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光回線の乗り換えでよく聞く「事業者変更」と「転用」の違いは?
光回線の乗り換えを検討する際によく耳にするのが、「事業者変更」と「転用」という言葉です。
どちらも乗り換えを指す言葉なのに、
- なぜ区別されているのか
- それぞれどんな乗り換え方法なのか
と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
「事業者変更」と「転用」は、大がかりな工事が不要で光回線の乗り換えができる、利用者にとってメリットが多い方法です。
今回は、光回線の乗り換えにおける「事業者変更」と「転用」について分かりやすく解説します。
記事を読めば、それぞれどんな手続きなのか、どんな点に注意して乗り換えればよいかがわかりますよ!
また、乗り換え先としておすすめの光回線についてもあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
1
まずはフレッツ光と光コラボを理解しよう
はじめにフレッツ光と光コラボについて、簡単に整理します。
フレッツ光とは
フレッツ光は、NTT東日本およびNTT西日本が提供する光回線のサービスです。
利用にはNTT東日本/西日本と契約すると同時に、プロバイダーとの契約が必要です。
光コラボとは
光コラボとは、フレッツ光を他の事業者が借り受けて提供しているサービスで、ドコモ光などが有名です。
ちなみに、光コラボではない代表的なサービスにauひかりやNURO光があります。
2
事業者変更とは
「事業者変更」と「転用」、2つの乗り換え方法のうち、まずは事業者変更について説明します。
事業者変更とはどんな乗り換えなのか、必要な手続きや工事の有無についても紹介します。
事業者変更とは
事業者変更とは、加入中の光コラボから他の光コラボに乗り換えることを指します。
対象になるのは、光コラボを利用している人です。
実際の手続きや工事についてはこのあと解説しますが、簡単に乗り換えできるというメリットがあります。
乗り換えのタイミングでもインターネットが使えない時期がなく、光電話を使っている場合、以前の電話番号が利用できます。
事業者変更手続きを行う場合、契約事務手数料として3,300円(税込)がかかります。
費用は、乗り換え先の光コラボで利用料金と合わせて支払います。
事業者変更するタイミングによっては、契約中の光コラボの解約違約金が発生する場合があります。
また、工事費残債がある場合、事業者変更の際に請求される点にも注意しましょう。
実際の手続きや工事は?
事業者変更では、光回線のサービスは変わるものの、回線設備はフレッツ光のままで変わりません。
このため、基本的に開通工事の必要はありません。
ただし、光回線の通信速度が変わる場合やオプションサービスを申し込んだ場合などの特別な場合には、工事が必要なこともあります。
必要な手続きには、次の4つのステップがあります。
ただしステップ2は、該当しない場合は手続き不要です。
【ステップ1】契約中の光コラボから「事業者変更承諾番号」を取得する
「事業者変更承諾番号」は、事業者変更の申し込みに必要な番号です。
契約中の光コラボによって窓口は異なりますが、Webや電話から取得できます。
【ステップ2】NTT東日本/西日本の付加サービスの手続き(付加サービスの利用者のみ)
付加サービスを利用している場合のみ、NTT東日本/西日本へ連絡し、「情報開示許諾」という手続きをする必要があります。
たとえばNTT東日本の場合、「ひかり電話」「リモートサポートサービス」「フレッツ・テレビ伝送サービス」「24時間出張修理オプション」のサービスを利用していると、この手続きが必要です。
以下の、手続きに必要なものを準備して、Webか電話で手続きを行います。
- お客様ID、ひかり電話番号または契約者の連絡先電話番号
- 契約者名
- 付加サービス利用場所住所
- 付加サービス利用料金の支払い方法
NTT東日本 | NTT西日本 | |
---|---|---|
Webでの申し込み | 8時30分~22時 土日・祝日も受付 |
8時30分~22時 土日・祝日も受付 |
電話での申し込み | 0120-112335 9時~17時 土日・祝日も受付 |
0800-200-1057 9時~17時 土日・祝日も受付 (年末年始 12/29~1/3を除く) |
【ステップ3】乗り換え先の光コラボに申し込む
申込みの際は「事業者変更」を選びましょう。
事業者変更承諾番号や必須事項を入力すれば申し込みできます。
事業者変更承諾番号には有効期限があるため、期限内に手続きを行いましょう。
有効期限はNTT東日本、NTT西日本ともに発行日から15日間です。
万が一期限を過ぎてしまった場合、新たな番号を取得する必要があります。
【ステップ4】書類受取~開通
乗り換え先の光コラボから、開通案内などの必要書類を受け取ります。
書類に記載の回線開通日に、自動的に光回線が切り替わります。
必要に応じて、ルーター・パソコン・プロバイダーなどの接続と設定を行います。
切り替え前と同じプロバイダーの場合、接続や設定は不要です。
3
転用とは
続いては、「転用」について、どんな乗り換えか、必要な手続きや工事の有無とともに紹介します。
転用とは
転用とは、フレッツ光から光コラボに乗り換えることです。
対象になるのは、フレッツ光を利用している人です。
転用も事業者変更と同じように、乗り換えのタイミングでもインターネットが使えない時期はありません。
また、光電話を使っている場合には、以前の電話番号が利用できます。
転用の場合も、契約事務手数料3,300円(税込)が発生します。
手数料は乗り換え先の光コラボから、利用料金とあわせて請求されます。
工事費やNTT側でのフレッツ光の解約金はかかりません。
「にねん割」や「光はじめ割」の違約金も発生しません。
ただし、プロバイダー側の違約金が発生する場合があるので注意しましょう。
実際の手続きや工事は?
転用の場合も、光回線のサービスは変わっても、回線設備はフレッツ光のままで変わりません。
このため、開通工事の必要はありません。
必要な手続きには、次の4つのステップがあります。
【ステップ1】 NTT東日本/西日本から「転用承諾番号」を取得する
「転用承諾番号」は、11ケタの転用の申し込みに必要な番号です。
以下の、手続きに必要なものを準備して、Webか電話で手続きを行います。
- フレッツ光のお客様ID
- 連絡先電話番号、光電話の番号
- 契約者氏名、住所
- 支払方法
NTT東日本 | NTT西日本 | |
---|---|---|
Webでの申し込み | 8時30分~22時 土日・祝日も受付 |
8時30分~22時 土日・祝日も受付 |
電話での申し込み | 0120-140-202 9時~17時 土日・祝日も受付 |
0120-553-104 9時~17時 土日・祝日も受付 (年末年始 12/29~1/3を除く) |
フレッツ光のお客様IDは、CAFで始まる13桁の番号またはCOPで始まる11桁の番号です。
NTT東日本またはNTT西日本から送付されている「開通のご案内」という書類に記載されています。
分からない場合、NTT東日本、西日本に問い合わせましょう。
【ステップ2】乗り換える光コラボに申し込む
申込みの際は「転用」を選びましょう。
転用承諾番号や必須事項を入力すれば申し込みできます。
転用承諾番号にも有効期限があるため、期限内に手続きを行いましょう。
有効期限はNTT東日本、NTT西日本ともに発行日から15日間です。
万が一期限を過ぎてしまった場合、新たな番号を取得する必要があります。
【ステップ3】フレッツ光で契約していたプロバイダーを解約する
光コラボへの申し込みが完了したら、フレッツ光で契約していたプロバイダーを解約します。
解約を忘れると、乗り換え後にも料金が発生することがあるので注意しましょう。
【ステップ4】書類受取~開通
乗り換え先の光コラボから、開通案内などの必要書類を受け取ります。
書類に記載の回線開通日になると、NTTの局所内でフレッツ光から光コラボに信号が自動的に切り替わります。
転用の際にプロバイダーを変更した場合、ルーターやONUの簡単な再設定が必要です。
また、Bフレッツなど、フレッツ光で最大速度が1Gbps以下のプランを契約していた場合、機器の取り換えや工事が必要な場合があります。
4
事業者変更と転用のポイントは「申し込み先=プロバイダー」!
事業者変更も転用も、簡単な手続きで済み、大がかりな工事も必要ありません。
「これなら乗り換えられそう」と感じている人も多いのではないでしょうか。
事業者変更や転用を行う際、どの光回線を選ぶかももちろん重要ですが、同じように重視したいのが、申し込み先=プロバイダーです。
ここからは、事業者変更と転用を行う際にプロバイダーを重視すべき理由と、おすすめの光回線、プロバイダーを紹介します。
なぜ「事業者変更」と「転用」の際にプロバイダーがポイントなのか
プロバイダーがポイントになる理由は、プロバイダーによって、光回線の実効速度(実際に出る速度)が異なるからです。
事業者変更と転用、どちらの乗り換えの場合でも、光回線のサービスは変わるものの、回線設備はフレッツ光のままであるとお話ししました。
事業者変更も転用も、大がかりな工事が必要なく乗り換えできるのはこのためです。
「乗り換えても回線設備が同じなら、どんな光回線やプロバイダーを選んでも、回線の質に変わりないのではないか?」と思う人もいるかもしれません。
ですが、選ぶ光コラボによって、光回線の通信速度は変わります。
これは、光回線設備とプロバイダーをつなぐ網終端装置という装置が原因となって、通信が混雑する場合があるためです。
網終端装置は、プロバイダーごとに別々のものが、NTTの局内に設置されています。
快適にインターネットを利用するなら、網終端装置を通らずに通信できる次世代技術に対応したプロバイダーの光コラボを選びましょう。
おすすめの光回線は「GMOとくとくBB」
次世代技術「v6プラス」で快適
GMOとくとくBBは、「v6プラス」という次世代技術に対応した光回線です。
v6プラスでは、速度遅延の原因を解消するIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6の接続方式を採用。
アクセスが集中するポイントを通らずに通信できるため、混雑の発生する時間帯でも快適です。
従来のフレッツ光の接続方式は、最大通信速度が200Mbpsに制限された古い技術であるPPPoE接続方式です。
一方、v6プラスを採用したGMOとくとくBBは、最新の接続方式であるIPoE接続を採用。
IPoE接続の最大通信速度は、PPPoE接続の500倍の100Gbpsです。
速度に自信を持っているGMOとくとくBBでは、ページ内で実際にv6プラスを利用しているお客さまの通信速度を公開しています。
下り最大速度 | 346.21Mbps |
---|---|
上り最大速度 | 298.67Mbps |
どちらの数値も、フレッツ光のPPPoE接続方式の最大通信速度である200Mbpsを上回っています。
高いお客さま満足度
GMOとくとくBBはお客さま満足度も高く、サービス利用満足度のアンケート結果では、【とくとくBB光】【ドコモ光】ともに90%(※)の人が「とても満足」「満足」と回答しています。
また、「2020年オリコン顧客満足度調査 プロバイダ広域企業」においても、GMOとくとくBBは2年連続でお客さま満足度No.1を受賞しているため、初めての方にも安心のプロバイダーです。
契約前に試すことができない光回線だからこそ、実際に契約したユーザーのレビューは参考になりますね。
2022年4月17日~4月24日(とくとくBB光)
2019年5月22日~6月4日(ドコモ光)
どこの携帯キャリアでも利用可能!「とくとくBB光」
とくとくBB光とは NTT東日本・NTT西日本フレッツ光回線とGMOとくとくBBプロバイダーを一つにまとめてお安くしたインターネットサービスです。
通信品質にこだわるだけでなく、複雑な料金プランや携帯プランの縛りがないところがポイントです 。
月額料金(税込) | |
---|---|
戸建て | 月額4,818円 |
マンション(集合住宅) | 月額3,773円 |
とくとくBB光はとにかく月額料金が安くお得な光回線です。 月額料金が変わることなくずーっとこの値段なので、安心して長期利用いただけます。
ドコモ携帯をご利用中の方は「ドコモ光」がおすすめ!
月額料金(税込) | |
---|---|
戸建て | 月額5,720円 |
マンション(集合住宅) | 月額4,400円 |
- ドコモのスマホを持っている人ならさらにお得!
ドコモ光は、ドコモのスマホとのセット割がお得な光回線です。
ドコモのスマホを持っている人がドコモ光を申し込み、スマホと光回線をセットで利用すると、セット割でスマホの利用料金が永年割引になります。
割引金額は、利用しているスマホのプランによって異なります。
スマホの料金プラン | 「ドコモ光」定額プランを契約の場合 | 「ドコモ光」2段階定額プランを契約の場合 |
---|---|---|
・5Gギガホ プレミア ・5Gギガホ ・ギガホ プレミア ・ギガホ ・5Gギガライト/ギガライト(<ステップ4:~7GB>、<ステップ3:~5GB>) |
永年1,100円値引き | 永年550円値引き |
・5Gギガライト/ギガライト(<ステップ2:~3GB>) | 永年550円値引き | 永年220円値引き |
・5Gギガライト/ギガライト(<ステップ1:~1GB>) | – | – |
プランによって、毎月最大1,100円(税込)の割引が永年続きます。
しかも、最大20回線対象です。
一緒に住んでいる家族でも、離れて暮らす家族でも割引の対象になるため、とてもお得です。
GMOとくとくBBでの「乗り換え」がお得
GMOとくとくBBでは、事業者変更・転用でGMOとくとくBBの「とくとくBB光」・「ドコモ光」に乗り換えた人に、高性能Wi-Fiルーターの無料レンタルを行っています。
ルーターはBUFFALO、NEC、ELECOMなど有名メーカーのものを取り揃え、もちろんv6プラスに対応しています。
実はv6プラスで接続するには、v6プラス対応のルーターが必要です。
機器の選定が面倒、苦手という人でもGMOとくとくBBなら、対応ルーターを無料でレンタルできるので安心です。
また、Web申し込み限定特典の用意もあるので、この機会にお得に乗り換えてみてはいかがでしょうか。
5
「事業者変更」と「転用」はGMOとくとくBBに乗り換えがおすすめ
「事業者変更」と「転用」は、どちらも光回線の乗り換えを意味しています。
事業者変更は、光コラボから光コラボへの乗り換えを、転用は、フレッツ光から光コラボへの乗り換えを指しています。
事業者変更と転用は、回線工事の必要もなく、スムーズに光回線の乗り換えが可能です。
事業者変更と転用の際にポイントとなるのがプロバイダーです。
GMOとくとくBBのとくとくBB光・ドコモ光なら、次世代技術を採用した快適な光回線にお得に乗り換えられます。
この機会にぜひ、乗り換えを検討してみてください。
この記事の監修者
GMOインターネットグループ株式会社
事業統括本部 宮崎オフィス マーケティングチーム所属
プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」マーケティング担当者/光回線のエキスパート
2015年にGMOインターネット株式会社(現・GMOインターネットグループ株式会社)に入社後、宮崎オフィスのマーケティングチーム立ち上げに参画し、GMOとくとくBBで販売しているモバイルWi-Fiや光回線全般のマーケティングに従事。
現在はドコモ光やauひかりを中心に光回線全般のマーケティング担当をしながら、光回線のエキスパートとして当サイト「Smafi(スマフィ)」や回線系WEBメディア「とくとくBB通信」などさまざまな媒体の監修で活躍中。