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【最新版】高画質動画も快適に視聴できる!光回線の平均速度はどのくらいなのか?
光回線は人気のサービスの一つです。
その人気の理由は他のインターネット回線よりも速い通信速度に魅力を感じる人が多いからでしょう。
ただ、光回線と一言でいっても速度は選ぶサービスや通信環境によって変わってきます。
そこでこの記事では気になる通信速度の平均値はもちろん、動画などを快適に楽しめる速度の目安や、自宅ですぐに試せる簡単な測定方法について紹介していきます。
また、光回線そのものの選び方もお教えしますので、これから導入を検討しているという方や乗り換えを考えている方はぜひ参考にしてください。
目次
1光回線の平均速度はどのくらいなのか?理論値と実測の違い
光回線の速度は各社が理論値として公表しています。
そのため、各社の光回線情報を調べれば速度を知ることができるでしょう。
ただ、公表されている理論値というのは実際に利用するときの速度とは異なるものです。
そこでここでは、それぞれの数値の平均がどのくらいなのかを紹介します。
最大通信速度の平均
各社が公表している理論値での最大通信速度の平均は1Gbps(1000Mbps)です。
これは光回線各社のほとんどで同じ数字となっています。
ただ、最近ではエリア限定という条件付きで最大10Gbpsといった数値を公表している回線もあります。
サービス名 | 公式の最大通信速度 | エリア限定の最大速度 |
---|---|---|
ドコモ光 | 最大1Gbps | 最大10Gbps |
auひかり | 最大1Gbps | 最大10Gbps |
SoftBank光 | 最大1Gbps | 最大10Gbps |
NURO光 | 最大2Gbps ※有線接続の場合は最大1Gbps |
最大20Gbps |
※2020年7月自社調べ
また、最大通信速度とはベストエフォート型と呼ばれる理論上可能な通信速度です。
そのため、実際には各社のサービスや通信環境によって速度が異なるということを覚えておきましょう。
実測速度の平均
光回線での実測速度の平均は、
- 下り:200~300Mbps程度
- 上り:100~200Mbps程度
の数値がでます。
この実測速度の平均は、光回線(光コラボ含む)サービスを提供している上位10社のものを検討した結果です。
一般的には100Mbps以上あれば、高画質動画やオンラインゲームを快適に通信できるといわれています。
したがって、今回紹介したような実測値のでる光回線を利用すれば、問題なくそれらを楽しめるということです。
2最低限必要な通信速度はどのくらい?目的別の目安
ネットを利用する目的は人によってさまざまです。
そして、その利用目的によっても必要な通信速度は変わってきますので、ここからは目的別の通信速度の目安となる数値を紹介します。
サイト閲覧やメール送信など
サイト閲覧やメール送信は多くの人がネットで行う行動でしょう。
このときに必要となる通信速度は、
- メールやLINEでテキストを送受信する場合:128kbps〜1Mbps程度
- サイトを閲覧する場合:1Mbps〜10Mbps程度
が目安となります。
YouTubeや動画配信サービスの利用
YouTubeは他の動画配信サービスと比べると、比較的コンパクトな通信速度で楽しむこともできます。
具体的な通信速度の目安は500Kbps以上です。
動画の解像度 | 推奨される通信速度の目安 |
---|---|
4K動画 | 20Mbps |
HD 1080p | 5Mbps |
HD 720P | 2.5Mbps |
SD 480p | 1.1Mbps |
SD 360P | 0.7Mbps |
ただ、プレミアムコンテンツを楽しもうと考えるなら、1Mbps以上の通信速度が必要になるでしょう。
また、他の動画配信サービス利用のときには、2Mbps以上が必要になってきます。
高画質動画の視聴やオンラインゲーム
普通の動画よりも画質などが良い高画質動画は、通常以上に多くの速度を必要とします。
- SDと呼ばれるDVDと同程度の画質:0.9~3.0Mbps
- クオリティの高いHDと呼ばれるブルーレイと同程度の画質:5.0~8.0Mbps
ほどの通信速度が必要です。
また、オンラインゲームは最も通信速度を必要とするサービスの一つです。
オンラインゲームをしっかりと楽しみたいなら、30~100Mbps程度の通信速度を維持できる環境は整えておくべきでしょう。
3光回線速度の実測値を計るためのサービスと測り方
光回線の速度を知るときに大切なのは実測値です。
その実測値を測る方法としては、測定サービスを利用するのが便利です。
なお測定サービスには複数のものがあるので、ここでは代表的なものをいくつか紹介しましょう。
また、実際の測り方も解説します。
実測値を図るための主なサービス
実測値を測るサービスの多くはネット上に存在します。
そのため、誰でも気軽に利用できるのが特徴です。
複数あるサービスそれぞれの使い方と特色を見ていきましょう。
Speedtest.net
Speedtest.netは使用している回線の通信速度を測定できる便利なサービスです。
ダウンロードとアップロードの両方合わせて1分程度で計測できるという、スピードの速さも使いやすいと評判です。
具体的な使い方としては、Speedtest.netのサイトにアクセスして真ん中にある「GO」のボタンを押すだけでできます。
シンプルでクールなサイトデザインと合わせて、非常にわかりやすいつくりとなっているのです。
また、Speedtest.netにはスマホのアプリバージョンも存在しますので、アプリを利用すればスマホで計測することも可能となっています。
パソコンだけではなく、スマホの通信速度も知りたい場合は一緒に使ってみると良いでしょう。
検索エンジンサービスの運営などで世界的に有名なIT企業であるGoogleは、回線速度を計測できるサービスの提供も行っています。
これはGoogleの機能の一つとして利用できるものです。
利用方法としてはネット上で「インターネット速度テスト」や「スピードテスト」と検索し、
検索エンジンで最上位に表示されている部分の指示に従うだけで利用できます。
具体的には「速度テストを実行」というボタンがあるので、そこをクリックして通信速度を測定するのです。
なお、この機能を利用するとインターネットリサーチ促進のため、IPアドレスと速度結果が公開されることになります。
Fast.com
Fast.comはNetflixが提供しているスピードテストサイトです。
特徴としてはFast.comのサイトにアクセスすると、すぐに計測が始まるということです。
余計なものがない、シンプルな設計のサービスといえるでしょう。
そのため、誰でもわかりやすく使いやすいものとなっています。
また、測定しているのはインターネット利用時のダウンロードのスピードです。
余計な広告などもサイト内には一切ないので、快適に利用することが可能でしょう。
さらにパソコン以外にも、スマホやタブレットが利用可能になっています。
それぞれの端末を所有している人は、各端末の通信速度を比べてみるのも面白いかもしれません。
Radish Network Speed Testing
Radish Network Speed Testingの通信速度測定システムの特徴は、最新のブラウザやスマホでも測定可能ということです。
さらに、速度結果を他人と共有できるので、回線の乗り換えを検討しているときの参考にすることもできます。
また、ナローバンドからブロードバンドまでと幅広い回線測定に対応し、下りと上りの両方を正確に測定するとうたっています。
実際に利用者の評判でも精度が高いと高評価なので、正確性にこだわる人にはおすすめのサービスです。
なお、通信速度測定に使用するサーバーは2カ所にあり、測定時に東京か大阪のいずれかの測定サーバーを選ぶシステムとなっています。
実測値の測り方
実測値を測りたければ、まず各サービスサイトへアクセスしましょう。
いくつかのサービスがありますが、これは自分の好みや目的に合わせて選んで構いません。
また、複数サービスを利用して数値を比べてみるのも良いでしょう。
利用するサービスによっては、
- java
- FlashPlayer
が必要になることもあります。
その場合はあらかじめ、これらのものをインストールして用意しておかないと利用できないので注意が必要です。
具体的な利用方法は各サービスによって微妙に変わってきますが、基本的には「実行」ボタンをクリックすると測定が始まる仕組みです。
測定時間はだいたい1分程度で終わります。
また、利用するサービスによっては測定結果に対する評価コメントを書くこともできます。さらに通信速度向上の方法を具体的に紹介するサービスも存在するので、必要に応じて有効利用しましょう。
測定結果の見方
サービスを利用して通信速度を測定しても、測定結果の見方がわからなければ意味がありません。
測定結果の判断方法としては、光回線各社が公表している理論値をもとに判断する方法があります。
具体的には、公表されている最大通信速度の2~3割程度の速度実測値が計測されていれば問題ありません。
この考え方を実際の数字に当てはめてみましょう。
例えば光回線各社が公表している最大通信速度は1Gbpsなので、実測値としては200~300Mbps程度があれば標準的な数値と考えることができます。
また、ネットで動画を頻繁に見る人もいるでしょう。
この動画を視聴するためには最低でも下り速度で3Mbps以上あることが理想といわれています。
4平均より速度が遅い?光回線の通信速度に関する注意点
光回線の通信速度はさまざまな条件によっても変わってきます。
通信速度に影響を与える要因は複数あるということです。
ここではその条件と、通信速度に関する注意点を合わせて紹介します。
時間帯によって変わる
光回線の通信速度というのは利用する時間帯によっても大きく変わってきます。
当然のことながら、混雑する時間帯というのは通常の平均速度より遅くなります。
具体的に通信速度が遅くなりやすい時間帯というのは、夕方から20時頃までです。
この時間帯は会社などの外出先から帰ってきてネットを利用する人も多く、回線が混みあいやすいのです。
また、土曜日や日曜日などの多くの人が休みの日も、場合によっては回線が混みあうことがあります。
サイトによってはアクセスが困難になるときもありますが、その場合は時間帯をずらして利用してみるようにしましょう。
多くの場合はピークの時間を過ぎれば、通信速度はもとに戻ります。
使う場所や建物によって変わる
光回線の通信速度は時間帯だけではなく、利用するエリアや建物によっても変わってきます。
一般的には一戸建てよりも、マンションのほうが通信速度は遅くなる傾向があります。
なぜ、このようなことが起きるのでしょうか。
要因は複数ありますが、一番大きい点はマンションが一本の光回線を共有しているという部分です。
これは構造上仕方ないことですが、一戸建てでは独占的に使用できるものが、マンションでは共有という形で分散してしまうのです。
そのため、通信速度も必然的に遅くなってしまうことが多くなります。
さらに無線通信でインターネットを利用している場合は、その環境に配慮する必要もあります。
具体的には、無線LANルーターから遠い場所や電波干渉が起こりやすい環境で使用すると、通信速度も落ちるのです。
無線通信を利用していて速度が遅いと感じた場合は、このような原因も疑ってみるようにしましょう。
上りと下りで変わる
光回線の通信速度には上りと下りと呼ばれるものがあります。
上りとはアップロードのスピードを指し、下りとはダウンロードのスピードを指します。
また、一般的には下りの通信速度のほうが速く出ることが多くなっています。
どちらも大切な指標ですが、多くの利用者が重視すべきものは下りのスピードになります。
上り(アップロード) | 下り(ダウンロード) | |
---|---|---|
概要 | データを送信する速度 | データを受信する速度 |
例 | ・メールの送信 ・データのアップロード |
・ウェブサイトの閲覧 ・アプリのダウンロード ・動画視聴 |
なぜなら、インターネット利用時に使用することが多いのはダウンロードのほうであり、そのことを考慮すると必然的に下りのスピードが重要になるからです。
もちろんこれは、各利用者の利用状況によっても異なることはあるでしょう。
しかし、一般的に上りで使用することになるのはメールや画像のアップロードくらいです。そのため、特殊な使い方をしない限りは上りのスピードはあまり重視しなくても良いのです。
光回線の種類やプロバイダーによって変わる
光回線の通信速度は回線そのものの種類や、プロバイダーによっても変わってきます。
特に利用しているユーザー数が多い回線では混雑が起きやすく、時間帯によってはかなり遅くなることもあります。
また、接続方式も各プロバイダーによって異なるものです。
光回線の通信速度が遅い時間が多く、どうしても改善したいという場合はプロバイダーを乗り換えることも一つの方法でしょう。
ただし、何も考えないで他社に乗り換えても意味はありません。
事前に乗り換えるプロバイダーの回線状況などを調べてからにしましょう。
そのようにすることで、乗り換え後に自分のイメージと違ったなどの失敗を減らすことができます。
5インターネット回線を乗り換える場合の基準
通信速度が通常よりも遅いと感じた場合には、サービスを乗り換えるのも有効な手段の一つです。
ただ、乗り換えをする場合にはいくつかの判断基準もあります。
ここではその基準について紹介しましょう。
実測通信速度
実測通信速度はインターネット回線を乗り換えたい場合に重視したい基準の一つです。
これは各会社が発表している理論値ではなく、実際に利用してみてどのくらいの速度が出るのかを測ることができる数値です。
具体的には、
- 通信速度を計測してくれるスピードテストサイト
- 通信サービスを提供している会社の公式サイト
で調べることができます。
また、実測通信速度というのは、自分が住んでいるエリアによっても変わってくるものです。
そのため、エリア別の実測通信速度にも注目し、実際に使いたい場所ではどのくらいの速度がでるかも把握しておきましょう。
月額料金
月額料金も光回線利用を検討するときには大切な基準になります。
なぜなら、光回線サービスを提供する会社によって、かなり違いがでる部分だからです。
例えば、同じような契約プランの最高値と最安値を比べると月額で1,200円以上の開きが出ることもあります。
(参照:GMOとくとくBBドコモ光)
そのため、多くの利用者にとって無視できない要素となっているのです。
月額料金は光回線各社のホームページを見たり、カタログを貰ってきたりして、契約前に確認しておくと良いでしょう。
また、月額料金は一戸建てとマンションでも料金が異なります。
一般的には一戸建てのほうが1000円以上高くなっているのです。
スマホ割
光回線サービスの提供は各携帯電話会社でも行われています。
各携帯電話会社が提供するサービスでお得なのがスマホ割です。
このサービスは名前の通り、スマホとのセット料金で光通信利用料も安くなるというものです。
例えば、ドコモ光とauひかりの場合、スマホとセットで使うことで家族全員の毎月のスマホ料金が永年最大1,000円割引となります。
そのため、自分が普段利用している携帯電話会社のスマホと光通信をセットで契約した場合、どのくらいお得になるかを調べておくと良いでしょう。
人によって利用状況はさまざまですが、場合によっては通常よりも良い条件で契約できることがあります。
キャッシュバック
キャッシュバックは各光回線サービス業者が、顧客獲得のために行っているキャンペーンです。
内容は各社さまざまですが、多くの場合は特定の条件を満たすとキャッシュバックが受け取れるようになります。
そのため、有効利用できるようなら使ってみると良いでしょう。
(参照:GMOとくとくBB auひかり)
ただ、キャッシュバックは契約するプロバイダーや時期によっても変わってきます。
キャッシュバックを有効利用したいなら、常に最新の情報をチェックしておくことが大切になるのです。
プロバイダー
光回線サービスの利用を希望する場合、光回線を提供している会社の他にプロバイダーとも契約する必要があります。
そして、プロバイダーというのは、光回線を提供している会社によって選べるものが決まってくるのです。
つまり、希望のプロバイダーがあるのなら、そのプロバイダーを扱っている光回線の会社を選ぶ必要がでてきます。
プロバイダーは光回線の通信速度にも影響を与えるため、事前に情報を集めて慎重に検討する必要があります。
ここは特に重要なので、しっかりと理解しておくようにしましょう。
6光回線を申し込む際に気を付けたいポイント
光回線を実際に申し込む際には、いくつかのポイントを事前に確認しておく必要があります。
このポイントをしっかりと確認しておけば良い契約ができるので、契約前には必ずチェックするようにしてください。
サービスエリアを確認する
光回線は高速通信で便利ですが、エリアによっては使えないところも存在します。
そのため、各光回線会社の公式ページで事前にサービスエリアを確認しておく必要があります。
特に都市部から大きく外れるような場所は、使えない可能性も高くなるために注意が必要です。
また、対応エリアも大事ですが、高速通信が可能かどうかも重要になってきます。
この通信速度もエリアによって変わってくるからです。
したがって、光回線が利用可能かどうかを調べると共に、通信速度がどのくらいになるのかも把握しておく必要があります。
通信速度を把握する場合に有効な数値である実効速度は、光回線各社の公式サイトの情報を参考にすると良いでしょう。または、スピードテストサイトを利用する方法もあります。
マンションで契約可能か確認する
マンションで光回線を利用しようと考えた場合、一戸建てにはない注意点があります。
それは、事前に光回線の契約が可能なのかどうかを確認しておく必要があるということです。
なぜなら、マンションによっては光回線そのものの契約ができないことがあるからです。
このようなときは光回線の利用を諦め、工事が必要ないWi-Fiを新たな選択肢として視野に入れておくと良いでしょう。
また、契約ができる場合でも、そのマンションで契約可能な光回線サービスが決められていることがあります。
そのためマンションで光回線を利用しようとするときは、完全に利用者の自由にはならないことがあるので注意しましょう。
インターネットから申し込む
光回線サービスはさまざまな場所から申し込むことが可能です。
例えば家電量販店や店舗の窓口から申し込む人も多いでしょう。
ただ、お得な条件で申し込むことを考えた場合には、インターネットから申し込むのが最もおすすめです。
なぜなら、光回線サービスというのは同じ会社のものでも申込方法によってキャンペーンの内容が変わるからです。
そして、最もお得な条件で申し込みるのがインターネットからになります。
その中でも代理店のネット申し込みは恩恵が多く、キャッシュバックはもちろん、auひかりなど場合によっては工事費無料などの特典までついていることがあります。
以上のことを考えても、光回線サービスはインターネットから申し込むのが最善といえるでしょう。
※公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。この記事の監修者
GMOインターネットグループ株式会社
事業統括本部 宮崎オフィス マーケティングチーム所属
プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」マーケティング担当者/光回線のエキスパート
2015年にGMOインターネット株式会社(現・GMOインターネットグループ株式会社)に入社後、宮崎オフィスのマーケティングチーム立ち上げに参画し、GMOとくとくBBで販売しているモバイルWi-Fiや光回線全般のマーケティングに従事。
現在はドコモ光やauひかりを中心に光回線全般のマーケティング担当をしながら、光回線のエキスパートとして当サイト「Smafi(スマフィ)」や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。