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【2022年以降の作品が対象】ネットフリックスが米国内でソニー映画を独占配信!

2020年から続くコロナ禍による巣ごもり状態。
こんなときに頼りになるのは、なんといっても動画配信サービスです。

このタイミングで「動画配信サービス大手のネットフリックスがソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの2022年以降の作品を公開後、米国内で独占配信契約を発表した」というニュースが飛び込んできました。
くわしい内容は一体どうなっているのでしょうか。
そして、今後ネットフリックスの配信にどのような影響があるのでしょうか。

そこでこの記事では、ネットフリックスとソニー・ピクチャーズ エンタテインメントのサービスの特徴・代表作品とともに、プレスリリースの内容について紹介します。

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ネットフリックスがソニー・ピクチャーズ作品の独占配信を発表

2021年4月8日、ネットフリックス(Netflix)はソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと、米国での映画配信に対する複数年の独占ライセンス契約を結んだことを発表しました。

プレスリリースのまとめ

ネットフリックスがプレスリリースした内容をまとめたのが、以下の表です。

 
項目 内容 備考
対象エリア 米国(アメリカ) 日本の配信については2021年5月時点では特になし
契約期間 2022年~複数年 メディアでは4年とも5年とも報道されている
また、10億ドルを超える巨額契約であったと推測される
ライセンス対象 すべてのレーベルやジャンルの映画 すでにスパイダーマンなどが配信されているが、すべての映画に拡大
ファーストルック権の期間(※) 18ヶ月 映画館または配信サービスで公開終了後18ヶ月間は、ネットフリックスでしか配信できない
※優先交渉権契約の一種。ファーストルック契約とも呼ぶ。一般的には映画監督・製作会社の企画や映像を配給会社が優先的に見られる権利などを指すが、今回の契約では配信独占権が期間限定で与えられる

劇場向け以外に配信向け映画も対象

注目すべきは、劇場公開向け映画だけではなく、配信向けに製作した映画も独占ライセンスの対象となっていることです。
コロナ禍の影響によって映画館での公開が見送れており、配信向けの映画が増えると予想されるなか、ネットフリックスのユーザーにとってもメリットが大きい契約内容といえるでしょう。

どんな映画が独占配信されるの?

では、この独占契約によって、どのような映画が楽しめるようになるのでしょうか。
2022年にソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが公開予定の映画を紹介します。
これらは、公開終了後にネットフリックスで独占配信されるようになります。

 
「スパイダーマン:スパイダーバース」続編 マーベルの世界的ヒット映画シリーズ
「ジュマンジ」シリーズ 家族で楽しめるアクション・アドベンチャーの傑作
「バッドボーイズ」シリーズ 痛快アクションコメディが早くも第4弾の製作開始
Morbius(原題) マーベルコミックのスーパーヒーロー映画
Uncharted(原題) PS4の人気アクションアドベンチャーゲーム
Where the Crawdads Sing(原題) 伊坂幸太郎原作、ブラッド・ピット、レディー・ガガが出演する話題作
Bullet Train(原題) ミステリー×ロマンス×大自然でベストセラーになった小説の映画化

ご覧のように、誰でも知っている人気シリーズや話題作・期待作が目白押しで、いち早くネットフリックスで視聴したいという人も多いのではないでしょうか。

日本ユーザーが気を付けておきたいこと

先に述べたラインナップを見てネットフリックスに新規加入するのは、ちょっと待ってください。
すでに紹介したとおり、この特典を受けられるのは米国のユーザーだけです。
日本での配信予定はまだ決まっておりません。

もう1つ知っておきたいことは、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントはウォルト・ディズニーとも配信契約を結んでいるということです。
結論を簡単にいえば、以下のとおりです。

  • 公開終了後、18ヶ月間はネットフリックスが独占配信
  • それ以降は「ディズニー+(プラス)」などディズニーの配信プラットフォームで配信

そのため、「すぐに視聴できなくてもいい」「ディズニー作品も好き」「何度も繰り返し見たい」というような人は、ネットフリックスではなく、ディズニー系配信サービスを選んだほうがよい場合があります。

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【有名&人気映画の配給会社】ソニー・ピクチャーズってどんな会社?

ネットフリックスとパートナー契約を行ったソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、どのような会社なのでしょうか。
代表作品、人気作品とともに紹介します。

どんな会社か

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、

  • 映画
  • テレビ番組
  • デジタルコンテンツの配給や配信
  • 製作

を行っている会社です。
本拠地を東京に持つソニーグループの子会社ですが、ロサンゼルスに広大なスタジオを構えるアメリカ企業です。
映画ファンのなかには、ウォルト・ディズニー・スタジオ、パラマウント・ピクチャーズ、ユニバーサル・スタジオ、ワーナー・ブラザースとともに、配給会社「ビッグ5」の1つとして覚えている人も多いでしょう。

代表作品・人気作品

ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントは複数の系列会社によって運営されています。人気作品が多く紹介しきれませんが、一例を以下に示します。

 
会社名 ジャンル 作品例
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(コロンビア・ピクチャーズ 、トライスター ピクチャーズ)
王道エンタメ ザ・シークレット・サービス
エアフォース・ワン
メン・イン・ブラック
ベスト・フレンズ・ウェディング
ヴェノム
など
ソニー・ピクチャーズ・クラシックス アート系インディペンデント グリーン・デスティニー
カポーティ
ペルセポリス
カンフーハッスル
おとなのけんか
リヴァプール、最後の恋
など
ソニー・ピクチャーズ アニメーション デジタル
アニメーション
スパイダーマン:スパイダーバース
モンスター・ホテル
スチュアート・リトル
スマーフ
など
スクリーン・ジェムズ コア層向けのSF・ホラー バイオハザード

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【世界最大級の動画配信サービス】ネットフリックスってどんな会社?

ここではネットフリックスとはどのような会社か、動画配信サービスの特徴、人気・注目コンテンツについて紹介します。

どんな会社か

ネットフリックスのユーザー数は、190ヵ国以上で2億400万人以上。
幅広い映画のジャンルやドラマ、ドキュメンタリーなどを網羅した、世界最大級の動画配信サービスです。
月額定額制で好きなだけ視聴でき、パソコンやスマホなどデバイスを問わず利用できます。

他の動画配信サービスと比較した際のネットフリックスの強みは、次の2つです。

オリジナル作品が魅力的

ネットフリックスはオリジナル作品に潤沢な資金をつぎ込んでいます。
その額、なんと170億ドル。
日本円で1.8兆円をオリジナル作品製作に使っていると言われています。
そのクオリティの高さから、ネットフリックス中毒になってしまう人は少なくありません。

たとえば、アカデミー賞9部門10ノミネートを果たした、第二次世界大戦後の裏社会を描いた「アイリッシュマン」、視聴者数4,000万人突破の「ストレンジャー・シングス  未知の世界」などがあります。
日本製作の作品としては、山田孝之主演でAVの帝王の生涯を描いた「全裸監督」も話題です。

ネットフリックスのオリジナル製作は年々規模が拡大してきており、今後の展開が楽しみな分野です。

ユーザー1人ひとりに合わせたレコメンド機能が強力

ネットフリックスは「パーソナライズレコメンド」という、個人の趣味・嗜好を予測する強力なおすすめ機能が高く評価されています。
「こんな映画が見たかった」「意外に私こういう俳優が好きかも」などと、芋づる式にパーソナライズレコメンドのおすすめ作品を楽しむ人も多いようです。
検索機能も使い勝手がよいことから、ネットフリックスはヘビーユーザーに特におすすめできる動画配信サービスの1つです。

人気・注目のコンテンツについて

ネットフリックスは、人気10作品を毎日ランキング化する「今日のTOP10リスト」を公開しています。試しに2021年5月1日のTOP10をのぞいてみましょう。

 
映画 テレビ
1位 ホムンクルス ヴィンチェンツォ
2位 るろうに剣心 東京リベンジャーズ
3位 きみの瞳が問いかけている 愛の不時着
4位 るろうに剣心 京都大火編 呪術廻戦
5位 ろろうに剣心 伝説の最期編 SHAMAN KING
6位 愛がなんだ YASHAMANUKE ヤスケ
7位 闇はささやく 七つの大罪
8位 微笑む人 アイシールド21
9位 朝が来る 転生したらスライムだった件 転スラ日記
10位 彼女 梨泰院クラス

ランキングは毎日配信されるので、面白い作品がないか探すのにも使えそうです。

続いて、最も多くTOP10にランクインした作品をネットフリックスが集計した2020年度総合人気ランキングも見てみましょう。

 
1位 愛の不時着
2位 梨泰院クラス
3位 テラスハウス:Tokyo 2019-2020
4位 ハイキュー!!
5位 炎炎ノ消防隊
6位 サイコだけど大丈夫
7位 ARASHI’s Daily-Voyage
8位 青春の記録
9位 キム秘書はいったい、なぜ
10位 痛いのは嫌なので防護力に極振りしたいと思います

韓国ドラマが強く1位、2位にランクインしました。また、日本のアニメ作品も人気のようです。
ちなみに「鬼滅の刃」は2019年から配信されているので対象外になっています。

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まとめ

ネットフリックスはソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと、2022年以降の作品を公開後、米国内で独占配信する契約を結びました。
世界最大級の動画配信サービス会社と配給会社ビッグ5の1社の提携は、ネットフリックス利用者や映画ファンにとっても期待が持てるところです。

ネットフリックスへの加入を検討する際には、今後の日本展開を見極めながら、他社と比較するとよいでしょう。

また、ネットフリックスなどの動画配信サービスを最大限に楽しむためには、高速なインターネット回線が必要です。
回線が遅すぎると、画質が低下したり、動画が途切れ途切れになってしまう可能性もあります。

そのため、現在動画配信サービスへの加入を検討中で、自宅のインターネットに不安がある人は高速通信が可能な光回線の導入をあわせて検討することをおすすめします。
その中でもドコモやahamoのスマホを使っている人は「ドコモ光」、auのスマホを使っている人は「auひかり」を申し込むことでスマホの料金が割引になるためお得です。
くわしい光回線の選び方については「最安値を選ぶポイントは?特典が豊富なおすすめの光回線の選び方」を参考にしてください!

安定したインターネット環境を手に入れて、動画視聴を楽しみましょう。

※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。

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この記事の監修者

野口 圭一

GMOインターネットグループ株式会社
とくとくBB事業部所属

プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」事業責任者/ネット回線の専門家

10年以上にわたりGMOとくとくBBで販売しているインターネット回線全般のマーケティングに携わっており、モバイルWi-Fiから光回線・固定電話回線まで取り扱っているため、通信業界の幅広い知見がある。

現在はGMOとくとくBBの事業責任者をしながら、インターネット回線のスペシャリストとして当サイト「Smafi(スマフィ)や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。