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フリーWi-Fiとは?「タウンWiFi」が便利で安心な理由
スマートフォンの普及で誰もが気軽にインターネットを利用できる昨今、無料で使えるWi-Fiスポット(フリーWi-Fi)を街中で見かける機会も多くなりました。
すでにフリーWi-Fiを積極的に使っているという人がいる一方、興味はあってもよくわからないので利用したことがないという人も多いでしょう。
そこでこの記事では、フリーWi-Fiとは一体どのようなもので、安心して利用するには何に気をつければよいのかを、基本からくわしく解説します。
また、フリーWi-Fiを安全・便利に活用できるアプリ「タウンWiFi」についてもあわせて紹介しているので、これまで利用したことがないという人もぜひ参考にしてください。
目次
1「フリーWi-Fi」はみんな使ってる?
フリーWi-Fi(ワイファイ)は、どれくらいの人が使っているのでしょうか。
くらしのインターネットをかしこく便利にする情報発信メディア『Smafi(スマフィ)』では、2020年11月に20〜30代の男女100人ずつを対象に最新アンケートを実施しました。
その結果から、フリーWi-Fiを実際に利用している人の割合や、利用する際の意識などがわかってきました。
まずはアンケートの詳細と、そこから読み取れるフリーWi-Fiの実態について説明します。
7割以上の人がフリーWi-Fiを使ったことがある
本アンケートではフリーWi-Fiの利用状況について、以下の5つのなかからもっともよく当てはまるものを選んでもらいました。
<アンケート概要>
- 調査地域:全国
- 調査対象:20~30代の男女各100人
- 調査期間:2020年11月9日~2020年11月19日
<アンケート結果>
選択肢 | 回答割合 |
---|---|
利用したことがない | 13.0% |
利用したことはないが、利用してみたいと思っている | 10.5% |
接続先を選んで利用している | 61.0% |
接続先を気にせず利用している | 11.0% |
わからない | 4.5% |
アンケートの結果、全200人の7割以上にあたる144人がフリーWi-Fiを利用していることがわかりました。
そのうちの約60%にあたる122人は、「接続先を選んで利用している」と答えており、街中ではセキュリティに気を配りながらWi-Fiを利用している人が多いことがうかがえます。
男女別でみると、フリーWi-Fiの利用者は男性のほうがやや多いことがわかります。
男性の76%が実際にフリーWi-Fiを使っており、9%の人が使ってみたいと考えています。
これに対し、女性のフリーWi-Fi利用者は68%にとどまり、12%の人は興味があるものの、まだ使ったことがありません。
「わからない」と回答した人は男性には2%しかおらず、女性の7%より少ないことからも、フリーWi-Fiそのものの認知は男性のほうが進んでいるといえるでしょう。
女性のほうがフリーWi-Fiの利用には慎重
「接続先を選んで利用している」人を男女別にみると、男性は約63%、女性では約59%となっています。
人数としては男性のほうが多いという結果ですが、フリーWi-Fi利用者のみで計算すると男性が約83%、女性は約87%と逆転します。
フリーWi-Fiを慎重に利用している人の割合は、女性のほうがやや多いようです。
なお、今回のアンケートで「利用したことがない」や「わからない」を選んだ人も、実際にはフリーWi-Fiを使ったことがあるかもしれません。
スマートフォンやパソコンは、設定によっては知らないうちにフリーWi-Fiにつながってしまう場合もあるためです。
フリーWi-Fiは街中でもネットを気軽に使えるようにしてくれる便利なサービスですが、使い方次第ではセキュリティやプライバシー保護が甘くなってしまうことも考えられます。
安全に利用するには、フリーWi-Fiそのものを正しく理解することが役立ちます。
アンケートでも登場した「接続先」とは何なのか、なぜ慎重に選ぶ必要があるのかを理解することが大切です。
どこにいるときも安心してメールやブラウザを使ったり、ゲームを楽しんだりできるように、このあとはフリーWi-Fiについて基本から解説していきます。
2そもそもWi-Fiとは?そしてフリーWi-Fiとは
フリーWi-Fiは、名前からもわかるとおりWi-Fiの一種です。
ここでは、まずWi-Fiの基本からおさらいしておきましょう。
いつもWi-Fiを使っているという人にとっても、意外に知らなかった部分があるかもしれません。
今さら聞けないWi-Fiとは
Wi-Fiとは、簡単にいえば「無線でネットに接続できる仕組み」のことです。
もう少し詳しく理解するには、「無線LAN(ラン)」という言葉の意味を知ることが役立ちます。
スマートフォンやパソコンなどをインターネットにつなげるには、通信ケーブルで物理的に接続してしまうのがもっとも原始的な方法です。
しかし、これでは2つの部屋をまたいでつなげたり、好きな場所に持ち運んで使ったりすることは難しくなります。
この不便を解消するために考えられたのが、ケーブルの代わりに電波を使って通信をする「無線LAN」です。
ところが、最初のころの無線LANはメーカーごとに仕様がバラバラだったため、決められた機器同士しかつなげることができませんでした。
そこで、コンピューターや通信技術などの国際標準を管理する団体のひとつ「IEEE(アイ・トリプル・イー)」が、「IEEE 802.11」シリーズという世界共通の通信規格を作りました。
この通信規格にのっとった無線LAN機器だけに与えられる「認証」や「ロゴ」のことを、Wi-Fiといいます。
Wi-Fiのロゴが入った機器同士なら、違うメーカーの製品でも互いに無線LANでつながります。
スマートフォンやタブレット、ノートパソコンのほか、テレビやゲーム機などがケーブル無しでも簡単にネットにつながるのは、Wi-Fiという共通のルールを守ってくれているからです。
そのおかげで、好きな部屋でタブレットが使えたり、ケーブルを気にせず部屋の模様替えが自由にできたりするのです。
現在では、ほとんどの無線LAN機器がWi-Fiに適合しています。
そのため、Wi-Fiと無線LANは同じものだと考えても、とくに不都合はないでしょう。
フリーWi-Fiにも「公衆無線LAN」という別名がありますが、まったく同じ意味で使われています。
ところで、スマートフォンはWi-Fiをオフにしているときでも4G(フォージー)や5G(ファイブジー)の電波でネットにつながります。
こちらは「モバイルデータ通信」(または「パケット通信」)といって、Wi-Fiとは別の方式です。
モバイルデータ通信では、携帯電話会社との契約にもとづいて、その通信網を利用させてもらっています。
容量に制限があったり通信料がかかったりするのは、そのためです。
フリーWi-Fiとは
フリーWi-Fiとは、誰でも使えるよう公共の場所で無償公開されているWi-Fiのことです。
フリーWi-Fiが使える場所のことを、「Wi-Fiスポット」や「無線LANスポット」などといいます。
自宅でWi-Fiを使うときのように、外出先でも通信量を気にせず、しかも無料で使えるのがフリーWi-Fiの魅力です。
積極的に活用すれば、毎月の携帯料金を減らせるかもしれません。
加入しているのが従量制のプランなら、モバイルデータ通信の利用が減った分だけ料金を減らせます。
定額制のプランに加入中なら、もう1段階安いプランへの切り替えも検討可能です。
街中でWi-Fiが利用できるサービスには、携帯電話会社が提供しているものもあります。
コンビニやレストランの入り口に貼ってあるステッカーなどで、自分が契約中の会社のWi-Fiが使えると書いてあるのを目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
これは、さまざまな場所で同じWi-Fiサービスを使える仕組みなので、使ってみると便利かもしれません。
ただし、携帯電話会社のWi-Fiは基本的に有料であり、フリーWi-Fiとは別物です。
では、フリーWi-Fiはどこに行けば使えるでしょうか。
なかなか気づきにくいのですが、
- カフェ
- レストラン
- コンビニ
- ショッピングモール
- 地下鉄
- 空港
といったように公共交通機関にいたるまで実はさまざまな場所で使えます。
探してみると、すぐ近くにフリーWi-Fiサービスがあることに驚くかもしれません。
利用を開始するには、サービスごとにユーザー登録するのが一般的です。
よく行く場所にフリーWi-Fiがあれば、申し込んでおくと便利でしょう。
このようにさまざまな場所で使えるフリーWi-Fiですが、日本のWi-Fi環境は海外に比べてやや遅れているともいわれています。
海外からの旅行者は、言葉がわからずネットに頼ることも少なくありません。
そこで役立つのがネットですが、Wi-Fiをみつけられずに困ってしまうケースが多いのです。
そのため、外国人旅行者が困らないように、観光庁などが中心となってフリーWi-Fiの整備が進められています。
これは、無料で利用できるなどの一定の条件を満たしたフリーWi-Fiを募集し、「Japan.FREE Wi-Fi」という共通シンボルマークを掲示するというものです。
そのおかげもあってか、国内のWi-Fi環境は少しずつ充実してきています。
どうやってフリーWi-Fiに接続する?
スマートフォンなどでフリーWi-Fiに接続する手順は、おおむね以下のとおりです。
- フリーWi-Fiが使える場所に行き、Wi-Fi機能をオンにする
- 近くにあるアクセスポイントのSSIDを表示する
- 使いたいアクセスポイントのSSIDを選ぶ
- 必要に応じてパスワードを入力する
Wi-Fi経由でネットに接続できるようにする機器のことを、「アクセスポイント」といいます。
フリーWi-Fiに接続するとは、アクセスポイントに接続するということです。
アクセスポイントにはそれぞれ「SSID」と呼ばれる識別子が割り振られています。
これは、使いたいアクセスポイントがどれなのかを見分けるための「名前」にあたるものです。
実際にフリーWi-Fiに接続する際は、近くにあるアクセスポイントのSSID一覧から目的のものを選ぶ必要があります。
これは、「接続したいアクセスポイントの名前」をあらかじめ知っておく必要があるということです。
また、アクセスポイントのセキュリティによっては、事前にパスワードも入手しておかなければなりません。
SSIDやパスワードは、ステッカーやパンフレットなどで目につく場所に掲示されているのが一般的です。
コンビニやファミリーレストランでは、フリーWi-Fiを使いたい場所で周囲を見渡せば案内がみつかることも多いでしょう。
しかし、ショッピングモールや空港などでは、広すぎてなかなかみつからないかもしれません。
Webサイトで案内されていることも多いので、大きな施設などで利用する予定があるときは事前に調べておくとよいでしょう。
ここまでの手順は、自宅でWi-Fiを使っている人なら一度は経験しているかもしれません。
自宅の場合はこの時点で接続完了ですが、フリーWi-Fiではもう少し手続きが必要なこともあります。
残りの手続きは、ブラウザを開くと表示されるのが一般的です。
画面の案内に従って利用規約への同意やユーザー登録を行うと、ネットを自由に利用できるようになります。
フリーWi-Fiは危険?
フリーWi-Fiは危険だという話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
たしかに、フリーWi-Fiの利用には一定のリスクがあります。
安全に利用するためにも、具体的にどのような危険があるのかを知る必要があるでしょう。
そのためには、安全なネットと危険なネットの違いを理解するのが近道です。
まずは、無線LANという言葉に含まれる「LAN(Local Area Network)」について理解を深めましょう。
LANとは本来、ごく限られた範囲にあるコンピューター同士を接続したネットワークを指すものです。
家の中でスマートフォンやゲーム機をつないだり、会社の同じフロアにあるパソコンやプリンターをつないだりしたのがLANです。
この場合、知らない機器が勝手にネットワークにつながってしまうことはありません。
すべての機器が管理下にあるため、共有フォルダなども安心して使える安全な環境です。
フリーWi-Fiも、公衆無線LANという別名からわかるとおりLANの一種です。
同じアクセスポイントに接続中のスマートフォンやパソコンは、家の中のLANと同じような状態になっています。
ただし、知らない人と一緒に利用するという点が家で使うLANとは異なります。
共有フォルダなどを通して、プライベートな情報を他人に盗み見られる恐れがあるのです。
最悪の場合は、コンピューターに侵入されて遠隔操作されたり、データ改ざんやウイルスによる被害を被ったりするケースも考えられます。
自分のスマートフォンやパソコンにセキュリティソフトをインストールすれば、被害は防げると考える人もいるかもしれません。
しかし、フリーWi-Fiには無線が暗号化されていないものもあります。
この場合、たとえ侵入を防げたとしても、通信内容を覗き見されてしまう恐れがあります。
技術と悪意のある人なら、たった1通のメールからメールアドレスなどの個人情報や添付ファイルの中身までも盗み出すことが可能です。
さらに、アクセスポイントそのものが悪意ある人物が仕掛けた偽物という場合もあります。
SSIDが本物のアクセスポイントと同じになっていたり、いかにもその施設のもののような名前だったりすると、偽物を見破るのは簡単ではありません。
うっかり騙されて接続してしまうと、すべての通信内容が盗まれてしまうこともあるのです。
フリーWi-Fiを安全に使うには
フリーWi-Fiを安全に使うには、以下のようなポイントに気をつけましょう。
誰にでもできることが中心なので、ぜひ対策を検討してみてください。
- 「野良Wi-Fi(のらワイファイ)」にはつながない
- 暗号化されていないWi-Fiにはつながない
- 暗号化されていないWebサイトは利用しない
- パスワードやクレジットカード情報の入力は避ける
まず、誰が提供しているのかわからないアクセスポイントには絶対につながないようにしましょう。
このようなアクセスポイントは「野良Wi-Fi」と呼ばれる、非常に危険なものです。
少しでも怪しいと感じたら、つながないのが基本です。
次に、無線が暗号化されていないWi-Fiは、通信を傍受される恐れがあるので可能な限り避けましょう。
暗号化されているかどうかは、SSIDを一覧から選ぶときに判別できるようになっています。
「鍵」のマークが表示されているSSIDは、暗号化されているので安全です。
無線そのものだけでなく、Webサイト単位で施される暗号化もあります。
URLが「https://」から始まるものは、インターネット通信が「SSL」という技術で暗号化されている安全性の高いWebサイトです。
これに対し、URLが「http://」から始まるWebサイトは暗号化されていないため、通信を傍受される危険性があります。
SSLが有効になっているかどうかは、ブラウザのアドレス欄に「鍵」マークがついているかどうかで判別できます。
以上の対策は、よく注意を払ってフリーWi-Fiを利用すればできることではありますが、うっかりミスは完全には防げません。
万全を期すなら、ユーザーアカウントを必要とするようなサービスは、フリーWi-Fiからは使用しないのが望ましいでしょう。
- 銀行アカウントへのログイン
- ショッピングサイトでのクレジットカード利用
などは、とくに避けたいところです。
なお、フリーWi-Fiの安全性を高めるには、「VPN(ブイピーエヌ)」を使う方法もあります。
これは、他人とアクセスポイントを共有する危険性を排除しつつ、通信もすべて暗号化してしまう技術です。
本格的なVPNは企業などで導入するものですが、このあと紹介する方法を使えば個人でも簡単に使うことができます。
3フリーWi-Fi自動接続アプリ「タウンWiFi」とは
街中には、さまざまなフリーWi-Fiサービスが入り乱れています。
安全に利用するには、注意が必要な部分もあります。
詳しく知るほど、はたして自分に使いこなせるのかと不安になる人もいるかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、「タウンWiFi」というアプリです。
タウンWiFiとは
タウンWiFiは、「誰もが自由にいつでもどこでもインターネットができる」未来を目指して、GMO(ジーエムオー)が提供している無料アプリのことです。
インストールすれば、今いる場所に応じて簡単・安全にフリーWi-Fiに自動で接続できるようになります。
対応スポットは35万箇所以上で、1,000万ダウンロードを突破しています。
このアプリの最大の特長は、主要なフリーWi-Fiを最初から「知っている」という点です。
これにより、通常は自分で行わなければならないログインなどの操作をタウンWiFiが代わりにやってくれます。
場所を移動するだけで使えるサービスをみつけて自動接続してくれるので、効率よくフリーWi-Fiを活用できるようになるでしょう。
スマートフォンで使えるタウンWiFiには、
- iPhone(アイフォン)版
- Android(アンドロイド)版
がありますが、基本的な機能に大きな差はありません。
ただし、スマートフォンごとの仕組みに対応するために設定方法に少し違いがあります。
iPhone版の設定方法は、次の通りです。
- アプリを開き、「通知」と「位置情報」の使用を許可する
- 接続したいフリーWi-Fiを選ぶ
- タウンWiFiのユーザー登録を行う
- 自動接続設定をインストールする
まず、アプリをダウンロードしてはじめて開くと、「通知」と「位置情報」の使用許可を求められます。
ここでは、どちらも必ず「許可」を選んでください。
すると、フリーWi-Fiが使える場所に来たときに、通知で知らせてもらえるようになります。
次に、自動接続のための設定が必要です。
利用可能なフリーWi-Fiのなかから希望のものを選び、タウンWiFiへのユーザー登録を行いましょう。
続けて「自動接続設定をインストールする」を押すと、「プロファイル」のインストール画面に切り替わります。
プロファイルとは、Wi-Fiの接続情報などが格納されたファイルです。
画面の指示に従ってインストールを完了すれば、フリーWi-Fiへ接続できます。
Android版の設定方法は、次の通りです。
- アプリを開き、「位置情報」の使用を許可する
- タウンWiFiのユーザー登録を行う
まず、アプリをダウンロードしてはじめて開くと、「位置情報」の使用許可を求められるので「許可」を選びましょう。
次に、自動接続できるようにするため、タウンWiFiへのユーザー登録を行います。
画面に従って必要事項を入力すれば、設定完了です。
タウンWiFiのメリットは?
タウンWiFiには、以下のようなメリットがあります。
- 対応しているWi-Fiスポットが多い
- はじめて行く場所でも簡単に使える
- 野良Wi-Fiに騙される心配がない
- 携帯の電波が届かないところでも使える
- タブレットなどでも利用できる
タウンWiFiは、コンビニやレストラン、ショッピングモールや公共交通機関など、Wi-Fiが使えると便利な場所を網羅しています。
また、観光地や図書館などに設置された市区町村によるWi-Fiスポットにも対応しているので、さまざまな場所で使用できます。
サービスごとの利用開始手続きやログインを手動で行う必要もないため、はじめて行く場所でもフリーWi-Fiにつなぐのは簡単です。
積極的に使えば、携帯料金の節約にもつながります。
また、タウンWiFiで利用できるアクセスポイントは、登録済みの身元が確かなものばかりです。
野良Wi-Fiに騙される心配がなくなるので、いつでも安心して接続できるでしょう。
さらに、モバイルデータ通信の電波が届きにくい場所でも使用可能です。
今までネットにはつながらないと思っていた場所でも、フリーWi-Fiが届く場所ならブラウザなどが使えるようになります。
携帯電話の契約がついていないタブレットなどにもインストールできるので、ネットの活用範囲はさらに広がるでしょう。
タウンWiFiをもっと便利に使う方法
タウンWiFiの自動接続は、面倒な操作を省いて主要なフリーWi-Fiを有効利用できる便利な機能です。
ただし、場所によっては速度の遅いWi-Fiにつながってしまうこともあります。
いつもネットが遅くなってしまう場所があるようなら、そのWi-Fiサービスを自動接続の対象から外す設定も可能です。
近くに別のアクセスポイントがあれば、そちらにつないで快適に利用できるようになります。
アプリ内には、現在地の周辺で利用できるフリーWi-Fiを簡単にチェックできる画面もあります。
地図表示なので、どこにアクセスポイントがあるのかは一目瞭然です。
よく行く場所でアプリを開いてみれば、近くに新しいWi-Fiスポットを発見できるかもしれません。
さらに、タウンWiFiアプリには、Wi-Fiをリクエストできる機能もついています。
これは、同じお店にWi-Fiをリクエストした人が100人以上になると、タウンWiFiのスタッフがフリーWi-Fiの設置を交渉してくれるというサービスです。
いつも利用するカフェなどで、「ここでWi-Fiが使えれば便利なのに」と感じている場合には、アプリからリクエストを送ってみましょう。
実際にフリーWi-Fiが設置されたときには、通知で知らせてもらえます。
タウンWiFiではWi-Fiを設置したい店舗へのサポートも行っているので、願いがかなう可能性は案外高いかもしれません。
タウンWiFiで心配なこと
フリーWi-Fiの利用には、ある程度のリスクがあることは説明した通りです。
タウンWiFiを使えば野良Wi-Fiを避けられるため、ある程度のリスクは自然に回避できます。
しかし、たとえ身元が確かなWi-Fiでも電波が暗号化されていない場合がある点には注意が必要です。
このことを理由に、フリーWi-Fiへの自動接続を不安に感じる人もいるかもしれません。
セキュリティ強化のためには、タウンWiFiのVPN機能を利用するのがおすすめです。
VPNは「Virtual Private Network」の略で、離れた場所にあるネットワークやコンピューターの間に仮想的なケーブルを通し、全体で1つのネットワークのように扱う技術です。
これにより、権限をもった人しかネットワークに入れなくなるうえ、通信もすべて暗号化されるので高い安全性が確保されます。
リモートワークで自宅から会社にアクセスする場合などに、実際によく使われている方法です。
タウンWiFiのVPN機能を使えば、プライベート用のスマートフォンでも仕事用のパソコン並に安全なネット環境を使えるようになります。
赤の他人が同じアクセスポイントを一緒に使っていても、情報を盗み見られる心配はありません。
タウンWiFiでは、VPN機能も無料で利用できます。
iPhoneの場合は、「WiFiプロテクト」という別アプリになっているのでダウンロードして使用します。
Androidでは、VPN機能はタウンWiFiアプリに内蔵されているため、追加のダウンロードは必要ありません。
4フリーWi-Fiを簡単・安全に使いたいなら「タウンWiFi」
フリーWi-Fiを使えば、街中でも無料でインターネットに接続できます。
積極的に活用すれば通信料金の節約にもつながるでしょう。
気軽に使うことができる一方、安全に利用するためには気をつけなければならないポイントもあります。
そこでおすすめなのが誰でも簡単かつ安全にフリーWi-Fiが使えるようになるアプリ「タウンWiFi」です。
さまざまな場所や施設に対応しており、安全なアクセスポイントへの接続を自動で行ってくれます。
また、すべての通信を暗号化するVPN機能も簡単に利用できるようになっており、無料でダウンロードできるため、ぜひ一度使ってみてください。
ただし、場所によっては速度の遅いフリーWi-Fiにつながってしまうこともあるため、外出先でいつでも快適にインターネットを利用したいという人は、持ち運び可能で高速通信ができるモバイルWi-FiのWiMAX 2+(ワイマックス)の契約がおすすめです。
契約を検討される場合には「WiMAXのキャンペーンを比較検討する際のチェックポイントはこれ!」で詳しい情報を確認してみてください。
この記事の監修者
GMOインターネットグループ株式会社
とくとくBB事業部所属
プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」事業責任者/ネット回線の専門家
10年以上にわたりGMOとくとくBBで販売しているインターネット回線全般のマーケティングに携わっており、モバイルWi-Fiから光回線・固定電話回線まで取り扱っているため、通信業界の幅広い知見がある。
現在はGMOとくとくBBの事業責任者をしながら、インターネット回線のスペシャリストとして当サイト「Smafi(スマフィ)や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。