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【2021年モデル】新型iPad Proの魅力を徹底解説!

2021年5月、iPadシリーズの最上位機種にあたる「iPad Pro」の新モデルが発売されました。
Macに使われている最新チップを搭載してこれまで以上に高速になったほか、ハイコントラストで美しいディスプレイや超広角カメラなどの魅力的な特徴も備えています。
本体にフィットするキーボードやタッチペンといった周辺機器も健在で、仕事にもクリエイティブワークにも最適です。
また、今回から5Gによる超高速通信にも対応しました。

そこで、この記事では、iPad Proの最新モデル(2021年モデル)がどのように進化したのかや、役立つ活用シーンについて紹介していきます。

iPad Proが欲しいけれど、新型を買うべきか旧型を買うべきか悩んでいる人は要チェックです。

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2021年モデル新型iPad Proのスペックをチェック!

iPad Proの2021年モデルには、

  • 第5世代の12.9インチ
  • 第3世代の11インチ

の2種類がラインナップされています。
まずは、両者のスペックを確認しておきましょう。

2021年モデルiPad Proの主なスペック

iPad Proの2021年モデルの主なスペックは、以下のようになっています。
「チップ」と「カメラ」、「通信方式」の3つは、今回とくに注目したいポイントです。
これらの詳細については、のちほど解説します。

カラーバリエーション シルバー
スペースグレイ
ディスプレイ <12.9インチ>
2,732×2,048ピクセル
264ppiのLiquid Retina XDRディスプレイ

<11インチ>
2,388×1,668ピクセル
264ppiのLiquid Retinaディスプレイ
サイズと重量 <12.9インチ>
幅214.9mm×高さ280.6mm×厚さ6.4mm
682g(Wi-Fiモデル)
684g(Wi-Fi + Cellularモデル)

<11インチ>
幅178.5mm×高さ247.6mm×厚さ5.9mm
466g(Wi-Fiモデル)
468g(Wi-Fi + Cellularモデル)
チップ Apple M1チップ
8コアCPU
8コアGPU
16コアNeural Engine
8GBまたは16GBのRAM
ストレージ容量 128GB
256GB
512GB
1TB
2TB
カメラ <背面>
12MPの広角カメラ
10MPの超広角カメラ(視野角125度)

<前面>
12MPの超広角カメラ(視野角122度)
ビデオ撮影 4Kビデオ(広角:24fps、25fps、30fps、60fps)
1080p HDビデオ(25fps、30fpsまたは60fps)
720p HDビデオ(30fps)
1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応
オーディオ 4スピーカーオーディオ
5つのスタジオ品質マイクロフォン
センサー Face ID
LiDARスキャナ
3軸ジャイロ
加速度センサー
気圧計
環境光センサー
通信方式 Wi-Fi 6(802.11ax)
Bluetooth 5.0テクノロジー
5G対応(Wi-Fi + Cellularモデル)
SIMカード nano-SIM(Apple SIMに対応)
eSIM
バッテリー 最大10時間のインターネット利用とビデオ再生
モバイル通信で最大9時間のインターネット利用(Wi-Fi + Cellularモデル)
拡張性 Thunderbolt/USB 4対応のUSB-Cコネクタ(充電と外部ディスプレイ接続にも使用)
Apple Pencil(第2世代)に対応
Magic KeyboardとSmart Keyboard Folioに対応
OSとアプリ iPadOS 14
カレンダー、メール、マップ、写真、Safari、TVなどの内蔵アプリ
Pages、Numbers、KeynoteなどのApple製無料アプリ
価格 <12.9インチ>
129,800円(税込)~

<11インチ>
94,800円(税込)~

「セルラーモデル」と「Wi-Fiモデル」

iPadには、

  • セルラー(Wi-Fi + Cellular)モデル
  • Wi-Fiモデル

の2種類があり、購入時のオプションでどちらかを選択できます。
セルラーモデルを選べば、外出先でもモバイル通信によってインターネットへの接続が可能です。
iPadには通話機能がないので通常の電話をかけることはできませんが、アプリを使った音声通話やビデオ通話については問題ありません。

Wi-Fiモデルを選んだ場合は、インターネットを利用する際にWi-Fiが必要になります。
iPadを使う場所がWi-Fiルーターを設置済みの自宅や職場に限られるなら、とくに不便はないでしょう。
また、Wi-Fiが使えるカフェなどでも、もちろん利用可能です。

どちらのモデルにするか決める際には、セルラーモデルでモバイル通信をするには携帯電話会社との契約が必要なことと、本体価格がやや高い点に注意しましょう。
本体の重量については、セルラーモデルのほうが少しだけ重いものの、ほとんど変わりません。

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2021年モデル新型iPad Proは何が進化した?

2021年モデルのiPad Proには、さまざまな改良が施されています。
ここからは、「チップ」と「カメラ」、「通信方式」の3つのスペックに注目して、何が変わったのかについて解説していきます。

いずれも旧モデルと比べて大きく進化したポイントです。

新型チップ搭載でパソコン級の速さに

従来のiPad Proには、「A12Z Bionicチップ」のように、型番が「A〜」ではじまるチップが使われてきました。
これが最新のMacでも採用されている、「M〜」ではじまるものに置き換えられ、2021年モデルには「Apple M1チップ」が搭載されました。
ここでいう「チップ」とは「CPU」や「GPU」とも呼ばれる部品のことで、コンピューターの「頭脳」にあたる重要な部分です。

さらに、「Apple M1チップ」には人工知能(AI)などに活用される、次世代の「ニューラルエンジン(Neural Engine)」も内蔵されています。
根本から刷新された、新シリーズのiPad Proがやってきたといえるでしょう。

最新のiPad Proの性能は、チップの変更によって大きく底上げされています。
旧機種と比較すると計算能力は50%、グラフィック処理能力では40%も高速です。
これにより、高度なARアプリや高精細なゲームなども、なめらかに動作します。
また、高性能でありながらバッテリー消費が少ないのも新型チップの特徴で、一度の充電で長時間の利用が可能です。

超広角の前面カメラでより自然なビデオ通話が可能に

2021年モデルのiPad Proでは、前面カメラも進化しました。
超広角レンズが採用され、「センターフレーム」という新機能が利用可能になっています。
この機能は人工知能を活用したもので、あらかじめ撮影する範囲を広めにとっておき、人物が中心にくるよう、リアルタイムで映像を加工してくれるというものです。
これにより、本体の向きを手で調節することなく、快適なビデオ通話が可能になります。
通話中に別の人が会話に入ってきた場合でも、2人が画面に収まるよう自動で調節されるという賢さです。
まるでカメラマンがパンやズームの操作をしているような、自然な映像になります。

前面カメラは、従来モデルより解像度もアップしました。
背面カメラと同等の12MP(1,200万画素)で超広角の撮影ができるので、セルフィー(自撮り)を活用する機会も増えるかもしれません。
また、ユーザーの「顔」でロックを解除する、セキュリティ機能の「Face ID」にも前面カメラが利用されています。

なお、背面カメラについては高解像度の広角、超広角の2つのレンズとフラッシュ、被写体までの距離を光で測定する「LiDAR」という構成になっています。
カメラ自体の性能は前モデルと同等なのですが、新型チップの恩恵もあって、従来よりも美しい写真が撮れるようになりました。
暗い場所でも素早くピントを合わせて美しい写真を撮影したり、正確で臨場感のあるAR体験を楽しんだりすることが可能です。

5G対応で超高速通信が可能に

新型iPad Proのセルラーモデルは、5Gの通信にも対応しています。
今のところ対応エリアは限られているものの、携帯電話会社の5G向けプランに加入すれば、次世代の超高速モバイル通信を先取りすることも可能です。
高画質動画のストリーミング視聴や、大容量ファイルのダウンロード、ビデオ通話なども5G通信なら快適に行えます。

また、無線LANについても、最新のWi-Fi 6(802.11ax)がサポートされました。
これにより、どこにいるときでも常に最速のネットワークに接続して効率的に作業を行えます。

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2021年モデル新型iPad Proはこんなシーンで活躍!

新型のiPad Proは、これまでに比べて非常に高性能になりました。
名前の通り、さまざまなジャンルのプロが満足できる製品だといえるでしょう。

しかし、価格はほかのiPadと比べても高めです。
このハイスペックな機種が自分に合っているのかどうか、もう少し具体的に知りたいという人もいるかもしれません。
そこで、最新のiPad Proが役立つ代表的な利用シーンを2つ紹介します。

クリエイティブワークに

iPad Proは、音楽や映像制作などのクリエイティブワークに最適です。
パワフルな処理能力を備えているうえ、マイクやスピーカーといったオーディオ関連の装備も、ほかのiPadより充実しています。

写真やイラストなどのグラフィック制作には、純正のタッチペン「Apple Pencil」が便利でしょう。
最新のiPad Proで使用可能な第2世代のApple Pencilは精度が高く、ワイヤレス充電ができるため取り回しも簡単です。
また、最大2TBまでのストレージを搭載できるので、大きなファイルを扱う際にも余裕があります。

クリエイティブワークでは、ディスプレイの性能も重要です。
iPad Proのディスプレイは単にサイズが大きいだけでなく、高精細で広色域なので、写真や映像を正しく表示してくれます。
さらに、最新の12.9インチモデルは「Extreme Dynamic Range(XDR)」と呼ばれる技術によって、100万対1のコントラスト比を実現しました。
背面に敷きつめられた1万個を超えるミニLEDの明るさを調節することで、現実世界に近い表現が可能となっています。

ここまでのことをするなら、パソコンのほうがよいのではと思う人もいるかもしれません。
たしかに、できることの多さではパソコンに敵わない部分もあります。
しかし、タッチパネルやタッチペンで操作ができるパソコンは多くありません。
iPad Proは軽くて持ち運びやすく、アプリも使いたいときにすぐに開きます。
思い立ったらスムーズに制作に取りかかれる点は、クリエイティブな仕事をする人には大きな魅力でしょう。

テレワークやノマドワークに

テレワークという働き方が認知されるにつれ、インターネットを通して仕事をする人も増えてきました。
iPad Proは高速なWi-Fiに対応しているため、自宅のWi-Fiルーター経由で会社に接続するときも快適です。
パソコンにも負けない性能を備えた最新のiPad Proなら、さまざまな仕事をこなせるでしょう。
オフィスソフトのほか、メールやチャット、リモート会議などに必要なアプリも、ひととおり揃っています。

文書作成や表計算といったタイピングが多い作業も、Bluetoothキーボードを接続すれば問題ありません。
純正の「Magic Keyboard」ならトラックパッドがついているので、ノートパソコンに近い使い勝手が得られます。
または、Bluetoothマウスを接続して操作することもできます。

場所にとらわれずに働く、いわゆる「ノマドワーカー」にもiPad Proは便利です。
カフェのWi-Fiスポットやコワーキングスペースを活用すれば、モバイル通信をサポートしていないWi-Fiモデルでも、インターネット経由で仕事をこなせます。
Wi-Fi環境が整っていない屋外などでの作業には、セルラーモデルが便利でしょう。
5Gの超高速通信に対応したiPadは、現時点では最新のiPad Proのみです。
または、セルラーモデルの代わりにWiMAXなどのモバイルWi-Fiを導入して、どこにいても仕事ができる環境を手に入れる方法もおすすめです。

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まとめ

2021年のiPad Proは、新次元のハイスペックモデルです。
最新チップを搭載してパフォーマンスが大幅に向上したほか、進化したカメラや5G通信、高性能ディスプレイなどの特徴を備えています。

購入時にはセルラーモデルとWi-Fiモデルのいずれかを選択できるほか、ストレージ容量やカラーも選べます。
クリエイティブワークやテレワークに役立ててみてはいかがでしょうか。

※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。

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この記事の監修者

野口 圭一

GMOインターネットグループ株式会社
とくとくBB事業部所属

プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」事業責任者/ネット回線の専門家

10年以上にわたりGMOとくとくBBで販売しているインターネット回線全般のマーケティングに携わっており、モバイルWi-Fiから光回線・固定電話回線まで取り扱っているため、通信業界の幅広い知見がある。

現在はGMOとくとくBBの事業責任者をしながら、インターネット回線のスペシャリストとして当サイト「Smafi(スマフィ)や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。