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ケーブルテレビから光回線に変更したい!おすすめの光回線は?
ケーブルテレビのインターネットが遅い!とストレスを感じていませんか。
実は、ケーブルテレビのインターネットは上り通信速度が出にくく、不安定になりやすい仕様の回線です。
また、現在主流の光回線に比べると、そもそもスペックが高くありません。
そこでこの記事では、なぜケーブルテレビのインターネットが遅いのか、光回線とケーブルテレビの違い、速度や料金など比較しながら分かりやすく解説します。
さらに、ケーブルテレビよりも高速で安いおすすめの光回線も紹介するので、乗り換え先を探す参考にしてください。
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ケーブルテレビのインターネットが遅い原因
「ケーブルテレビのインターネットが遅くて使えない」という方が増えてきました。
これは、Webコンテンツが大容量になっていることや、多くのIT機器が同時接続しているなどの事情が関係しています。
ここでは、ケーブルテレビが遅い原因と、それでも利用し続けるメリットとは何か解説します。
インターネットが遅い原因
ケーブルテレビのインターネット通信が遅いのは、簡単にいえば、そのような仕様で通信網や通信設備が作られているからです。
つまり、継続的に通信速度が遅い場合は、基本的に解決策がありません。
とはいえ、納得いかない方も多いことでしょうから、主な理由を解説します。
もともとのスペックが遅い
ケーブルテレビが提供している通信サービスは、
- 遅いもので12~40Mbps
- やや速いもので120~160Mbps
- 最速水準でも320Mbps
です。
これらは下り通信速度の理論値なので、実測値はもっと遅くなることが一般的です。
そのため、4K動画を視聴したり、タブレット、スマホ、ゲーム機など複数の機器をつなげたりすると、遅いと感じます。
上りが特に遅くなる性質がある
ケーブルテレビのケーブルは、自宅からケーブルテレビ局に向かうとき(=上り通信)にノイズが発生しやすい傾向があります。
これは「流合雑音(りゅうごうざつおん)」と呼ばれる現象で、ケーブルテレビが通信サービスを開始した当初から問題になりました。
しかも、建物内のどこかでノイズが発生すると、住人全体の通信に影響が出る性質があります。
もしファイルや画像をアップロードしようとすると遅くなると感じる場は、この流合雑音が疑われます。
そして残念ながら、改善する方法はありません。
完全に光ファイバーケーブルではない
ケーブルテレビの多くは、光ファイバーケーブルと同軸ケーブル(銅線)のハイブリッド方式です。
同軸ケーブルの区間は、業者や利用エリアによっても違いますが、通常、部屋のコネクタから中継ポイントまで、数百m程度あります。
この同軸ケーブル(銅線)の区間は通信速度が遅いため、通信混雑を引き起こしてしまいがちです。
ケーブルテレビのメリットは?
ケーブルテレビは、光回線に比べれば通信品質はよくありません。
しかし、以下のメリットが大きいと感じる方は、ケーブルテレビを使い続ける選択もあります。
ケーブルテレビでしか見られない番組がある
コア層を対象にした映画番組や音楽番組があります。
どうしても視聴したい番組があれば、インターネット通信を犠牲にしてでも、ケーブルテレビにしたいと思う方はいるでしょう。
ただ、多くの方は番組をそれほど視聴しておらず、元を取れていないことが多いようです。
テレビとセットで安くなる
テレビ視聴とインターネット利用をまとめて契約すると、セット割になります。
ケーブルテレビ番組をよく見るなら、お得に利用できるでしょう。
建物内にケーブルが引かれていることがある
集合住宅では、ケーブルテレビ番組の契約者を増やす目的で、無料で工事を済ませているところがあります。
なかにはオーナーが代表で契約しており、建物内の住人が無料でインターネットを利用できるケースもあります。
このような場合は、ケーブルテレビを使い続けたい方も多いでしょう。
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乗り換えるなら光回線がおすすめ!
ケーブルテレビからほかのインターネット通信サービスに乗り換えるなら、光回線がおすすめです。
特にケーブルテレビ回線の通信速度にストレスを感じているなら、有線で安定した通信ができる光回線の一択になるでしょう。
モバイル回線(WiMAXなど)という選択肢もありますが、無線通信であるため光回線より通信品質が劣ります。
では、そもそも光回線とはどのようなものなのでしょうか。
光回線とは
光回線とは、光ファイバーケーブルを使ったインターネット回線のことです。
現在、自宅やオフィス、店舗などで利用するインターネット回線として主流になっています。
光回線の特徴は、光を反射させることで通信を行う仕組みです。
例えば、自宅からWebサイトにアクセスしようとすると、自宅から超高速のモールス信号のような点滅が行われ、それが石英ガラスの光ファイバーケーブルを通して伝わります。
この通信は、光の性質上ほぼ距離に依存しないうえ、電波干渉も受けづらい特徴があります。
光ファイバーケーブルは、電信柱から自宅の部屋まで引き込まなければなりません。
そのため、ケーブルが通っていない場合は、開通工事に立ち会うことが必要です。
ただし、30分~1時間ほどで終わる簡単な工事なので、それほど負担にならないでしょう。
ケーブルテレビと光回線を比較
結論から言えば、光回線はケーブルテレビよりも高速で通信品質も安定しているサービスです。
さらにサービスによっては、ケーブルテレビよりも月額料金を安くできます。
したがって、ケーブルテレビ視聴に大きなメリットを感じないなら、光回線へ移行するのがおすすめです。
では、どの程度サービスの質に差があるのでしょうか。
ここでは、速度・通信料・料金の観点から解説します。
また、光回線でケーブルテレビと同等の動画配信を実現している「ひかりTV」を例にした比較も紹介します。
通信速度
ケーブルテレビの通信速度と光回線を比較したのが次の表です。
種類 | 通信速度(下り) | 通信速度(上り) |
---|---|---|
一般的な光回線 | 1Gbps(1,000Mbps) | 1Gbps(1,000Mbps) |
ケーブルテレビ | ~320Mbps | ~10Mbps |
このように、最速レベルのケーブルテレビでも、一般的な光回線に比べると3分の1以下の下り通信速度しか出ていないことになります。
下り通信速度は、4K動画の再生や、PCオンラインゲームでも25Mbps程度あればいいので、ケーブルテレビでもまだ余裕があります。
しかし、複数機器を接続すれば、遅延が起きることもあるでしょう。
というのも、ケーブルテレビの実測値は上記の理論値よりも遅く、40~160Mbpsになっていることが一般的だからです。
一方、光回線では、通信速度に余裕があるため、このような心配は要りません。
さらに上りとなると違いは歴然です。
ケーブルテレビは上り通信速度が遅く、仮に理論値近くの速度が出たとしても、動画投稿や大容量ファイルの快適なやり取りに必要な10Mbpsギリギリです。
そのため、ストレスを感じることも多いでしょう。
また、近年増えてきたテレワークでのWeb会議でも、自分だけがフリーズすることが増えてしまうかもしれません。
通信量
サービスが想定している通信量に余裕があると、通信品質は安定します。
このことは、1車線よりも3車線の道路のほうが交通渋滞しにくいのと同じ原理です。
先にケーブルテレビは、同軸ケーブルを使っているから通信が混雑しやすいと説明しました。
イメージ的には、この同軸ケーブルが1車線道路で、光ファイバーケーブルが3車線道路です。
方式や光ファイバーケーブルの区間などをまとめたのが、以下の表です。
方式 | 光ファイバーケーブルの区間 | 同軸ケーブルの区間 | |
---|---|---|---|
光回線 | FTTH方式 | すべて | なし |
ケーブルテレビ | FTTN方式 | 通信局から中継BOXまで | 中継BOXから自宅までの数百メートル |
ケーブルテレビでは、上記の表の同軸ケーブルの区間で通信混雑が起きやすくなります。
したがって、夜間や休日などの利用者数が多くなる時間帯は、速度が落ちやすくなることが特徴です。
今後、テレワークが普及したり、巣ごもり需要が増えたりする事態になれば、ますます速度が落ちてしまうかもしれません。
月額料金
代表的な光回線とケーブルテレビの月額料金を比較したのが、次の表です。
回線 | サービス | 月額料金(戸建て) | 月額料金(マンション) |
---|---|---|---|
光回線 | ドコモ光 | 月額5,720円 | 月額4,400円 |
auひかり | 月額5,610円~ | 月額4,180円~ | |
ソフトバンク光 | 月額4,290円~ | 月額4,180円~ | |
ケーブルテレビ | J-COM (スマートお得セレクト NET320M) |
月額6,530円 | |
ベイコム (160M) |
月額5,731円 |
ご覧のように、ケーブルテレビは通信速度が160~320Mbpsであるにもかかわらず、1Gbpsの光回線よりも割高になっています。
もちろん、ケーブルテレビ視聴がセットになった月額料金ですが、それほど番組を見ていない方は乗り換えを検討したほうがお得です。
ケーブルテレビ番組とひかりTV
光回線に移行しても、ケーブルテレビと似たサービスを楽しむことは可能です。
以下の表は、光回線でも加入できる動画配信サービス「ひかりTV」と、ケーブルテレビのJ:COMを比較したものです。
ひかりTV | J:COM | |
---|---|---|
月額料金(税込) | 月額1,650円~+光回線の月額料金 | 月額6,530円~ |
チャンネル数 (標準) |
50ch以上 | 87ch以上 |
チャンネル数 (オプション込み) |
80ch以上 | 97ch以上 |
4K放送 | 〇 | 〇 |
オンデマンド | 〇 | 〇 |
その他のサービス | カラオケ:約70,000曲 電子書籍:約74万冊 ミュージック:約1,000万曲 ショッピング:約14万点 など |
ガス・電気のセット割 電話・スマホのセット割 オンライン診療 など |
ひかりTVはチャンネル数で劣るものの、メジャーなチャンネルだけ視聴していれば、ほとんどの方が満足できるでしょう。
J:COMにはない電子書籍や音楽配信のサービスなどもあります。
1,650円(税込)の利用料がプラスされるものの、月額料金が安い光回線に乗り換えれば、通信費を抑えられるケースもあります。
また、amazonプライム・hulu・Netflixや光回線とセットのテレビサービスなど、もっと安いサービスを利用するのもよいでしょう。
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おすすめの光回線は?
ここでは、おすすめの光回線として、プロバイダー運営実績20年以上のGMOインターネット株式会社が運営する人気プロバイダー「GMOとくとくBB」の
- GMO光アクセス
- ドコモ光
- auひかり
の3つを紹介します。
GMO光アクセス
GMO光アクセスは、シンプルに安い光回線を探している方にイチオシのサービスです。
概要は以下のとおりです。
月額料金(税込) | 戸建て:4,488円 マンション:3,498円 |
---|---|
通信速度(理論値) | 最大1Gbps |
通信速度(実測値) | 下り:346.38Mbps(※) 上り:300.65 Mbps(※) |
v6プラス対応 | 〇 |
v6プラス対応 Wi-Fiルーターレンタル料 |
無料 |
テレビサービス | – |
GMOアクセスは業界最安水準の月額料金でインターネットを利用できます。
また、初期設定済みのWi-Fiルーターを無料でレンタルできます。
そのため、IT機器の設定がよくわからない方も、スムーズにケーブルテレビから光回線に移行できるでしょう。
月額料金が安くても通信品質は心配要りません。
GMOとくとくBBが公表している全国平均の通信速度は、ほかのプロバイダーより速い実測値です。
多くのケーブルテレビの実測値は下り40~160Mbpsなので、2~8倍程度の大幅な速度向上が期待できます。
上り通信速度で比べれば、数十倍の速度向上が見込めるでしょう。
さらにGMO光アクセスでは、通信混雑が起こりにくい次世代の通信規格「v6プラス」にも対応しており、無料でv6プラス対応のWi-Fiルーターをレンタルできます。
スマホがドコモなら「GMOとくとくBB×ドコモ光」
GMOとくとくBBのドコモ光は、スマホがドコモの方におすすめの光回線です。
概要は以下のとおりです。
月額料金(税込) | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 |
---|---|
通信速度(理論値) | 最大1Gbps ※一部地域の戸建では10Gbpsも選べる |
通信速度(実測値) | 下り:346.38Mbps(※) 上り:300.65 Mbps(※) |
v6プラス対応 | 〇 |
v6プラス対応 Wi-Fiルーターレンタル料 |
無料 |
テレビサービス | ドコモ光テレビオプション 月額使用料:825円(税込) ※スカパー!との提携 |
GMOとくとくBBのドコモ光に加入すると、高額のスマホセット割引が1ユーザーごとに永年適用されます。
例えば、ギガライトStep2(3GBまで)は550円、ギガライトStep3・4(5GB/7GBまで)とギガホは1,100円、ウルトラデータLLパックは1,760円です。
なお、このスマホセット割は、離れて暮らす両親や兄弟も受けられます。
通信品質はGMO光アクセスと同等です。
同じNTTのフレッツ光回線が使われており、v6プラスにも対応しています。
スマホがauなら「GMOとくとくBB×auひかり」
GMOとくとくBBのauひかりは、スマホがauの方におすすめの光回線です。
概要は以下のとおりです。
月額料金(税込) | 戸建て:5,610円~ マンション:4,180円~ |
---|---|
通信速度(理論値) | 最大1Gbps ※東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部エリアで5Gbpsと10Gbpsも選択可 |
通信速度(実測値) | 下り:595.17Mbps(※) 上り:425.86Mbps(※) |
v6プラス対応 | 〇 |
v6プラス対応 Wi-Fiルーターレンタル料 |
無料 |
テレビサービス | auひかり テレビサービス 1,628円(税込)~ |
GMOとくとくBBのauひかりに加入すると、スマホの月額料金が1ユーザーごとに最大1,100円永年割引されます。
例えば、家族3人なら3,300円割引となり、かなりの節約が可能です。
通信速度についてGMOとくとくBBが公開しているデータはありませんが、個人ユーザーの実測データが集まる「みんなのネット回線速度」によると、上の表のとおり、十分な速度が出ていることがわかります。
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まとめ
ケーブルテレビは、もともとのスペックが光回線よりも劣るうえ、上り通信速度が遅く、不安定になりがちな仕様です。
そのため、どうしても見たいテレビ番組がない方は、光回線に移行することをおすすめします。
おすすめの光回線は、
- シンプルに安い「GMOアクセス」
- ドコモユーザーに向く「GMOとくとくBB×ドコモ光」
- auユーザーにおすすめの「GMOとくとくBB×auひかり」
の3つです。
いずれも業界最安水準の月額利用料で、高品質な通信サービスを利用できます。
なお、上記3つの光回線のなかで、自分にあったサービスがどれかわからないとお悩みの場合は、理想のネット回線が見つかる「かんたん診断」をご活用ください!
※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。この記事の監修者
GMOインターネットグループ株式会社
事業統括本部 宮崎オフィス マーケティングチーム所属
プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」マーケティング担当者/光回線のエキスパート
2015年にGMOインターネット株式会社(現・GMOインターネットグループ株式会社)に入社後、宮崎オフィスのマーケティングチーム立ち上げに参画し、GMOとくとくBBで販売しているモバイルWi-Fiや光回線全般のマーケティングに従事。
現在はドコモ光やauひかりを中心に光回線全般のマーケティング担当をしながら、光回線のエキスパートとして当サイト「Smafi(スマフィ)」や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。