利
LINE Payに限らず、決済サービスには相手を指定してお金のやりとりができる「個人間送金」や、食事会などでの会計をスムーズにできる「割り勘」といった機能があります。
便利な機能ではありますが、同じアプリの利用者同士でしか使うことができません。
LINEは国内で毎月8,600万人(2020年12月)ものユーザーが実際に利用しているアプリなので、友人・知人と一緒に使える場面も多いでしょう。
LINEには、サービスの利用やミッションのクリアでLINEポイントをためられる「LINEポイントクラブ」という制度があります。
LINE Payからも、LINEクレカの利用額に応じて0.5〜2%のポイントが付与されます。
たまったポイントは次回の買い物のほか、LINEが提供するスタンプや着せ替え、ゲームやマンガなどにも利用可能です。
LINEサービスをよく使う人は、LINE Payを利用できるようにしておくと便利です。
5人気のスマホ決済サービス4:au PAY(エーユーペイ)
au PAYは、「au」ブランドでも有名な「KDDI株式会社」による決済サービスです。
全国270万箇所(2020年10月現在)で利用でき、2,450万人を超える(2020年10月現在)ユーザーがいます。
サービス概要
au PAYは、専用アプリ「au PAY」をダウンロードして「au ID」でログインすると使えるようになります。
もともとは、「au WALLET(エーユーウォレット)」と呼ばれていたアプリです。
au IDは、auユーザーでなくても無料で取得できます。
auはローソンをはじめさまざまな店舗で利用できる「Ponta」と提携しているため、2020年5月からはau PAYでの買い物で通常0.5%分のPontaポイントが還元されるようになっています。
au PAYへのチャージ方法は、以下の通りです。
- クレジットカードから
- 銀行口座から
- ローソン銀行ATMまたはセブン銀行ATMから
- 「au PAY チャージカード」から
- 「Pontaポイント」から
- 「auかんたん決済」から
au PAY チャージカードは、au PAYに一定額をチャージできる専用カードです。
ローソンのレジで、金額を指定して購入します。
また、Pontaポイントや月々の携帯料金と合算される「auかんたん決済」によるチャージも利用可能です。
特長
au PAYには、次のような特長があります。
- Ponta提携店をよく利用する人にお得
- auサービス利用者はポイントが毎月たまる
Pontaカードをよく使うという人は、au PAYと組み合わせるとお得になります。
au PAYでの買い物で還元されるポイントとは別に、Pontaカードの提示でもらえるポイントもたまるのです。
アプリにPontaカードを登録しておけば、Pontaカードを持ち歩く必要もなくなります。
この場合、レジではアプリ内の「デジタルPontaカード」画面を提示します。
auには、携帯電話だけでなく「インターネット」や「auでんき」などのサービスもあります。
これらのサービスでも毎月Pontaポイントが貯まるので、利用中の人はau PAYを使うメリットも多いでしょう。
6人気のスマホ決済サービス5:楽天ペイ
楽天ペイは、楽天の子会社にあたる「楽天ペイメント株式会社」の決済サービスです。
ユーザー数などは公開されていませんが、大手コンビニやドラッグストア、家電量販店や飲食店のほか一部ネットショップまで幅広く使えます。
サービス概要
楽天ペイを使いはじめるには、専用アプリ「楽天ペイ」を使います。
楽天のアカウントを持っていない人でも、案内にしたがって基本情報を入力していけば、無料で登録が可能です。
楽天ペイで買い物をすると、購入金額の1%分の「楽天ポイント」が還元されます。
たまったポイントは、楽天ペイでの次回の買い物に使えます。
楽天ペイへのチャージ方法は、以下から選べます。
- 楽天カードから
- 楽天銀行から
- 楽天のフリマアプリ「ラクマ」の売り上げから
チャージに利用できるのは、楽天のサービスのみとなっています。
チャージした金額も、楽天の電子マネーサービス「楽天キャッシュ」に入金される仕組みです。
楽天カードも楽天銀行の口座も持っていないという人には、ほかのクレジットカードを支払い元に設定する方法もあります。
特長
楽天ペイには、次のような特長があります。
- 楽天のサービスをよく利用する人にお得
- Suica(スイカ)やEdy(エディ)と連携可能
楽天ポイントは、「楽天市場」をはじめ「楽天モバイル」や「楽天トラベル」、「楽天西友ネットスーパー」など楽天のあらゆるサービスでためたり使ったりできます。
普段からこれらのサービスを利用している人は、楽天ペイを使うようにすればお得になるでしょう。
また、「おサイフケータイ」対応のAndroidスマートフォンでは、Suicaや楽天Edyのチャージにも楽天ペイが使えます。楽天カードからSuicaへのチャージは、楽天ポイントがもらえるのでおすすめです。
7人気のスマホ決済サービス6:メルペイ
メルペイは、フリマアプリを運営するメルカリグループ傘下の「株式会社メルペイ」による決済サービスです。
大手コンビニやドラッグストアなどの全国170万箇所(2020年2月現在)に加え、一部ネットショップでも利用可能です。700万人を超える(2020年6月現在)ユーザーが使っています。
サービス概要
メルペイの決済機能は「メルカリ」アプリに入っています。
チャージして使えるようにするには、運転免許証などによる本人確認が必要です。
メルペイでは、通常の決済によるポイント還元制度はありませんが、ポイントが還元されるお得なキャンペーンを頻繁に開催しています。
メルペイへのチャージ方法は、以下から選べます。
- 銀行口座から
- セブン銀行ATMから
- フリマアプリ「メルカリ」の売り上げから
本人確認が済んでいれば、メルカリの売り上げを自動的にメルペイにチャージすることが可能です。
メルカリで出品している人は、売れた分をそのまま次の買い物に使うことができる仕組みです。
特長
メルペイには、次のような特長があります。
- 「dアカウント」と連携可能
- 「iD決済」対応の店舗でも利用可能
メルペイは、dアカウントと連携させることが可能です。
これはNTTドコモとの業務提携によるもので、メルカリでの取引がdポイントで還元されたり、反対にdポイントをメルカリで使ったりできます。
とくにメルカリを利用中のドコモユーザーは、メルペイを便利に使えるでしょう。
また、メルペイはNTTドコモのiD決済にも対応しています。
加盟店の多いサービスなので、対応機種を持っていれば利用範囲が広がるでしょう。
8他にもまだまだある!スマホ決済のサービス
スマートフォンを使った支払い方法は、ほかにもまだまだあります。
使える加盟店が多数あることでユーザーを獲得しているサービスが多いなか、特定の店舗での利用に特化したサービスも人気です。
「ファミペイ」は、主にファミリーマートで使えるスマホ決済アプリです。
ファミリーマートでは、利用額の0.5%相当のFamiPayボーナスが付与されるのに加え、dポイント、楽天ポイント、Tポイントの3種類から好きなポイントをためたり使ったりできます。
クーポンの利用とFamiPay決済、ポイントの利用・受け取りが1つのバーコードを提示するだけ完結できる点も便利です。
「ゆうちょPay」は、全国約8,500の郵便局などで利用できます(2020年11月時点)。
ゆうちょPayでの支払いは、登録したゆうちょ口座から即時引き落としができるのが特長です。
アプリ内で口座残高の確認も可能なので、ゆうちょ銀行の利用者には便利なサービスでしょう。
また、iPhoneの「Wallet」アプリやAndroidの「Google Pay」アプリは、複数の電子マネーやチケットを管理できるアプリです。
「Apple Pay」や「Google Pay」の非接触決済に対応している機種なら、タッチ端末にスマートフォンをかざすだけで決済が可能です。
「Suica」や「PASMO」などの交通系ICカードのほか、「Pontaカード」や「dポイントカード」などのポイントカードも登録して利用できます。
9スマホ決済サービスは利用シーンや支払い方法を確認して選ぼう!
スマホ決済アプリを使うと、お財布を持たずに手軽に買い物ができます。
ポイント還元やクーポンの配布など、現金での支払いよりもお得で便利な点が多いのもメリットです。
しかし、スマホ決済サービスによっては使える場所(店)や利用方法に違いがあります。
より自分に合ったサービスを選ぶためにも、加盟店の数や還元率の高さだけでなく、利用シーンや支払い方法などをよく確認するようにしましょう。
まだ使ったことのない人も、この機会にお得なスマホ決済サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
なお支払いの際にはインターネット接続が必要になるため、電波の弱い場所や通信制限に掛かっているスマホを利用する場合には使えないケースもあります。
そのため、いつでも安全にスマホ決済を利用するには、持ち運び可能なモバイルWi-Fiを契約しておくこともおすすめです。
なぜなら、コンビニなどのフリーWi-Fiを利用してスマホ決済を行ってしまうと、パスワードなどを盗聴・のぞき見されるリスクがあるからです。
モバイルWi-Fiのなかでもおすすめなのは、高速通信が可能で契約数が多い「WiMAX 2+(ワイマックス)」ですが、契約を検討する場合は「WiMAXのキャンペーンを比較検討する際のチェックポイントはこれ!」で詳しい情報をぜひ確認してみてください。
※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。この記事の監修者
GMOインターネットグループ株式会社
とくとくBB事業部所属
プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」事業責任者/ネット回線の専門家
10年以上にわたりGMOとくとくBBで販売しているインターネット回線全般のマーケティングに携わっており、モバイルWi-Fiから光回線・固定電話回線まで取り扱っているため、通信業界の幅広い知見がある。
現在はGMOとくとくBBの事業責任者をしながら、インターネット回線のスペシャリストとして当サイト「Smafi(スマフィ)や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。